豊平館

 札幌に向かう特急「スーパー北斗」の車内にあったJR北海道の情報誌に、「札幌中島公園」の中にある「豊平館」(ほうへいかん)の詳しい紹介が美しい写真入りで出ていました。そのあまりにも美しい姿にうっとりした私は、ぜひ行ってみたいと思い、MK観光タクシーの運転手さんにリクエストしたのでした。下の写真が私の撮った全景です。とてもきれいでしょ?車寄せの柱はギリシャのコリント様式、柱頭部はアカンサスの葉を模した花葉彫刻で飾られています。建物のてっぺんには、開拓使の建築であることを示す赤い五稜星がウルトラマリンブルーに映えていますね。

dsc06813 札幌にある国指定の重要文化財「豊平館(ほうへいかん)」は、明治初期、1880(明治13)年に北海道開拓の行政機関である開拓使が貴賓接待所として建てた洋風ホテルです。翌年明治天皇の行幸の行在地となり、その後も要人の宿泊施設、公会堂、祝賀会の会場として利用されてきました。 円形のバルコニーがある豪華な佇まいと、真っ白い板張りの壁に水色の縁取りでアクセントを入れた外観は、市内の歴史的建造物の中でも特に個性的な印象を与えます。創建時は札幌の中心dsc06810部にありましたが、1957(昭和32)年に解体移築されて現在の場所に引っ越してきました。大通駅から地下鉄で2駅先の中島公園の中にあり、ゆっくりと時間をかけて鑑賞できることから、写真撮影や写生会で訪れることも多いそうです。移築後に市民結婚式場として二万二千組ものカップルの門出の舞台となったことも豊平館の大切な歴史です。2012(平成24)年から行われていた、耐震補強を含む保存修理や附属棟建築などの活用整備工事のためしばらく休館していましたが、2016(平成28)年6月20日に4年ぶりにリニューアルオープンして、再び姿を観ることができるようになりました。ウルトラマリンブルー(ラピスラズリという希少な鉱物に由来して人工的に製造された顔料を使っていたことが、北海道大学・工学部の分析で分かっています)に縁どられた白亜の殿ft堂は、高貴で美しく気品ある姿です。まさに「ハイブリッドな貴婦人」、時を超えた和漢洋才の美がここにあります。私は思わずうっとり見とれていました。

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  今回のリニューアルで大きく変わったところは、建物への入り方です。建物の裏側に新しくガラス張りのモダンな二階建て付属棟が建てられ、受付や事務所、エレベーター、トイレ、厨房などの設備関係が集約されました。それにより、豊平館建築当初の状態をできる限り復原することが可能になり、リニューアル前は公開されていなかった部屋も、すべて観覧することができるようになりました(300円)。私は時間がなかったので、中に入ることができませんでしたが、この建物の立っている「中島公園」をぐるっと回って帰りました。緑いっぱいの心和む場所ですね。❤❤❤

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