be to blame

 

 授業を終えて帰ろうと廊下を歩いていたら、女生徒が追いかけてきて、「先生、質問があります」と。「何?」と聞くと、ヴィンテージで出てきた熟語のbe to blame for~(~の責任がある)が分からないと言います。The driver was to blame for the accident. 「どうして?」と尋ねると、「先生、be to Vは以前にやった「~ねばならない」で義務の意味ですよね」― 「そうだよ」―「でも、そうすると「非難されねばならない」という意味にならなければいけませんから、be blamedと受け身になるのなら分かるんですが、blameとなっているのがどうしても理解できません」―「ああ、いいところまで考えたね。もうちょっとだよ。なぜ受け身でなく原形のblameになっているんだろうね。そこんとこをもうちょっと考えてごらん。面白いことがわかるから」と答えて宿題にしておきました。実は、私も若い頃、このことがどうしても不思議に思えて、ずいぶんと調べたことがあったんです。英語の勉強ではこういった問題意識を持つことがとても重要です。「なぜそうなるのか?」という問題意識を持って勉強すると、ビックリするくらい力がつくんです。私の観察では、大学で飛躍的に伸びる生徒はこういう生徒なんです。私が授業中ヴィンテージの文法・語法問題の演習で、1問1問生徒に解説させるのは、こういった理由によるものです。これでずいぶん力がつくんです。私がいつも生徒に言っているのは、家でも「自分で自分に解説してごらん」です。これメチャ力がつきます。センター試験の第2問題Aの「勉強の仕方」がまさにこれです。be to blameがなぜ受け身にならないのか?これは今年一番の鋭い質問でした。教えているクラスでもこの質問を紹介して、みんなに考えるように仕向けておきました。

 若い先生方、一つ、みなさんも考えて見てください。ヒントを挙げておきます。(1)be to blameもbe to be blamedもどちらも正しい英語だが、圧倒的にbe to blameの方が頻度は多い。 (2)blameは他動詞である。 (3)歴史的なところはOEDなどを引いてみるとよい。

▲新大阪講演会で

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