クリスマスの約束2016

❤感動のクリスマスライブ!!❤

 シンガーソングライター・小田和正さん(69歳)によるクリスマス恒例のコラボレーションライブ番組「クリスマスの約束」を、今年も眠い目をこすりながら観ました。今年で16回目を迎え、いつものように豪華ゲスト・アーティストたちとともに名曲の数々を歌い上げました。2001年の放送開始以来、深夜帯にもかかわらず常に高視聴率をマークし、これまで2度にわたり月間ギャラクシー賞を受賞、さらに放送文化基金優秀賞を受賞するなど、「放送業界屈指の音楽特番」と称される質の高い音楽番組に成長しました。今回の客席の観覧は4万人を超える応募者の中から選ばれた500人です。今年は当日の全国紙に全面広告が掲載されるなど、テレビ局の力の入れようがはんぱでないです。

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 まずは、静まりかえる場内、小田さんのグランドピアノ弾き語りでSMAPの名曲「夜空のムコウ」で番組は始まりました。そして小田さんが今回のゲスト宇多田ヒカルさんを呼ぶと、「えーっ!!」 知らされていなかった会場のファンたちは驚きの声を上げて迎え入れます。小田さんは「第一回の『クリスマスの約束』で彼女に出てもらおうと思っていました」と語り、2001年に宇多田さんをはじめとした複数の大物アーティストへ直筆の手紙でオファーをしたが、叶わずに一人で「Automatic」を歌ったことを当時のビデオで振り返り、その際に宇多田さんの父・宇多田照實さんから辞退の手紙が届いたことを紹介。小田さんが「時を経て、いよいよですよ」と、アコースティックギターを手に持ち、宇多田さんが「大変長いことお待たせしました」とこれに応え、2人によるおよそ15年越しの難曲「Automatic」が披露されました。お馴染みの小田さんの追っかけコーラスがとってもきれいです。小田さんのハモリも見事でしたし、艶のあるギター伴奏も素敵でした。もちろん宇多田さんの伸びやかで張りのある歌声が会場内に響き渡り、日本を代表する2人のミュージシャンのハーモニーに酔いしれる会場。歌った後は小田さんが「いつも半分くらいは僕の方を見てるんですが、今日は完全にあっち(宇多田)行ってるな(笑)。僕も嬉しいです」と、観客が宇多田に注目していたことをいじると、宇多田は「珍しい置物みたいな」と自嘲して会場の笑いを誘いました。その後、彼女は自らが住むイギリスのロンドンについて「街は汚いですけど、東京やニューヨークみたいにペースが早くなくて、みんなまったりしている」とマイペースな街で生活していることを明かし、続けて「一番楽しいのは息子と遊んでいるとき。毎日、あぁかわいいって。生まれたばかりの時は1日100枚くらい写真を撮ってた.私はひたすら日本語で話しかける」とママの顔をのぞかせました(2014年にイタリア人男性と結婚、15年7月に長男を出産)。家の中ではもっぱら英語、イタリア語で会話し、今ではイタリア語の方ができるようになってしまった、とめったに聞くことのできないプライベートな告白に、会場中が興味津々でした。小田さんは宇多田さんの最新アルバム『Fantome』について、「こんなところに行くのかい、こんなところに道があったのかいという迷いのない展開。とても良い映画のサウンドトラックのような、大きなストーリーが流れるなかに曲があるようなイメージ」と、作品の完成度の高さを讃えると、その中から「花束を君に」を披露。宇多田さんが「キャンプファイヤーで、ギター1本でやってるイメージ」とリクエストしたことから、小田さんと宇多田さんの2人のみで演奏され、ここでしか聴くことのできない2人のユニゾンに、会場のファンは酔いしれたことでした。最後は小田さんが、「彼女の歌を聴きたいと思うんですが、『小田さんの歌を一緒に歌いましょう』とリクエストがあって」と語り、宇多田が「どの曲でも大丈夫ですと言っていただいて全部聴き返したんですけど、「たしかなこと」にグッと来て。作詞家としても小手先の表現じゃなく、ごく身近な言葉を使って人間同士の関係性を描くというスタンスに共感もしました」と絶賛し、ロック調にアレンジされた「たしかなこと」を披露しました。他では聞くことのできないアレンジで、とっても新鮮でした。年の差なんと36歳!親子ほど離れていても、遠慮や妥協は一切なし。短期間に3度のリハーサルを行い、互いに意見を交わし、試行錯誤を繰り返してアレンジを練り上げたようです。十数年分の思いが全3曲に確かに込められていましたね。

 昨年の放送で、小田さんとマイケル・ジャクソンのメドレーを披露して好評だった和田 唱さん。今年は「My Love」などポール・マッカトニーの楽曲をメドレーとして披露してかっこよかったですね。「王道な曲と通な曲」の混ざった見事な選曲とあふれ出すメロディーに客席からも自然と手拍子が始まったことでした。続いてこの番組を小田さんと一緒に支え続ける仲間たち、通称「委員会バンド」(小田さんが命名。メンバーは、小田、スキマスイッチ、根本 要、水野良樹)の面々とは大瀧詠一さんの「君は天然色」などをカバーしました。実はこの曲は昨年披露するつもりだったのですが、小田さんの「大人数でコーラスを使って歌うことは、大滝の意図に反するのではないか」という考えで断念。しかし今年は、「あえて大滝に提案する」という形で披露し、息の合ったコーラスワークを展開しました。さらに「クリスマスの約束」を支える女性ボーカリスト、松たか子JUJUが登場。それぞれ違った持ち味を生かし、40年以上前から小田が気になっていたという曲を披露しました。小田さんと松さんの子どもとの確執のMCには笑ってしまいました。最後は、小田さんが今回の収録にあたり「真っ先に選曲した」というボブ・ディランの「The Times They Are a-Changin’」を出演者全員で披露。そして「きよしこの夜」の合唱で番組を締めくくりました。

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 収録を終え、プロデューサーの服部英司さんは、「小田さんをはじめとするアーティストの声が織りなすハーモニーに、胸が震えました」と語りました。同感です。心温まる名曲の数々を堪能した、感動の2時間クリスマスプレゼントでした。❤❤❤

 大好きなさだまさしさん(番組の中でも根本要さんがさださんのことをいじっていましたね)が、最近小田さんのことをこんなふうに語っています。

 僕の中では、松山千春、ふきのとう細坪基佳、と小田和正が「日本三大いい声」の持ち主なんです。歌手としてずっと声が変わらないのは本当にすごいことで、すごい努力を普段からなさっていると思います。一緒に曲(「たとえば」)を作ったこともありますが、僕は割とおおざっぱに作っていくんだけど、小田さんはコーラスから何まで緻密に、やられる方で、とても感激した。後輩からみても若いし、体力もすごい。それでいておちゃめなところもある。エバーグリンーンなところが魅力で見習いたい。あまり多くをしゃべらないところもいいのかな。そこは僕は見習わないけど(笑い)。これからも後輩の目標として、まだまだいい声で頑張ってほしい。僕らは後をついていくだけです。

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