NIFREL

 今回大阪に行くにあたって、どうしても訪ねてみたい場所が「NIFREL」でした。1990年から大阪市で水族館を運営している「海遊館」ここには昨年行きました)がプロデュースした、「生きているミュージアム」との呼び名を持つ施設です。「感性にふれる」をコンセプトに、従来の水族館、動物園、美術館のジャンルを超えて、アートの要素も取り入れた生き物の美しさ・不思議さを直感的に表現した、子どもから大人まで、感性を豊かにする展示を行っています。そのため、水族館でよく飼育されている魚類や水辺の生物に限らず、哺乳類や鳥類も飼育していて、全く新しいタイプの水族館です。施設の名前「NIFREL」の由来は、コンセプトの「感性にふれる」から採用したとのことです。「にふれる」⇒「ニフレル」⇒「NIFREL」という洒落です。なるほど!ロゴマークは、進化する生物とEXPOCITYのゲートとしての役割をイメージして、頭文字のnを図案化した水色のものが制定されました。

 市販されているガイドブックやホームページには、アクセス方法として、私の泊まっていた「ユニバーサルシティ駅」より環状線大阪駅まで行き、改札を出て歩いて梅田駅から地下鉄御堂筋線「千里中央駅」へ。モノレール駅から 「大阪モノレール」に乗り換えて千里中央駅から「万博記念公園駅」で降りて歩いて2分、と書いてあります。実に面倒くさい!何かもっと便利な行き方はないものか?ホテル(「ユニバーサルタワー」)のフロントの女性に相談をしてみました。すると、この案の他にもう一つ便利な方法があるという。それは環状線大阪駅まで出て、京都線に乗り換えて「茨木駅」まで行くと、駅前に「万博記念公園行き」のバスが20分間隔で出ているとのこと。こっちの方がはるかに楽チンです。この方法で向かったんですが、1つだけ誤算だったのは、連休中ということもあって万博記念公園行きのバスが、長蛇の列で超満員であったことです。それさえなければ、絶対にこの方が楽チンでした。

 「万博記念公園」に入るのにも、とんでもない大行列でしたが、橋を渡って歩いて「NIFREL」にやって来て、またビックリ。チケット売り場から長蛇の行列が続いています。係員の方が「チケット購入まで30分待ち」という看板を持って案内をしておられました。ここを目標に来ているのですから、いくら待たされてもはずすわけにはいきません。実際には15分くらいで、入場券を購入でき、館内に入ることができました。3階建ての建物ですが、私たちが入れるのは1階と2階部分です。

 建物は鉄骨造り3階建てで、館内は7つのゾーンで構成されていました。いずれのゾーンにも、「生き物たちの一番面白い特徴や特性を知るための謎かけ」として、夏井いつき(俳人)さんの監修による「生きもの五七五」(飼育する生物の特徴や性格を俳句で表現した種名版)をすべての水槽に掲示していました。入り口でいただいたパンフレットには、次のような言葉が最初に出ていました。

不思議さに目を見はる。驚きや神秘さに興味を持つ。その驚きや感動を、きっと誰かと共有したくなる。生きものたちとの出会いにより、あなたの感覚は共鳴し、つながって、生きもののように目を覚ますのです。ここで出会えるのは、生きものだけじゃない。かつてない体験を通じて見つかる、新しい自分でもあるのです。  生きているミュージアム ニフレル

◎「いろにふれる…入場すると「いろにふれる」ゾーンからスタートします。水のゆらぎを感じる蓋のない13台の水槽には、赤や青、黄色など色鮮やかな魚たち、ゆるやかに色が変化していく世界が楽しみなゾーンです。青やピンク、緑色と照明の色が変わります。どの色に心を奪われますか?

◎「わざにふれる…水を噴く、砂にもぐって隠れる、周りと同じ色に変化する、など生き物たちのオリジナリティあふれる「わざ」を間近に見ることのできる工夫を凝らした水槽で、キュレーター(ここではスタッフのことを「飼育員」ではなくこう呼びます)が分かりやすく解説してくださいます。擬態するヒラメやカブトガニの裏側、ドクターフィッシュの感覚など印象的でした。

◎「すがたにふれる…光のドットが無限に続く空間の中に、生き物たちの不思議な姿が浮かび上がります。一見無機質だけれど美しい造形物と、姿かたちが不思議な生き物の個性に魅了されるゾーンです。美しい造形物と生き物の個性が調和したアーティスティックに配置された水槽が魅了します。

◎「つながりにふれる…壁と床、2面のスクリーンで迫力ある立体的な映像を上映。自然、生き物、私たち・現代生活にある「つながり」を発見できます。私たちと生き物、「同じもの」は近くに感じ、「違うもの」は面白いのかもしれません。

◎「みずべにふれる…光が差し込む広く開放的な空間には水辺に棲む大型動物の暮らしぶりが提示されます。その迫力に、驚きと感動が湧き上がりました。

◎「うごきにふれる…生き物たちの柵のない遊び場にちょこっとお邪魔できる空間です。ホワイトタイガーやワニやカピバラやペンギンなどの生き物たちが自由気ままに動き回っていて、至近距離で感じることのできる体験は、視覚的な体験とはまた違う感動を与えてくれますね。自由奔放な「うごき」を感じられる新体験に胸が高鳴ります。

◎「WONDER MOMENTS…吹き抜けの大きな空間に、アーティスト松尾高広さんが描く光のインスタレーション。宇宙から星を眺めるような神秘的な空間アート体験。水の彫刻や花木、宇宙などが球体に描かれ、光のシャワーが降り注ぎます。映像と音楽が融合した、これまでにない神秘的で幻想的なアート空間が広がっていました。フロアの映像は人の動きに反応して変化します。映像は全17シーン。約10分間上映されます。ずーっっと見ていられる美しさでした。

 水族館、動物園、美術館のジャンルを超えて、まるでアート作品を楽しむように生き物や自然の魅力を直感的に楽しめる工夫を凝らした新感覚型ミュージアムでした。ゾーンごとに全く異なる世界が広がっています。360度楽しめる新しい展示方法で、見て、感じて、生き物の生態や自分の感性「にふれる」ミュージアムでしたよ。

 二階には、カフェ「EAT EAT EAT」が併設されていて、窓からは「太陽の塔」が、室内では生き物を眺めながらのカフェスタイルはここだけだそうですよ。私は予習段階から、ここのカフェでどうしても試してみたい食べ物(飲み物?)があったんですが、それはまた回を改めて報告します。食べる水」という食品です。出口にはスーベニア・ショップがありました。可愛らしいぬいぐるみがいっぱいありましたね。❤❤❤

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