エンジェルポスト

DSC04361 2016年4月、商業施設「KITTE博多」のオープンにともない、そのビルの真ん前に、博多人形師中村信喬さんの作品「エンジェルポスト」が公開されました。思いを届けるポストというコンセプトのもとで、中村信喬さんは大きな「ハート形のポスト」を創造しました。このポストは普通のポストと同様に使うことが出来ます。ほんのりピンクゴールドに輝くハートには、矢文がささっており、ハートの上の可愛らしい天使は、出された大切な手紙の思いが相手に届く様に、じっと見守っています。〒マークの下の「POST」や金のプレートの英字は、中村さんの直筆をそのまま金のパーツに制作しています。また、差し出し口の一番下には、「こども用」の背の低い差し出し口が設けてあり、小さなお子様でも自分で手紙を出すことが出来るようになっています。差し出し口が3つある郵便ポストは日本初だそうですよ。この博多の地で末永く愛され使われ続けていくことでしょう。メールじゃなくて、お手紙を…そんな気持ちを、子ども達に大切に伝えていきたいですね。

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 作者中村さんのホームページにあった人形師としてのメッセージが感動的でした。

私にとって人形作りとは「人に夢を与えるもの」。
自分にとっての人形ではなく、人に喜んでもらうための人形です。
人形は、人のために、夢や希望を与えるために作るものだと思います。
形が良くできているとか、きれいに仕上がっているから
良いというものではないのです。
作り手の哲学や、思いを通して見た心象風景を形にした物が作品です。
動かない物を作るからこそ、自分が作ろうとしている人形(ひとがた)が、
わずかに動いているかのように見えることが
出来上がった人形を生々とさせます。
それは自分の哲学、歴史感、自然に対する畏敬の念があって
はじめてできるもので、
己の力だけで作れる物ではないのです。
作り手自身が内なる目をもって見えているかが大切だと思っています。
人形は歴史上のものを作るので、人形を見る時は、
その時代にタイムスリップしたかのように人形の背景にある歴史を見て、
感じてもらえればうれしいです。
これからも人の形を通して、一人でも多くの方に、
夢や希望を与えられる人形を作っていきます。
そのために私は生まれてきたのですから。

 この「エンジェルポスト」のような素敵なポストがあると、手紙を書くのが楽しくなったり、手紙を出すことにワクワクしたり、身近な人やしばらく会っない人を思い出させるきっかけになってくれたりしますね。想いや形をデザインするということは、人の感情や気持ちを動かすことへとつながるんです。講演会場に行こうと、たまたま通りかかった時に、これを見つけました。ちょっとほんわかとした気分にしてくれるポスト、作者中村さんがこのポストに込めた思いが記されていましたので、写真に収めておきました。❤❤❤

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