藻が大量発生!

 先日、特急「やくも」岡山から松江に帰る途中、伯備線新見駅までの山沿いの停車駅では、大量の蛾(が)が発生して、駅を覆い尽くしているのを目撃しました。駅のホームだけでなく、列車の車体にまでまとわりついてくるぐらいのとんでもない量の蛾の大群でした。何か自然のチカラが働いているのでしょうね。

 他人事ではありません。ここ松江市でも最近、松江城周辺を流れる堀川で、藻や水草が大量発生して、刈り取り作業に追われています。名物「堀川遊覧船」のスクリューに藻が絡まってしまい、立ち往生する事態も起こっています(1周45分のところが巻き付いた藻を切り取る作業に手間取り1時間半かかったことも)。こんなに大量に藻が発生したのは初めてだそうです。現在は、1周するごとにスクリューに絡まる藻などを取り除いているそうです。

 堀川は、遊覧船が航行できる水量を確保するために、宍道湖からポンプで水を引き入れており、塩分を含む汽水が流れ込んでいるために、宍道湖に生息する同じ種類の藻や水草が見られます。この藻の大発生は、(1)5月の記録的少雨で川の塩分濃度が上がったこと、(2)好天でシオグサの成長に適した水温20度~25度が続いたこと、(3)水質が良いために川底まで光が入りやすく、光合成しやすい状況だったこと、などが要因として考えられています。松江では、藻や水草は例年は7~8月に発生し、昨年は計6トンを刈り取ったそうですが、今年は1ヶ月以上早い6月上旬から緑色の藻が水面を覆い始め、藻刈り船4,5隻を使い1日2トンのペースで刈り取っているとか。今日も堀川周辺を電動自転車を走らせながら、確かに水面を大量の藻が覆っている姿が目撃されました。ものすごい量です。恐ろしや、自然の驚異!水都のイメージを損ねかねない厄介者の出現に、松江市と島根県は、観光や景観面への影響を懸念し、人員を増強して除去作業に乗り出しています。堀川遊覧の船頭の一人は、「説明することに気をとられて、スクリューに絡まる心配がある。普段より慎重に進路を選んでいる」と話しました。松江地方気象台によると、松江市の5月の降水量は、記録が残る1941年以降、最も少ない30ミリ(平年値134・6ミリ)でした。6月7日に梅雨入りしたとみられるが、6月の降水量も20日現在で52ミリ(6月の平年値189・8ミリ)と非常に少ないようです。今後、雨量が増えると塩分濃度が下がるため、「現在が大量繁殖のピーク」。ただ、今後水温が上がると枯死した藻が川底にヘドロ状にたまり、回収しづらい上、腐敗して悪臭を放ちます。「刈り取れるうちに刈り続けるしかない」ようですね。♠♠♠

広告
カテゴリー: 日々の日記 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中