小田さんと建築

 大好きな小田和正(おだかずまさ)さんは、東北大学工学部で建築を専攻し、小田さんの卒業設計(当時の教授からは「建築は絵画ではない!」と酷評された)が、「東北大学の卒業設計60年間のアーカイブス」として優秀作品に選ばれ、マイクロ保存されています。そこら辺の様子は『建築ジャーナル』11月号(2012年)に詳しく出ていました。4年間を仙台で過ごし、大学卒業後も就職をする気になれず、「なんとか学生時代を引き延ばそう」と、早稲田大学・大学院の修士課程(池原義郎研究室)に進みます。入学から1年経った頃、東京へ戻ってきたことで、高校時代のメンバーとバンド練習する機会もずいぶん増え、あきらめかけていた音楽をもう一度やりたい、という思いが芽生えてきました。小田さんは、池原教授に休学を申し出ます「『音楽を一生懸命やりたいんです』って言ったら、先生は『好きなことをやりなさい』とやさしく言ってくれてね」 休学中に、オフコースとしてファーストアルバムも出しました。復学。修士論文を書き上げます。建築から音楽の道へと静かにシフトするつもりだったと言います。事件は修士論文の「発表会」で起こります。論文のタイトルは「建築への訣別」。なんとも刺激的なタイトルです。発表中に勢い余って、「この建物だってポリシーがない」と言ってしまい、場がどよめきます。当時修士論文の審査をしていた主任教授が、まさにその建物を設計していたご当人だったのです。「建築が悪くて、音楽ならいいのかい!」と怒り出します。その場で小田さんの論文を読んだ主任教授は「なんだ、ちゃんと書いてあるじゃないか」と一応評価はされますが、結局、タイトルを「私的建築論」と変えることで大学に受理されました。小田さんは、は建築とお別れしてきました」と、その日に新宿・ルイードでライブをやっています。これ以降、小田さんの本格的な音楽人生が始まりました。「建築」も「音楽」も、両方とも同じ「ものづくり」の仕事であって、共通点も多くあるのでしょうね。苦悩や喜びも共感できることも多いのでしょう。

 最近出たばかりの、早稲田理工 by AERA 2017』(朝日新聞出版、2017年3月)というムックで、小田さんのスペシャル・インタビューが掲載されました。彼の言葉です。重い言葉ですね。

 自分がかっこいいと思うようなものは共感してもらえるという気持ちでやってきた。結局、好きなことをやるのがいいっていうことかな。好きだと、結果が見たいから、『今日はこれで終わりにしよう』って思っているのについ続けてしまう。音楽が好きでやってきて、今ここに至っているわけだしね。

 最近、テレビの明治安田生命の新CM~アフターフォロー「歳の差兄弟」篇に、小田さんの「ダイジョウブ」使用されていますね。このCM映像やメイキング映像などを、下記ページで動画を見ることができます!⇒コチラです

 マイアミ・マーリンズ所属のイチロー選手が出演する「NTT東日本企業」のために、小田さんがCMソングを書き下ろしました。テーマは「いっしょに、一生懸命に。」小田さんらしい高音の響きが素敵な新曲です。いくつかのバージョンが公開されていますが、私が一番好きな映像は、下のものです。❤❤❤

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