Time flies like an arrow

 作文の授業で、Time flies. が出てきました。「光陰矢のごとし」を意味する表記の英語が、様々な意味に解釈できるということを知ったのはもうずいぶん前になりますかね。英語のことわざTime flies like an arrow.(光陰矢のごとし)が、優秀なコンピューターにかかると、実は次のように6通りに解釈できるんですが、分かりますか?

【第1の解釈】 Time flies like an arrow. 時間は矢のように飛ぶ(素早く過ぎる)
【第2の解釈】 Time flies like(=as) an arrow [times flies]. 矢がハエのタイムを取るようにハエのタイムを取れ
※likeをasの意味にとる。arrowの後にはtimes fliesが省略されている timeは動詞で「タイムを取る」
【第3の解釈】 (You should) time flies like(=as) [you time] an arrow. 矢のタイムを取るように、ハエのタイムを取れ
 ※likeをasの意味にとる。you time(あなたがタイムを取る)が省略されている
【第4の解釈】 Time flies [like an arrow]. 矢の形をしたハエのタイムを取れ     ※likeを前置詞のように解釈して flies like an arrow(矢の形をしたハエ)
【第5の解釈】 Time flies like an arrow. タイム・バエ(時バエ)は矢を好む
※timeをfliesを修飾する名詞と解釈して「時・バエ」(そんなハエがいるかどうかは知らないが?)
【第6の解釈】 Time flies like an arrow. 『タイム』という雑誌は矢のように(=直線的に)飛んでいく   ※著名な週刊誌『タイム』と解釈して固有名詞のように考える。

 現実には【第1の解釈】しかあり得ないでしょうが、2~6もすべて文法的には正しい解釈です。英語って奥が深いですね。このことを「あむーる」第23号で取り上げました。このサイトのダウンロードサイト」に登録しておきますね。

  • 「あむーる」第23号 島根県立松江北高等学校英語通信 八幡成人

 time-flies さて、その続きです。英語では、Time flies.(時間とは飛んでいってしまうものですね)とfliesでピリオドで、日本語のように「矢の如し」は普通は付きません。ところが、英語圏のユーモアを尊ぶネイティブ・スピーカーたちは、Time flies like an arrow; fruit flies like a banana. と付け足して、一緒に笑ったりおどけたりします。これはかなり以前から存在していた表現のようです。これには2つの意味が同居しています。

 意味その1>「時は矢のように飛び、フルーツはバナナのように飛ぶ」これだけだと、まるで意味は無茶苦茶ですね。

 <意味その2>「トキバエは矢を好み、ミバエはバナナを好む」。これはまず、time flyというハエがあると仮定して、その複数のtime fliesは矢が好きである。一方、ミバエ(こちらは本物で、果物に卵を産むハエの一種fruit fly)の複数fruit fliesはバナナが好きである、という意味になります。fliesは動詞であり、名詞の複数形にもなります。likeは前置詞であり、それが動詞にもなります。ここがミソですね。❤❤❤

 

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