トリアノン

DSC02916 松江の草分け的存在の洋菓子店「トリアノン」(北田町)がこの5月31日で閉店します。島根県・斐川町出身の池渕英明さん(76歳)が1970年に創業しました。老舗和菓子店を営む叔父の養子になった池渕さんは、高校を出ると別の和菓子店で修行しました。松江には和菓子の老舗DSC02922が多いのですが、「もう和菓子の時代じゃない。菓子屋をするなら洋菓子」と19歳で上京しました。1970年東京の老舗からのれん分けする形で開業しました。お店のルーフサインにも「1970」と刻まれていますね。ベルサイユ宮殿にある離宮名を意味する「トリアノン」を店名としました。洋菓子店としてのDSC02926創業は、松江市内で第1号で、松江で最も歴史のある洋菓子店です。看板商品の「ダックワーズ」は、1989年に松江で開催された全国菓子博覧会で内閣総理大臣賞に輝きました。「シュークリーム」も人気商品です。ダックワーズとシュークリームのトリアノンとして有名です。

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DSC02923 最後だから食べておきたいなと思って、15時頃立ち寄ってみました。「本日は品切れの為閉店させて頂きました」という掲示があり、お店が閉まっていました。そうか、やっぱり閉店人気なんだなと思いました。後で聞いたところでは、開店の9時30分と同時に行列ができてすぐに売り切れてしまったそうです。翌日再チャレンジということで(執念ですね)、開店時刻のの9時30分に行ってきました。おいおい、すでに道路にずらっーと長蛇の列ができています。小雨降る大行列の中をDSC0293040分ぐらい待って、ようやく店の中に入ると、すでにケーキのお皿は空っぽです(写真)。唯一残っていた「メロンショート」「シュークリーム」一箱(5個入り)買って帰りました。開店時には「お一人3箱まで」と制限されていましたが、次々と行列が長くなっていくため「2箱」までに制限されていました。私の後にも多くの人が待っておられるので、私も1箱だけにしておきました。甘すぎず上品な甘さが売りのお店です。いつもこれぐらい繁盛していれば、閉店にもならなかったろうにと惜しまれます。ご主人がご高齢で、後継者がいないDSC02929ことから、「自分で起こした店は自分で閉めたい」とのことで、半世紀近い歴史(47年)に幕を下ろすことになりました。

 家に帰ってから、「銀座カフェパウリスタ」のコーヒーを入れて、「メロンショート」をいただきました。甘すぎず、最近のケーキ屋さんにはない、ある種の懐かしさを感じました。「シュークリーム」も、カスタードクリームがこぼれそうなくらいに詰まった上品な甘さの味でした。閉店まであと2日、明日もまた大行列ができることでしょう。

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