砂の美術館

DSC01204 鳥取砂丘の大量の砂を最大限有効活用している施設、「砂の美術館」(入館料600円)へ行ってきました。JR「スーパーまつかぜ」で鳥取まで行き(約1時間30分、2両の特急列車で日本一短い。米子を過ぎてからものすごいスピードになることを実感した)、鳥取駅から「砂丘線」のバスで「砂の美術館」の前で降ります(約20分)。バス停からはちょっと歩いて戻る感じです。世界でも最高レベルの砂像を展示するこの美術館を、私は初めて訪ねたのですが、巨大な砂像の造形に大きな衝撃を受け感動しました。

 2006年の開館以来、毎年世界トップクラスの砂像彫刻家を招き、テーマに沿った砂像を展示しているようです。砂像を作るのには最高に適した場所にありますね。鳥取砂丘のすぐそばですから、材料に困ることはおそらくないでしょう。第1期展示(2006年11月18日~2007年1月3日)の「イタリア・ルネサンス編」では、レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』やミケランジェロの『ピエタ』などをモチーフに砂像を作り上げたそうです。見てみたかったです!

DSC01216 私が今回訪ねたのは、第8期展示「砂で世界旅行・ドイツ編」でした。グリム兄弟の像や、グリム童話作品から『ヘンゼルとグレーテル』、『ハーメルンの笛吹き』など文学作品のほか、ルターの宗教改革、ベルリンの壁建設・崩壊などの史実を砂像で表現していました。巨大にして繊細な砂像は、圧巻の一言に尽きますね。人物の表情など、顔のしわ一つまで細かく描写されています。雪まつりの雪像に負けずとも劣らない、迫力に驚かされるばかりです。中でも印象に残ったのが、ノイシュバンシュタイン城やジグマリンゲン城など、城を再現した作品でした。細かいところまで緻密に彫られた像は、時折それが砂であることを忘れさせるほどの迫力です。これほどまでに美しい作品を作り上げることができるとは驚きでした。札幌雪まつり」の雪像に負けない魅力を備えた砂像の数々を、鳥取砂まつり」でも開催して、全国にその魅力を発信したら良いのではないかと思いました。砂像へのライトの当て方一つとってもずいぶん工夫しているらしく、立体感が半端ではありません。砂像は砂を水で固めただけなので、製作中から完成後も、常に崩れる危険がつきまといます。砂像彫刻家たちはその危険に果敢に挑み、完成した作品でこうして人々に感動を与えているんですね。美術館に展示されている大きな砂像は、ピラミッド状に木の型枠を組んで砂を固めるそうです。美術館の屋外にも作品が展示されていました。これから展示するものなのか、はたまた壊れてしまって作り直すのか、屋外にはその型枠の状態で置かれているものがいくつかありましたよ。3階に登って下の砂像の数々を上から見下ろすのも、また違った迫力です。屋外の展示や、鳥取砂丘」の全貌も素敵な眺めでした。いい経験をしました。来てよかったです。❤❤❤

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