城攻め

DSC02120 島根県ゆかりの人気アニメ「秘密結社鷹(たか)の爪」の作者で、松江観光大使として地域のPR役を担う映像クリエーター、FROGMAN(フロッグマン)さんが企画した武士の体験イベント「鷹の爪団のSHIROZEME(しろぜめ)」が11月14日、松江城で開催されました。スポンサー集めには相当苦労されたようですが、県内外から多くの人が、思い思いの甲冑を身にまとった「武者」姿で参加しました。馬DSC02121溜(うまだまり)には大手門が再現され、参加者は攻め手と守り手に分かれて、先端がスポンジの矢が飛び交う中を、丸太の台車で城門破り「大手門破り」を試みました。「合戦じゃ!」の掛け声に合わせて、丸太を三度門に当てると門破り成功となり、飛んでくる弓矢を避けながら力を合わせて門を突き破っていきました。太鼓やぐらからの「石落とし」や、城壁に設けられた狭間(さま)と呼ばれる穴から的を狙う「弓打ち」、チャンバラ合戦をする「白兵戦」などがあり、「戦国時代」を楽しみました。国内外の参加者約600人がこのイベントを満喫し、日本の歴史文化を体感しました。

 外国人は、日本と言えば「侍」や「忍者」を連想します。しかし、現代の日本はそのイメージに対応はしていません。外国人は母国に帰り、自慢できる体験を求めているので、侍になりきって城攻めするといった珍しい体験イベントを企画すれば、参加者のフェイスブックやツイッターで情報DSC02124が広がり、海外にも発信され、結果として外国人客を増やすことにつながる、と考えた所からこの企画はスタートしました。『食べ物がおいしく、風光明媚(めいび)で、人情も自然も豊か…』といったおなじみの定型フレーズではもはや、他地域と差別化することはできません。珍しい体験や景色など、他にはないものを意図的に提供し、情報を『拡散』してもらうことが、集客力となるようです。島根県は、外国人客数が8年連続で全国最下位にあります。松江市には小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの小説の舞台があり、近くの境港市にはゲゲゲの鬼太郎の妖怪文化があります。出雲市には全国の神々が集まる出雲大社、古代から近現代の遺構がそろい、日本の歴史を丸ごと体験できる貴重なエリアなんです。その意味で今回の「城攻め」は、山陰の新たな第一歩を記したと言えるでしょう。企画したフロッグマンさんは来年も続けたいとの意向のようです。

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