三橋達也の十津川警部も

アルプス誘拐ルート 最近、スカパーのテレビ朝日2では、西村京太郎先生十津川警部シリーズの初期の作品を毎月2本ずつ放映しています。私は大ファンなので、全部録画をしながら観ています。現在TBS、テレビ朝日で放映されている渡瀬恒彦―伊東四郎、高橋英樹―高田純二コンビとはまた違った魅力のあるドラマになっています。主役は警視庁捜査一課の十津川省三警部(故三橋達也)と、“カメさん”こと亀井定夫刑事(故愛川欽也=キンキン)で、これに部下が加わります。列車のトリックを解明すべく、三橋達也さんが

「カメさん、我々も乗ってみようじゃないか。」

と言うときの独特の渋さが何とも味わい深いものがあります。キンキンとのコンビも絶妙で非常に見ごたえがあります。主役は十津川警部というより亀井刑事のほうと言ったほうがよいくらいです。この頃のテレビ朝日では、十津川警部を演じる三橋達也さんの年齢が高かったもので、それを考慮しあまり動き回らない設定にしたために、原作とは異なり愛川欣也さんが演じる亀井刑事をメインに据えた作りとなったそうです。高橋英樹さんが演じるようになってからは、原作どおり十津川警部を中心に物語が展開していきます。西本刑事は森本レオ、清水刑事は井川晃一、北條刑事は山村紅葉。森本レオは主にキンキンと行動を共にしているため結構重要な役を担うことが多く、列車内で起きた殺人事件の現場に偶然居合わせたりすることも少なくありまん。番組の冒頭で無意識のうちに犯人に接触していることも多く、後半で「カメさん! ほら、あのときの! これあのときの大学生ですよぅ。」と、気がついていないキンキンをサポートしたりします。また、カメさん、こーゆーことは考えられませんか?」と推理を披露することにより、視聴者にヒントを与えているのです。

 次に犯人ですが、どちらかというと女性のほうが多いみたいです。犯人のパターンというのは大体決まっており、山口果林、白島靖代、川上麻衣子、金沢碧、岡まゆみ、芦川よしみ、大場久美子などです。出演者以外の大きな魅力はというと、何といってもあのおなじみの主題歌ですね。オープニング・エンディング・BGMともに同じメロディーですが、そのテンポが全く異なるので、受けるイメージが全く違っています。さらに、曲が始まるタイミングが絶妙でイントロを聞いただけで反応してしまいますね。とくに、オープニング・テーマはキンキンの語りとともに雰囲気を盛り上げています。オープニングのパターンは次の通りです。

愛と死の飯田線 まず、5分程度さわりの映像が流れます。このあと、列車か路線の説明をキンキンが行います。例えば「特急白山は上野を8時30分に発車。途中停車駅は大宮、高崎、……、終点金沢には14時36分に到着する。6時間6分の旅である。」といった具合です。説明時の映像は、路線図の上を読み上げた駅名に合わせて移動させていくというものですが、さらにそのバックではうっすらと列車が走行している姿が映り込みます。で、最後の「旅である」の部分を低い声でゆっくりと言った後、向こうから列車が疾走してくる映像とともに、タタータタタタン、タタータタタン、タタータタタン、タタタン、タタタンと音楽がスタートします。このシーンが大好きなんです。このパターンは、新シリーズでも高橋英樹さんに引き継がれていますね。

 エンディングも特に決まってはいないようですが、私の印象では砂浜や海に面した岸壁、湖などの水辺が多いみたいですね。容疑者が女性の場合は、だいたい次のようなワンパターンで最後を迎えます。ちょうど水戸黄門の印籠のような感じです。

  • ①容疑者がどこかに姿を消す。刑事たちが慌てる。

  • ②三橋が「容疑者は死ぬかもしれない。」と言って、キンキンとともに犯人がいると思われる場所(主に犯人の思い出の場所が多い)に向かう。

  • ③予想通り犯人がそこにいて、キンキンが「やっぱりここでしたか。」と声をかける。

  • ④犯人は「またあなたたちですか。」などと言ってあきれる。

  • ⑤犯人の子供が現場にいた場合は、北條刑事が「お姉さんとあそぼっか?」と言って連れて行く。ここで、おばさんじゃねーかなどと突っ込んではならない(笑)。

  • ⑥キンキンは犯人が犯行に及んだ背景から話し始め、犯行の一部始終の推理を述べる。

  • ⑦ひととおり証拠を出し切ったところで、犯行を知っているか、うすうす感づいている犯人の家族・恋人が西本刑事らとともに到着する。

  • ⑧その人物が泣きながら「もうやめてー!」的なことを言う。

  • ⑨犯人が事件の真相を「刑事さんのおっしゃるとおりです。」と言って泣きながら話し始める。

  • ⑩西本刑事らが犯人を連行する。ここで、歩き出したときに家族・恋人が「絶対に待ってるから…」と言う。くさい芝居です。

  • ⑪残った三橋とキンキンが、明るい未来について二言三言の会話をする。(ここでエンディング曲がフェードイン)

ま、こんな感じです。⑩でパトカーは全車撤収してしまうので、残った十津川と亀井がどうやって帰るのかな?などと突っ込んではなりません(笑)。我ながらよく観ていますね。今度の連休には、「愛と死の飯田線」、その次は「阿蘇殺人ルート」を観ます。

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