「クリスマスの約束2015」の感想

小田さん、今年はリベンジしましたね!!

   いやー、今年の「クリスマスの約束2015」はすごかった。昨年が昨年だっただけに、(不満爆発クリスマスの約束2014の確執」は⇒コチラです)今年に寄せる期待感は半端じゃなかったんですが、十分にその期待に応えるライブでした。クリ約シンガーソングライター・小田和正(68歳!)さんによる、年に一度クリスマス恒例のコラボレーション・ライブ番組は、今年で記念すべき15回目を迎えました。今年は、5年ぶり2度目となる、小田さんの地元・横浜の赤レンガ倉庫での開催です。2001年の放送開始以来、深夜帯にもかかわらず、常に高視聴率をマークしているお化け番組です。これまで、2度にわたり月間ギャラクシー賞を受賞、さらに放送文化基金優秀賞を受賞するなど、「放送業界屈指の音楽特番」と称するに値する番組の一つと言われているんです。今年は、日本列島が大寒波に襲われた11月26日に、神奈川県横浜市にある赤レンガ倉庫で収録は行われました。観覧できた人は263倍の高倍率を勝ち抜いたラッキーな人たちです。

小田2015  小田さんはステージ中央のグランドピアノの前に座ると、昭和の楽曲はナイーブでした。いろんなことが懐かしく思えます。皆さん、今夜はリラックスして聞いてくださいね」と微笑んで、かぐや姫の名曲「なごり雪」を静かに弾き語りしました(英語でこのnaiiveの使い方は滑稽です)。続いて、JUJU、スキマスイッチ、仲宗根泉、根本要、松たか子、水野良樹、和田唱の全出演者をステージに迎え入れ、男女混成の10人組フォークグループ、ニュー・クリスティ・ミンストレルズの「TODAY」をしっとりと披露し、場内を温かい空気で包み込みます。今回が番組初登場となる沖縄出身の仲宗根 泉さんは、小田さんと、HYの名曲「366日」を披露。バンド名「HY」の由来である沖縄の地名を前日に地図で調べたという小田さんは、沖縄の人はとっても優しくて温かいですね」と。 また仲宗根さんの作詞・作曲のスタイルに興味津々で、小田さんならではの突っ込みの質問を投げかける一幕も。仲宗根さんの意外なエピソードに「曲のイメージが…」と苦笑いしながらも、原曲に勝るとも劣らないアレンジとハモリで観客を圧倒しました。続いて、小田さんと暑い8月からマンツーマンで向き合っていたのが、2011年に続いて2度目の出演となる和田 唱さんです。収録のため、小田さんと机を挟んでギター1本で練習をスタートする光景が映し出されました。来る日も来る日も反復練習を繰り返したというその結晶が、この日の和田さんとのセッションでした。 和田さんが所属するバンド「TRICERATOPS」がDSC03751好きだったという小田さん。2009年秋に行われたギタリストのためのイベント「レジェンドオブマスターピース」で和田さんがフランクシナトラを「まことに見事に歌っていた」のを見て、いつか一緒に歌ってみたいな、と思っていてようやく実現した」と言います。 さらに「何でもよく知っているし、覚えるのも早いし、ギターもうまい」と、和田さんをベタ褒めする小田さん。和田さんは「誘っていただいて光栄に思っています。嬉しいです」と笑顔を見せました。こと音楽に関する限り、臆することなく小田さんに対峙する姿は、プロらしい誇りを感じさせる光景でした。二人が本当にジョイントを心から楽しんでいる様子が伝わってきます。そこらへんの和田さんのインタビューが、小田さんの会報最新号Vol.301に掲載されています。

 さらに「クリスマスの約束」を支える女性ボーカリスト・松たか子さん、JUJUさんは、それぞれ唯一無二のボーカルを全面に出し、小田さんが「新たな魅力が見えるはず」と語る楽曲を熱唱しました。いずれも小田さん・和田さんのハモリが絶品でしたね。最後に登場した「委員会バンド」の面々とは、ビートルズの「Hello Goodbye」などを演奏しました。 「委員会バンド」として、この夏3つの野外音楽イベントに出演し、福岡・広島・新潟を旅した模様もVTRで紹介され、彼らのオリジナル曲「約束」が流れるというサプライズもありましたね。

 印象に残った曲が2曲。ま、まさか、小田さんがAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を「これいい歌だから」と言って歌うとは!!この日最大のクリスマスプレゼントがこれでした。小田さんの「あなたにちゃんと告りたい」で客席に笑いが、一瞬ほんわかとした雰囲気が会場に流れました。すてきでした。 もう1曲は、オフコース解散直前のアルバム『I Love You』の中のしおりのような1曲、「きっと同じ」です。この曲のアコースティック・ギターは最初、小田さんが自ら演奏するつもりで何度か試したものの、今ひとつ思うような音が出せなかったため、相棒の鈴木康博さんが弾きました。「やっぱりうまいや」と言って、鈴木さんの演奏したテープを回しながら、ヴォーカルの吹き込みを始めた、という思い出の曲です。オフコース時代の曲が聴けるとは思ってもみませんでしたから、小田さんのギターを聴きながら懐かしく当時を思い出しました。

 この番組のプロデューサーの阿部龍二郎さんは、小田さんがいつも言っている“練習は裏切らない”の信条そのもの。日本一クオリティの高い音楽番組になったと思います。打ち震えました!」と語っています。確かに小田さんがこれだけギター一本で、番組を構成したことはなかったと思います。ひたすら反復練習を繰り返し、刷り込んでいく、本当に過酷な練習の賜物のライブだったと思います。まだ小田さんがアマチュアでやっていた頃のひたむきな原点を感じさせてくれた2時間でした。もう、やれることはやってきたな。こんな一生懸命コピーして 練習して来たんだから、なんか助けてくれるだろう。それは何にでも言えるんじゃない。どうしてこれだけ一生懸命になれるのか?自分に対する責務かな。中途半端なものを提供して、判断されて、それでいいのか?― というのはあるよね。」と小田さんらしい。哲学的な年になってきた」 「同じ月を見ている」といった、小田さんならではの表現にも感銘を受け、心に染みましたね。まだまだ続けて欲しい番組です。エンドロールに流れた財津和夫さん(チューリップ)の「夕陽を追いかけて」(3年前の録画)もホロッときましたね。小田さん、今年は◎です!!

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