Influence

   influence完全に不可能な状態」での、予言の一致現象を起こすことができる画期的なマジックが登場しました。Influence」という作品で、Machael Chatelainが考案者です。

 1枚の色違いの青裏(赤裏)のカードを予言として裏向きでテーブルに出しておきます。予言のカードとは色の異なる赤裏(青裏)のデックを取り出して、観客に好きなだけシャッフルしてもらいます。どんなに切ってもらっても構いません。もうこの時点で、カードの順番は誰にも分かりませんね。このデックを受け取り、カード・ケースの中にそのまま入れます。ここからは一切にカードには触れません。コントロールもできない状態です。もう一度確認しますが、カードの順番は観客が自由にシャッフルした状態です。ここで、ケースからカードを1枚1枚表向きで取ってテーブルに出していきます。そして、観客に全く自由に好きな所で「ストップ」と言ってもらいます。ストップのかかったところのカードを取り出します。ストップのかかったカードははっきり分かるようにテーブルに表向きで置いておきます。残りのカードはケースから取り出して、完全にあらためます。同じカードは一枚もありません。予言のカードを見てみましょう。観客が全く自由に決めたこの1枚のカードが、テーブルに最初に出しておいた予言のカードと完璧に一致するのです!

●レギュラーデックでできます。ケースもレギュラーです。本当??
●カードは観客が好きなだけシャッフルします。バラバラになります。
●シャッフルした状態のままそのままケースにしまいます。
●カードテクニックは一切使いません。本当に!
●ギミックが全てをおこなってくれます。完璧です。
●観客は全く自由な時にストップをかけられます。フォースではありません。
●予言のカードはすり替えたりはしません。置いてあるままです。
●リセットはすぐにできます。ものの10秒もあれば。

 「ありえない!」 私はこの映像を見て、自分の目を疑いました。観客に思う存分シャッフルさせておいて、ケースに入れ、1枚1枚表をはっきりと見せながら取り出していくだけです。 演者にズルをしたり、コントロールする余地などはまったくmichael-chatelainありません。でも最後は見事に一致するのです。いったいどうなっているんだ?!届いた商品を開封して、指定されたサイトの解説ビデオを見ながら、先ほど自分でギミックを製作しました(主な道具はついていますが、ちょっと面倒な作業が要ります。ボンド・はさみ・バイシクルのカード・サンドペーパー)。素晴らしいギミックです。もうその出来栄えに唖然としてしまいます。後はすべてこのギミックが行ってくれるのです。ものすごいアイデアです。作者のMichael Chatelainは、いくつも作品を持っていますが、こうしたギミック・カードの製作にかけては天才的で、お得意分野のようですね。次回は、そのいくつかをご紹介しましょう。♠♣♥♦

(補足)influenceという単語について触れておきます。ここに使われているflue-, flow-, flood などはすべて「流れる」という意味を持った語幹です。「中に流れ込むもの」という意味ですね。昔、占星術で天体から雲海が流れてきて、それが人の性格・運命に「影響」を与えると考えられていたことに起因する単語です。私はそんな話を授業でしては、flow, fluid, flood, fluent, influenza, flush, affluent, superfluous などを一気に整理してしまいます。こうやって語彙力を増強しているのです。「インフルエンザ」(influenza)の歴史を調べてみると面白いことが分かりますよ。

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