清水寺

 かつて平安時代に、あの清少納言が『枕草子』の中で、多くの参拝客が訪れる「清水寺」の縁日の賑わいを「さはがしきもの」と表現し、当時から大人気だったうかがえます。今では年間500万人もの参拝客がお参りするとか。若い頃から私もこのお寺が大好きで、よく参拝していました。

 「清水寺」へ続く長い坂道。両脇には漬け物や八つ橋など京都の土産物屋さんやお食事処が立ち並び、連日多くの人で賑わい、歩いているだけで楽しくなる参道です。あまりの混雑に、思わず人とぶつかりそうになったり、結構急な坂道できついんですが…。清水の舞台から飛び降りる」で知られる本堂の舞台が有名な寺院ですね。そもそもは奈良時代末期778年(宝亀9年)に延鎮上人が開山し、千手観音を祀ったのが始まりです。平安建都間もない延暦17年(798年)鹿狩りに訪れた坂上田村麻呂が水を求めて立ち寄った際、延鎮上人に殺生をいさめられたことから信仰し、長岡京の紫辰殿を移築して創建したと伝えられています。現在の建物の多くは、寛永8年から10年(1631年から1633年)、徳川家光の寄進によって再建されたものです。清水の観音として平安時代以来多くの人々が参拝。 参道を上りつめると、東山の音羽山を背に仁王門、西門、日本最大の三重塔(いずれも重要文化財)が迎えてくれます。春の桜と新緑、秋の紅葉と四季折々の美しさを背景にした懸崖造りの本堂(国宝)は、断崖の上にせりだし、市街地の眺望も最高。あわせて15の堂塔(いずれも重要文化財)が建ち並んでいます。

 中でも有名な本堂の舞台は、崖の上にせり出すように建つ「懸け造り」(かけづくり)という建築様式。優美な反りを見せる屋根と、斜面にせり出すような舞台が迫力満点ですね。釘を一切使わず、一度組んだら外れない「地獄組み」という組み方で、ケヤキの柱を縦横に組んで建てられています。高さ13メートルの崖地にせり出した空中舞台を支えるのは172本の柱。それらを釘1本も使わずに組みあげたというから驚きですね。舞台の向こうに広がるのは、ため息ものの京都の街のパノラマビューです。周囲の緑にマッチしたシックな寺院建築も絵になる美しさです。

 実は、この清水寺には「七不思議」が存在することでも有名です。境内のあちこちに隠された「不思議」は、実は7つ以上存在しています。詳しくはこちらをご覧ください。⇒コチラです  そのうちの一つ、仁王門前にある二匹の狛犬の口に注目しましょう。よく見ると左右両方の狛犬の口が、どちらも「阿形(あぎょう)」=開口した形になっています。一般的に狛犬は、口を開けた「阿形」と、口を閉じた「吽形(うんぎょう)」で一対をなしているのが普通なんですが、これはとても珍しいものです。明治時代に寄進される折、東大寺南大門にある狛犬をモデルにして造られたことによるそうです。また、お釈迦さまの教えを大声で世に知らしめている、とも言われています。❤❤❤

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