九州国立博物館(その2)~東山魁夷展

dsc04590 福岡県太宰府市の九州国立博物館で、特別展「東山魁夷 自然と人、そして町(西日本新聞社など主催)が開催されていました。日本画の巨匠、東山魁夷さん(1908年~1999年)の大ファンの私としては絶対に足を運ばねばなりません。東山さんの画業を84件の名品でたどる九州初の大回顧展です。東山芸術の出発点とされる「残照」をはじめ、国内外の四季折々の風景画(習作を含む)が並んでいました。dsc04611九州初公開という圧巻の唐招提寺御影堂(奈良市)の障壁画は、寺を開いた鑑真和上の古里である中国の景色を水墨技法で、苦難の末にたどり着いた日本の山と海を色鮮やかに描いた代表作で、御影堂内部を忠実に再現するように展示されていました。私は太宰府天満宮で受験祈願のお祈りを捧げた後、虹のトンネル」動く歩道で「九州国立博物館」に入りましたが、2階展示場へと続くエスカレーターの付近はものすごい行列です。入場制限までかかっていました。みんなお目当ては東山魁夷さんですね。

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 この特別展では、国民画家と呼ばれた東山魁夷の、初期から最晩年までの代表作を見ることができます。その作品の多くに独特の青い絵の具を使うことから「青の画家」(東山ブルー)とも呼ばれる東山魁夷は、第二期唐招提寺御影堂障壁画で水墨画表現に挑みました。dsc04599その「唐招提寺御影堂障壁画(床の間の絵及び襖絵全六十八面)」が九州初上陸で、御影堂内部をほぼ忠実に再現し展示しています。今後数年かかると言われる建物修復工事のために、御影堂障壁画の現地拝観はかないません。この機会を見逃すわけにはいきませんでした。色彩と水墨による東山魁夷の絵画世界を存分に楽しむことのできる展示会でした。風景画家の東山魁夷ですが、描かれている風景はどれも幻想的で、ついつい見入ってしまうものばかり。中でも一番目を引いたのは九州初公開となるこの「唐招提寺御影堂障壁画」の物凄い迫力です。日本海の荒波を描いた「濤声(とうせい)」は本当に波の音が聞こえて来そうな位の臨場感があります!これを見ることができただけで、ここに来た甲斐がありました。

 本展では、大規模な展示替えが行われました。
・前期  7月16日(土)〜8月7日(日)
・後期   8月9日(火)〜8月28日(日)

 会場では 「東山魁夷 山雲濤声~唐招提寺障壁画の記録~」 記録映像上映会&トーク 唐招提寺障壁画唐招提寺の制作映像(約28分)を上映しており、本展の見どころ・ツボが紹介されており、たくさんのお客さんが画面に釘付けになっていました。館長の「二度と見られない展覧会になる」という言葉は決して誇張ではありませんでした。観覧料は一般1600円です。

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 展示場を出たところが、さまざまな東山魁夷グッズ即売場となっていました。絵画の即売会も行われていましたが、あまりにも高価で手が出ません(私は家を新築した時に、清水の舞台から飛び降りる気持ちで2枚の「白い馬の絵」を購入しました。できることなら他の白い馬の絵も買いたいと思っていますが(全部で18枚)、なにせ高い!⇒コチラです)。本展示会の公式画集と、クリアファイル、文鎮、一口箋、メモ帳などを買って会場を後にしました。とってもハッピーな気分で大宰府を後にすることができました。❤❤❤

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