新「伊東屋」再訪

DSC01765 私は東京に出ると、必ず銀座の伊東屋」に立ち寄ります。明治37年の創業から東京・銀座で111年、文房具を選び、見極めてきたスペシャリストのお店です。私のような文房具マニアにとっては、ここにいる間はもう至福の時間でした。その「伊東屋」も改装のために、ここ数年は路地を曲がった近くの仮店舗で規模を縮小しての営業だったんです。この6月にリニューアルオープンしています。「絶対に上京したら行くぞ!」という思いでした。「伊東屋」のホームページはコチラです。

 そんな伊東屋のロングセラー、スタンダード、新作の逸品が特集された本が、最近10月8日発売になりました。銀座・伊東屋 文房具BETTER LIFE』(マガジンハウス、1400円、2015年10月)です。文房具好きの発想のスイッチをオン状態にDSC01758してくれます。銀座・伊東屋の目で選び抜かれた逸品160点は、机上品から空間作りまで、ビジネスシーンをより快適にし、普段の暮らしに喜びや楽しさ、思いがけないヒントを与えてくれるものばかり。何かを始めたくなるときに、いつも身近にいてくれるのが文房具。デスクから空間へ、文房具のあるシーンをめぐってのアイテム紹介、さらに 発想が広がるデスク小物、愛着がわくデスクツール、思いを寄せる一級品、マメ知識など文房具の知識、役立つ情報が満載の文房具ワールド本です。伊東屋の各階にもこの本がたくさん置いてありましたよ。天井からは写真のような看板が掲げてありました。次のような文房具が特集されています。


1.書くことはこんなにも楽しい―想像を生み出す文房具
2.手紙を送るとなぜか心が満たされる―思いを伝える文房具 
3.仕事の自信は快適さが呼び寄せる―会議に役立つ文房具
4.移動中だからこそ使いたい―旅する文房具 
5.楽しみの数だけ豊かになれる―家時間を彩る文房具
6.思い入れはセンスに現れるから―気持ちを包む文房具

DSC01748 さてその銀座の「伊東屋」に、夕方の6時ごろ暗くなってから行ってきました。長らく休業となっており、仮店舗での営業が続いていたので、心待ちにしていたんです。そしてこの6月16日にリニューアルオープンの運びとなりました。13階建ての新築ビルは、入口からとってもおしゃれになっています。すっかりきれいになった店にワクワクして入り、おお、1階はおしゃれになってるなー、カフェスタンドまである。さらには、ちDSC01760ゃんとエスカレーターがある!以前は上の階までずっとらせん階段で上がったり、エレベーターをずっと待ったり大変だったからなあ、階段も広いぞ、なんて思いながら2階に上り、ここもおしゃれだなー、なんて思いつつ回ってみました。エスカレーターの幅が極めて狭いのは、都会の狭小店舗を有効活用するためには仕方がないのでしょうね。それも8階までしかありませんでした。しかも下りのエスカレーターはDSC01757ありません。中途半端ですね。エレベーターも2機あるのですが、利用者が多いせいか待ちくたびれて、私は階段を利用して降りました。3階、4階…と上がると、どんどん違和感が湧いてきます。確かに、7階に入った竹尾見本帖とか、ずらり並ぶ紙のフロアは感動ものでした。しかし、あの、文房具ならとにかく伊東屋!困ったときは伊東屋に行けば物がそろっている!みたいな、圧倒的な品揃えの店ではDSC01750くなっていたのです。地上13階・地下2階建てで、延べ床面積は約4200平方メートルで、売り場面積自体は同じ場所にあった旧店舗とほぼ変わりませんが、取り扱い品目数は約5万品目と、従来の半分以下に絞り込んだという報道もありました。その分、売り場はゆったりしたつくりになっています。5階の銀座通り沿いには、自席ではない場所でパソコン作業をする「ノマドワーカー」向けに電源コンセント付きの席を設けるなど、フリースペースも充実させています。まるで、おしゃれな高級雑貨屋みたいになってしまいました。野菜農園まであって、コンセプトがいまいちよくわかりません。できた地産地消の野菜を最上階12階のカフェ 「CAFE Stylo(カフェ・スティロ)」で食べることができる、と言われても、田舎からやってくる伊東屋ファンは、そんなことは全く期待していないのです。もっとこのスペースに、いろいろなものが置けるだろうに、と考えるのは私だけではないでしょう。オシャレになりすぎて、もはや以前の文房具店ではなくなった!」「残念!」「がっかり!」という厳しい意見が聞かれるのももっともなことです。

 そもそも、1)困ったときには伊東屋に行けば必ず見つかる (2)品番別色別の豊富な品揃い、(3)圧倒的な品揃え、が以前の「伊東屋」の魅力でした。筆記用具に限っても、新しく出たものは全部置いてあり手に取って確かめて買うこともできたんです。それがなくなってしまったので、ちょっとがっかりな再訪問でした。それでも、私がいつも会社から直接買っていたニッコン商事の愛用手DSC01754「プランダイアルクロックA版」が1冊だけあったのと、ロフトでも東急ハンズの文具売り場でも見つからない、長年採点や執筆修正に使っているパイロットのボールペン「G3ジェルの0.7mm(赤)」のリフィルを大量に買って帰ることができたのはさすがの収穫でした。さらに、7階の紙売場の充実度は半端ではありませんでした。ここだけはもっと時間をかけてじっくり見ていたかったです。

▲伊東屋オリジナルのクリップ

▲伊東屋オリジナルのクリップ

何でも好きな色の紙が手に入ります。種々の色揃いを見ているだけでも目の保養になりますね。私の好きな色合いの封筒(ブルー)を大量に買って帰りました。

 リニューアルした「伊東屋」の各階フロアーの写真が見たい方は⇒コチラで見ることができます。 

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