答案返却

  ◎試験の答案は翌日に返す!!

 生徒たちに聞くと、定期試験課題テストが、試験実施後一週間ぐらいしてから返却されていたといいます。とんでもない話です。成績が落ちるのにはこんなところにも原因がありました。私は若い頃、松江南高校で(当時の県ナンバーワンの英語成績)、先輩の先生からテスト答案は翌日には絶対に返却する。 kita24_7625生徒は一生懸命準備して勉強して臨んでいるのだから、教員もそれに応えなければいけない。と教えてもらいました。当時は4人で回し採点だったんですが、みんな必死で採点して何とか間に合わせて翌日に返していたものです。年配の先生が一番早く採点されるので、若い我々は徹夜してでも必死で付いていったものです。ここでも重要なポイントがあります。まずは「翌日に返却する」というゴールを決めます。そのためには各自がどうしたらよいか方策を考える、といった具合です。何の目標もなしにダラダラと採点していたのでは、「忙しい」と言い訳しながら上記の様になってしまうでしょう。成功するためには、まずはゴールを決めて「上から下へ攻める」という大原則です。生徒も記憶の鮮明なうちに返してやったほうが、教育効果も違うでしょう。6月に復帰してから、若い先生方にもお願いして常に次の時間に返せるように頑張っています。あるとき朝の1時間目に実施した課題テストを、その日の5時間目に返却したときには教室がどよめきました(翌5日間ぐらい行事等で授業がないことが分かっていましたので死ぬ思いで採点しました)。教員も「まずできることからやる」、これが重要です。

 さて、みなさんは「答案返却」をどのようにして行っておられますか?「答案の返却方法が学習成果に大きな影響を及ぼす」という研究結果が報告されています。答案返却の方法としては、①無返却、②単に返却するのみ、③返却して自己検討を加える、④返却して簡単な講評と矯正を加える、が考えられます。は論外ですね。③④に勝るというのも理解できますね。「やっておきなさい」では絶対にやりません。さらには、よりもが優れていることは実証的な研究でも明らかにされています。そしてそのことは、一般的にみて、能力の高い生徒に対してよりも、能力の低い生徒に対してより大きな積極的効果を及ぼすようです。苦手意識の強い生徒への返却方法としては、が最も効果的であることを意味します。

 私は長年ずーっと、答案を返却する際に、「模範解答」を一緒に配布して、間違いの多かった問題に関して簡単な解説を加えます。「模範解答」には単に答えだけではなく、採点して間違いの多かった問題(★)には、コメント・解説を添えて注意を喚起しています。今日も、先週終わった中間試験(土曜日に終わった試験は、ALTの協力もあって土曜日帰る時には採点が終了していました)の「模範解答」に、正答率の低かった問題に分析を書き込んでいきました。昨日(10月3日)リニューアルオープンしたばかりの「興雲閣」(こううんかく)のカフェで、コーヒーを飲みながら、模範解答に赤ペンを入れていきました。リスニング試験(10点分)のスクリプトも添えて、どこが聞き取れなくて間違えたのかが分かるように工夫してあります。さあこれで明日返却することができます。❤❤❤

DSC01152

 
広告
カテゴリー: 英語指導に関して パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中