加賀屋の流儀

 退職してから、いろいろなところへ旅行をしているんですが、今は努めて一流どころに泊まるようにしています。やはり一流の「おもてなし」は、身を持って体験しないとわかりませんからね。「大DSC02105和屋本店」(⇒コチラ「ホテルヨーロッパ」(⇒コチラ)「玉の湯」(⇒コチラなど、とても印象に残る宿でした。素敵なお部屋で、料理等精一杯のおもてなしをしていただいて、帰るときには姿が見えなくなるまで見送って手を振ってもらい、帰ってからは達筆のお礼状をいただいた「玉の湯」は、また行ってみたいと思いますものね。

 今度はプロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」35年間連続で総合1位を獲得している、石川県・和倉温泉の「加賀屋」(かがや)へ行ってみようと思っています。今、一生懸命その予習をしているところです。読んでいる本は、細井 勝『加賀屋の流儀―極上のおもてなしとは』(PHP文庫、2015年)と、加賀屋の女将さんが書いた小田真弓『加賀屋―笑顔で気働き ―女将が育んだ「おもてなし」の真髄』(日本経済新聞出版社、2015年)です。

 たとえば実際に「加賀屋」に泊まった人の感想を読むと少しは伝わってくるでしょう。

 見事な調度品、隅々まで清潔さの保たれた館内、スタッフのサービスの見事さ、工夫された美味しい料理の数々、見事です。華やかなショーや土産物店の多さからざわついた感じでは?と恐れていたのですが、落ちついた雰囲気でしたし、部屋にいったん入ると静謐そのもので心からリラックスできました。他の口コミを見ると「お風呂が思ったほど広くない」「食事も期待ほどでは・・」といった感想もありますが、それはあまりに豪華・特別なものを期待しすぎたからではないでしょうか。「客のために真心込めて徹底的にサービスする」という姿勢はすばらしいです。他の旅館との差が歴然としていてもうここ以外には泊まれません。

 上の本の中に印象深い言葉がありました。

 よく企業が宿泊研修を行う加賀屋で、マネジメントの立場から講師役を務める機会がある手島さんがたびたび聞かれるのは、「加賀屋は何が日本一なんですか?」という問いかけである。そんな抽象的な質問に、以前ならたじろいだというが、最近は言うべき答えが決まっている。「それは、旅館として当たり前のことを、日々、確実に地道にこなす努力を怠らないこと」であるという。    (『加賀屋の流儀』p.252,下線は八幡)

 十分に経験を積んだ客室係さんたちが、それぞれの個性を発揮しながら、めいめいの言葉で誠意を尽くし、個々の思い出づくりを演出する。そんな日々の積み重ねの中に、感動と満足を呼び込む正確なサービスが根付いた旅館が「加賀屋」なのかな、と予習段階で思ったりしました。ついでながら、上の言葉は、それぞれの職場に置き換えて読んでみると、どの職場にも当てはまる真理だと思います。私の場合は「学校(英語の指導者)として当たり前のことを、日々、確実に地道にこなす努力を怠らないこと」ですね。

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