ハウステンボス駅

 IMG_8792 昨年も訪れた「ハウステンボス駅」は、1992年のテーマパーク「ハウステンボス」の開業に伴い開設された、大村線では最も新しい駅で、早岐瀬戸を挟みハウステンボスの東側に位置しています。国鉄・JRで4番目に誕生したカタカナのみの珍しい駅名です(現在「トマム」「ニセコ」 「マキノ」「ユニバーサルシティ」 「スペースワールド」「ハウステンボス」 「オレンジタウン」の7つ)。この駅の開業に当たっては、電車特急「ハウステンボス」乗り入れのために早岐駅―ハウステンボス駅間が電化されました。この駅以南の大村線は2016年現在も非電化です。当駅始発・終着の特急「ハウステンボス、佐世保駅と長崎駅の間を結ぶ快速「シーサイドライナー」を始め全列車が停車します。

IMG_8793 島式ホーム1面2線をもつ地上駅で橋上駅舎を備え、自動放送導入駅となっています。開業当初、ホームは1・2番線の区別なく使われてきましたが、2012年5月より行われたエレベーター設置工事のために1番線は行き止まりとなって南風崎駅方面との行き来が出来なくなったため、現在は1番線は早岐駅方面から来て当駅で折り返す列車(特急「ハウステンボス、シャトル列車「ハウステンボスリレー号)、2番線は当駅を跨いで運転する大村線の列車と用途が完全に分けられているようです。

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IMG_8790 「ハウステンボス」のイメージにあわせた洋風造りで、リニューアル工事が行われて2010年7月17日に記念のセレモニーが実施されました。リニューアルにより、外観は赤レンガの色を基調に白のアクセントを入れたものに、内装はカラフルなものになっています。構内にはホテルオークラJRハウステンボスのパティシエ手作りのケーキ、カレーパン、クッキーなIMG_8789どが販売されていました。JR九州の直営駅でしたが、その後ジェイアール九州ハウステンボスホテル株式会社が駅業務を受託、2011年4月より九州交通企画(2012年4月よりJR九州鉄道営業)による業務委託駅となっています。みどりの窓口および自動券売機があります。自動改札機は設置されていません。エレベーターに関しては2012年10月23日より供用開始されました(ウィキペディア情報による)。

 「JRハウステンボス駅」は、テーマパークと同様に、オランダの街並みを彷彿させるデザインになっています。レンガ風の壁面に暖色系の電灯、テーマパークのロゴ入りの駅名標や運賃表など、雰囲気作りへの配慮が行き届いています。ホーム自体は島型のものがひとつあるだけでローカルな印象です。階段を昇ると出口は左右にあり、右へ行けば長い橋を渡って一本道を「ハウステンボス」へ、左に行けば「ホテルローレライ」。駅舎は小さいながらもヨーロッパを意識したハウステンボスらしい装飾がなされています。

 大好きな西村京太郎先生もこの駅がお気に入りのようで、以前こんなことを書いておられました。まだ実現はしていないようですが。

 九州では、大村線のハウステンボス駅も面白い駅だった。1992年に開場した、テーマパークの「ハウステンボス」へ行くためだけの駅で、大村湾をまたく橋を渡れば「ハウステンボス」の入場口がある。カタカナだけの駅名は、JRではあまりないそうだが、もしそこで降りた乗客が、「ハウステンボス」に入園することなく、そのまま姿を消してしまったら…。特定の施設のためにある駅だから、なかなか面白い謎になりそうである。もっとも、その謎解きは難しそうだが。  ―西村京太郎『十津川警部とたどる時刻表の旅』(角川oneテーマ21,2012年) 

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