新幹線お掃除

 以前に新幹線のお掃除チーム「テッセイ」の素晴らしさを取り上げて解説をしました(⇒コチラです)。新幹線が入線してくると、一礼をして出迎え、乗り込んで手際よく車内の掃除を行い、また一礼してお見送りをしておられるあの人たちです。ハーバード大学の授業でも取り上げられるという「7分間の奇跡」ですね。新幹線のホームに到着した車両が折り返して発車するまでの時間が12分間。そのうち、乗客が降りるのに2分間、次のお客が乗車するのに3分とられますから、掃除に使うことができるのは7分間しかないのです。1チーム22人で1両約100席を1人(グリーン車は3人)が担当します。座席の下や物入れにたまったゴミをかき集め、座席の向きを進行方法に戻し、テーブルを拭き、窓のブラインドを上げ、窓枠を拭き、座席カバーを交換し、忘れ物がないかチェックし、車内のトイレを掃除します。これを7分間で行うのですから、驚異のスピードと確かな技術です。このような一流のパーフォーマンスは、いつしか「新幹線劇場」とも呼ばれるようになりました。詳しくは、遠藤 功『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)、矢部輝夫『奇跡の職場』(あさ出版)を読むと分かります。最近も、矢部輝夫『新幹線清掃チームのやる気革命』(宝島社、2017年5月)を読みました。その中で、テッセイはスタッフのモチベーションを高めるための努力を重ね続けた結果、教わる気持ちになり始め、新しい姿を求める時期に至ったと述べておられました。これからは「矯育・脅育・恐育・狭育・怯育・凶育」ではなくて、共育・協育・驚育・響育・鏡育・恭育」を目指したい、と宣言しておられます。

 さて、以前にこのテッセイの取り組みをブログで取り上げた際に、次のようなコメントが送られてきました。この会社に働いておられた方からの苦情でした。私はそのときにも、物事には表と裏があり、100%素晴らしいなどということはないと思っていましたので、そんな面もあるのか、と思いました。絶賛の裏には、不満も渦巻いていると受け取っておけばよいかと思います。全体としては素晴らしい取り組みの会社だと感じています。❤❤❤

 かつて東京サービスセンターで3年ほど働いていました。退職時までパートでしたが他にやりたいことがあり社員になっても手取り16万前後で昇給なしなので受ける気にはなりませんでした。この会社で社員で10年以上勤めている人はあまりいません。主任や管理職まで登りつめたような人でも辞めるときは辞めます。月に10人雇って5人辞めるような感じです。ひどい時は全滅です。その度に既存の従業員の休日が減らされる訳ですが、休日出勤を月に3回以上頼まれる時もあります。社員登用も毎年受けては落とされるような人も沢山いるので、そのような人を半年契約のパートで雇い続ける会社側もどうかと思います。優秀な人は東海の清掃会社に転職します。理由は圧倒的に待遇が良いから。同じ勤務時間、仕事内容で時給1100円と日給9000円なので話にならないですよね。後、意外に本の内容で誇張されている部分があります。従業員が主体的にとは言っても、それを出す、提案するよう上司から求められれば、これは業務命令になり主体的にとは言えません。また、駅員は扉の開閉を時間通りに行うので車内で何が起きようとも待ってくれません。気がついたら車内で乗客と鉢合わせなんてことは良くありました。腰痛、ヘルニアで休職する人が後を絶たないので長く務めるところではありません

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