「さっぽろ純連」

◎週末はグルメ情報です!!

 東京の高田馬場「さっぽろ純連」(じゅんれん)があった頃は、必ず足を運んでいたものです。今はお店を閉じてしまわれ、「さっぽろ羅緯伝」と名前を変えて営業しておられます。味はあのときのままで、私は大のお気に入りで、東京に出るたびによく出かけています。島根県から来たというと、ずいぶんと喜んでいただきます。⇒コチラ

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dsc06566 今回、講演会で札幌に来る機会があり、憧れの純連」の本店にどうしても行ってみたいと思っていました。飛行機(出雲―羽田)、北海道新幹線(東京―新函館北斗)、函館線(新函館北斗―札幌)と乗り継いで(いくら鉄道好きの私もさすがに疲れた!)、夜の8時過ぎに札幌に入りました。金曜日の夜ということもあって、市内は車が大渋滞して、ホテルに入るためのタクシーも全然動きません。何とかチェックインを済ませ、dsc06567地下鉄・南北線を利用して、澄川」駅まで行き、真っ暗闇の中、駅前から右に曲がりテクテク歩いて向かいます。しばらく歩くと「純連」の大きな看板が見えてきました。あー、ここ、ここ。ここがあの札幌ラーメン伝説の超有名店「純連」か!と感慨深いものがありましたよ。入口の自販機で食券を購入します。いつものように頼むのは「正油ラーメン」「チャーハン」です。待つことしばらく、チャーハン」が運ばれてきました。いつもの味です。美味しい!続いて「正油ラーメン」。アレ?スープをほうばった時に異変に気づきました。こんな味じゃなかったはずだ。私の知っている「純連」のスープはもっとこくがあって美味しかったはずなんだが…。結局は全部を食べきれずに、途中でお店を後にしました。チャーハン」は変わらない美味しさで、大満足だったんですが、ラーメンのスープがいつもと違う気がして、違和感が残りました。

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dsc06579 見た目は、北海道ラーメンにしては珍しく、表面をおおうラードは薄いんですが、それなりに結構オイリーです。濃いめの正油と、動物系よりむしろ昆布や椎茸などに支えられていると思われるバランスのいいスープは、見た目の色はかなり濃いのですが、飲んでみると、見た目ほど濃くは感じません。麺は森住製麺の中太縮れ。固めに茹でられていて最高に美味しい。トッピングは、赤身でしっかり味付けられた大ぶりのチャーシューが2枚。固めで美味しい。炒められたモヤシ、あとはメンマとネギ。塩分濃度はやや高めだと思われます。さすが純連の正油と言いたいところですが、味を落としたのかな。味噌よりも正油が好きだ、という人が結構多いラーメン屋さんなんですが、ちょっと今回はいただけませんでした。

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 さて、よく「純連」「すみれ」は字が似ているんですが、一緒なんですか?違うお店なんですか?という疑問をぶつけられることがあります。同じでありながらまったく違うお店です。

(疑問)「純連」と「すみれ」はどう違う?

 その二店のルーツは現店主のお二人の母、明子さんが1964年(昭和39年)札幌市豊平区中の島に開いた「純連」と書いて「すみれ」と読むお店なんですね。この店名は姓名判断をする人につけてもらったとのことです。売上げは今ひとつの状態がずっと続いたといいますが、女性店主の努力が実り、雑誌に取り上げられるようになるなどして、次第にお客さんが増えていきました。かくして人気店の仲間入りを果たした「純連」ですが、昭和57年、店主の病気により惜しまれつつ閉店することになりま す。しかし店主は一度は引退を強く決意したものの、時間が経つにつれてあきらめきれない気持ちが高まり、翌年別の場所(中島公園の近く)で店を再開します。再開した時には店名を「純連」と書いてそのまんま「じゅんれん」としたそうです。なぜなら前に営業していた店の看板に平仮名で書いてあった「すみれ」の文字が取れてしまい、お客は前の店を漢字から「じゅんれん」と言う店だと思っていたそうで、再開時には呼ばれてるまんまの「じゅんれん」を店名にしたそうです。その「純連(じゅんれん)」をお兄さんが継承し、後年弟さんが元々母が営業していた店の呼び名を店名にした「すみれ」を開業しました。こうして読み方の違う2つの『純連』ができあがりましたが、それぞれ経営は完全に独立していて、味は比較的似ているんですが、事実上全く別の店となっています。「純連」のラーメンの特徴は、様々なスパイスが効いている濃厚なスープで、スープ表面にはラードの層が浮き、こってり熱々なこと。長男の店『純連(じゅんれん)』は、「さっぽろ純連」または単に「純連」と表記されることが多く、三男の店『純連(すみれ)』は、数年前から「すみれ」と平仮名表記するようになりました

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 純連」「すみれ」も、「セブンイレブン」などでインスタント麺やカップ麺で比較的近い味を食べることができますよ。でもやはりお店が一番ですね。

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