さだまさし「さよなら橋」

%e3%82%b0%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%97 さだまさしさんがソロになって32枚目のアルバム『美しき日本の面影』(2006年)の中に、「さよなら橋」という歌が収録されています。これはさださんのファンクラブ向けのコンサートであるまさしんぐWORLD30周年記念特別講演「母を讃えるコンサート」(2006年5月23日 横浜アリーナ)において初公開された曲で、グレープの相棒吉田政美さんと共に歌い上げた曲です。ギターの共演が非常にかっこよかったのを覚えています。特に吉田さんが弾いたギターの旋律は、心に強く残る印象的なものでした。ステージ上で「よかったらアルバムに入れるからね。よくなかったら入れない」と予告された曲です。次のアルバムには入ったのですが、実はそのとき発表された歌詞と、アルバムに入れられた歌の歌詞は大きく異なっています(下線部が変わった箇所)。ということで、コンサートで発表されたものは「さよなら橋―習作―」として区別されています。さださんの歌で、これほどまでに大きく歌詞が変更されたのは「空蝉」(うつせみ)以来のことでした(この難解な曲も私の大好きな曲の一つです)。

 男女が共に歩む川には、必ずこの「さよなら橋」が架かっています。心変わりによって片方がこの橋を渡る場合もあれば、なにがしかの外的要因によってどちらかが無理矢理渡らざるを得ない場合もあり、どれほど深く愛し合う者同士にも、この橋のたもとでの別離を呑み込まねばならない、という厳しい現実を歌った歌です。人は出会い、人は別れゆく。その切なさを歌っていますね。久しぶりに聞いてみたくなって、母を讃えるコンサートの映像で習作の本歌と、アルバム・バージョンを聞き比べてみました。相棒吉田さんの見事なギターが、さださんの歌声を引き立てていましたね。この歌、好きです。❤❤❤

      さよなら橋  
         さだまさし 作詞・作曲 渡辺俊幸 編曲

さよなら橋のたもとには  二つの道があ
あなたは向こうの岸へ行  僕はここに残る 
折から紫陽花五月闇  別れ別れの恋の道 
振り向くあなたの淋しげな 笑顔に五月雨 
燕低く飛ぶ見返り柳  夢の名残りの道 
千切れるほどに手を振りながら 季節が今変わる 

さよなら川の畔には  二つの道がある 
必ず海へとたどり行く  並んだ道がある 
嵐の夜も晴れ日も  遙か姿は見えずとも 
僕はこちらを歩いてる  きっと歩いてる 
遠く雷の音がする もう少しで梅雨があける 
ひととき同じ道を来た 夢の終わる音 

さよなら橋のたもとには  二つの道がある 
あなたは向こうの岸を行  僕はこちらを行く
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