「サイレントイブ」の変遷

 「ラーンズ大阪講演会」の夜、打ち上げの席上で、冨田ゆかり先生(清教学院中・高校)とシンガー・ソングライター辛島美登里(からしまみどり)さん談義で盛り上がりました。冨田先生も辛島さんと同じ鹿児島県出身で、大学まで奈良女子大学と同じです。私は辛島さんが大学生の頃からの熱狂的ファンです。まだ売れなかったころの葛藤と揺れる心、そして大ヒットについては、このブログでも詳しく取り上げたことがあります。⇒コチラです  さまざまな恋愛の機微を綴った歌で知られ、美しいメロディーもさることながら、洗練された歌詞に対する評価が非常に高い歌い手です。デビューの翌年に出たシングル「サイレントイブ」(1990年)TBSテレビドラマ「クリスマスイブ」の主題歌となり、自身最大の大ヒットとなりました。以来、彼女の大切な曲として長く歌い続けてこられました(多くの歌手によってカバーされる辛島さんの代表曲です:稲垣潤一、沢田千可子、華原朋美など)。

    サイレントイブ       
               作詞・作曲 辛島美登里
真っ白な粉雪 人は立ち止まり
心が求める場所を 思いだすの
いくつも愛を 重ねても 引きよせても
なぜ 大事な夜に あなたはいないの
さようならを決めたことは けっしてあなたのためじゃない
不安に揺れる キャンドル 悲しかったから
”ともだち”っていうルールは とても悲しいゲームね
もう二度と 二人のことを 邪魔したりしない
      (中略)
もう一度 私の夢をつかむまで Silent Night

辛島 この曲に対する思い入れを、女心の機微を長く描き続けてきた辛島さんが、産経新聞』2015年8月16日付の取材に答えて語っておられたのが私の興味を引きました。この歌を歌い始めたころには、「なぜ 大事な夜に あなたはいないの」という歌詞の部分に力を込めたと言います。切ない思いを抱く女の人たちと傷をなめ合うような感じだったのかな。歌うことで男の人に少しでも反省してもらおうと思っていた」と言います。今では、歌詞の最後の部分、「もう一度 私の夢をつかむまで」という箇所に思いを込めているそうです。年齢を重ねて、夢をつかむことの大切さに実感がこもります。女の人たちに、『夢をつかもうね』と、しっかりと語りかけることができるようになった。」というのです。歌詞の中の言葉が持つ意味が、時を重ねることで変化していったのですね。長く歌い続けてこられたからこそ、言える言葉だと思いました。

 もう一つ、彼女がデビュー以来、常に心がけていることがあるといいます。難しい英語やカタカナ、漢字を使わないようにすること、だそうです。難しい歌と思われたくなくて。聴いてすぐ、体が覚えていてふっと口ずさめるような歌を作りたい」と語ります。歌詞で都会を描くときにはどうしても、関西の景色を思い浮かべると言います。それでは、聴いてみましょう。❤❤❤

広告
カテゴリー: 私の好きな芸能人 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中