国際教養大学合格!

 秋田県の国際教養大学は、私がどうしても生徒を送りたかった「入りにくく出にくい」日本では珍しい大学です。故・中嶋嶺雄学長が、東京外国語大学学長時代にできなかったことを、遠く秋田の地において、初代学長として、一つ一つ実を結んでいかれました(平成16年開学)。立地は秋田市街からは遠く離れた山の中、周囲にはコンビニ一つありません。この大学の敷地と建物は、元はミネソタ州立大学機構秋田校のものでした。松江北高からも、今まで多くの生徒が挑戦してきましたが、残念ながら合格することはできませんでした(ものすごい倍率です)。今年は、先日、松江北高から初めての合格者が出ました。ALTのエドワード先生と二人でマン・ツー・マンでエッセイの特訓を続けてきました。どうしてもこの大学へ行きたい生徒で、A、B、C日程全部受けるつもりでいたんですが、最初のA日程で合格しました。おめでとう!おめでとう!

▲合格した中西葉奈さんとエドワード先生

▲合格した中西葉奈さんとエドワード先生

 世界を見据えたグローバルな教育方針で、多様な人材を全国、全世界から集め、少人数教育、多文化共生キャンパス、海外留学、地域との交流を通して、世界で活躍できるタフで幅広い視野を持った人材を育むという特徴があります。具体的には、①授業はすべて英語で少人数教育(教員は全員模擬授業をしてもらい学長が面接して採用し、外国人教員の割合は54%、1クラスは18人)②全学生は在学中に1年間の海外留学が義務付け(47か国・地域183大学と提携し、授業料は相互免除、卒業単位に認定し、事前にTOEFL550点以上を義務化)③多文化共生のキャンパスライフ(5人に1人は留学生で全寮制で留学生と共同生活、図書館は24時間365日開館)、④多彩な可能性を広げる進路選択支援(今年も就職率100%、半分は有名企業)、⑤多様な人材を発掘する入試制度(全16種類の入試を用意し、最大6回の受験が可能、他の国公立大学との併願も可)、といった他大学にはない特徴を持っています。4年間で卒業できる学生は半分もいないと聞いています。いかにもアメリカらしい大学ですね。生前、中島学長はこんなことを語っておられました。

 僕がいつも言うのは、大学は就職のためにあるのではないということです。就職率100%を目指して、やってきたわけではありません。国際教養大学がすべての授業を英語でやり、一年生は全寮制で外国人留学生とルームシェアをし、一年間の留学の義務がある。これらはすべて、名前の通り、国際教養を身につけるためです。特に、留学は学生を鍛えます。学生たちは、その器を大きくして帰ってきます。それが就職につながったと考えています。  (中嶋嶺雄談)

 最近では、鈴木典比古学長のインタビューが参考になります。⇒前編」&「後編」 また鈴木学長の『なぜ国際教養大学はすごいのか』(PHP新書、2016年、初代学長の故・中島嶺雄『なぜ、国際教養大学で人材は育つのか』(祥伝社黄金文庫、2010年)をぜひお読み下さい。naze51nxe68x-l__sx347_bo1204203200_

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