羊ケ丘展望台

dsc06605 札幌の「羊ケ丘展望台」(入園料520円)は観光客のために作られた観光名所です。少年よ、大志を抱け ! 」(Boys, be ambitious!)で有名なクラーク博士像が立つ羊ヶ丘展望台」札幌ドームを背景に札幌市街地を見渡せ、羊が草を食む牧歌的風景は全国的な知名度を誇っていますね。ここはどうしても来てみたかった場所でした。この「羊ヶ丘」、元々は国の研究施設で、戦前は月寒種羊場、戦後は北海道農業試験場として羊を飼育していました。しかし研究に支障が出るほど見物客が増えたため、1959(昭和34)年に敷地の一部に展望台をオープンすることとなったのです。面白いことにクラーク像にも同じような歴史があります。かつて北海道大学構内の胸像(観光タクシーの運転手さんdsc06596によれば今は写真を撮ることも禁じられているそうです)に観光客が押し寄せてしまい、その代わりとして、博士の来道100年にあたる1976年に全身像が建立されたのです。展望台とクラーク博士像にはこんな共通点があったのです。3連休ということもあって、たくさんの観光客でにぎわっていました。お約束のクラーク博士のポーズを決めて記念撮影です。後ろには「札幌ドーム」が控え、石狩平野を見渡す景勝地でした。

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 羊が丘のクラーク博士は、左手を腰に右手は遥かかなたを指差していますね。なかなか格好のよいポーズです。高さ2mの台座の上に立つ2.85mの立像なので相当大きい。指はどこを指し、何を意味しているのでしょうね。「少年よ大志を抱け」と無限の世界を指差しているのでしょうか?それとも指差している方向に何かがあるのかな、と視線を向けると、丸々太った羊がのんびり草を食んでいます。制作者によると、どこか特定の場所を指しているのではなく、「真理の探究」を象徴したものだといいます。それにしても何を意味してるのかなと不思議に思わせるのがよいところで、実に威風堂々とした立像です。

 クラーク博士が札幌農学校に迎えられる前は、マサチューセッツ州立農科大学の学長でした。学長を一時退き1年契約で来日しましたが、実際には8ヶ月ちょっとしか日本にはいませんでした。別に嫌になったから、帰ったのではありません。当時の契約ではドア・ツウ・ドアで、東部のマサチュセッツから大陸を横断して西部のサンフランシスコへ、そこから船で太平洋の荒波に揺られて横浜へ、そして札幌まで来るのに片道2ヶ月は要したのです。契約を全うして帰って行きました。明治9年のことです。

 このクラーク博士の記念像の横には、日本ハムファイターズの選手たちの手形、石原裕次郎・浜口庫之助の歌碑などがありました。パチリ!

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