丸暗記不要の英文法

関正生 研究社から、カリスマ講師関 正生(せきまさお)(オンライン予備校「受験サプリ」講師)『丸暗記不要の英文法』が新発売されました。今まで丸暗記させられた(丸忘れします)英文法を、論理的・系統的・徹底的に解説したものです。センター試験ほか、有名私大の入試予想問題で、解法を確認しながら、抽象的に思えた英文法の疑問が、「ああ、そう考えればいいのか!」と氷解していきます。これによって、英文法の真髄を理解し、センター試験や有名私立大学の英語の問題の解法を身につけることができます。抽象的に思われた英文法の疑問が氷解する瞬間を、体感することができる本です。本当の英語の姿(「みなさんが想像するよりはるかに美しく、楽しい世界です」)を知り、鮮烈に記憶に残る指導のためにも、現場の先生は読んでおいたほうがよいでしょう。この本は発売2週間で増刷になりました。学習参考書としては異例の早さですね。 

 私がよく授業で取り上げる、「V-ingしか目的語に取らない動詞、 to Vしか取らない動詞、両方取るが意味の異なる動詞」を丸暗記している生徒がずいぶんいます。実に無駄な努力です。不定詞を取る、decide(~しようと決心する), expect(~することを期待する), mean(~するつもりである), plan(~する計画である), hope(~することを望む), wish(~したいと思う), agree(~することに同意する), offer(~しようと申し出る), promise(~することを約束する), refuse(~することを拒否する)などの動詞を丸暗記するのではなく、これらの動詞がすべて<未来志向的>であることに注目することが大切です。動作は未来に行われるという特徴があるのです。それはto不定詞の根源的な前置詞to(~へ)の意義素 「方向」に遡れば簡単に理解できることです。このことは、大学生のときに安藤貞雄(あんどうさだお)先生の授業や著書で教えていただいて(当時としては画期的な考え方でした)、ずいぶん価値観が変わったものです。

 同様に、「be + to 不定詞」を、予定・義務・可能・意図・運命などと一生懸命意味を覚えている生徒もいます(「運良いと偽名可能」という覚え方があります)。そんな5つの意味があるわけではありません。いずれも「方向」を表しているだけです。「~する予定である」「~しなければならない」「~することができる」「~するつもりである」「~する運命だ」の意味は、いずれもこれからそういう方向へ向かおうとしている、私の授業では、be toの下に矢印を一本引いて終わりです。そして実際の英文の中で、この用法を見分ける手立てを教えておいてやると鉄壁です(例えば、後ろに未来を表す副詞が続いたときには予定の意味に、後ろに受け身が来たときには可能の意味が多く、ifの中で使われたときには意図といった)。

 覚えなければならないことはしっかり覚え、理解しなければいけないことは納得いくまで考える、そういった姿勢が大切なんです。なんでもかんでも丸暗記では困ります。7月25日(土)の博多「生徒の英語運用力を磨く研究会」(ラーンズ主催)では、そのようなお話もさせていただく予定です。担当者によれば「満員御礼!」だそうで、有り難いことです。休日にお出かけいただいた先生方に、きっと喜んでお帰りいただけるように準備しておきますね。さて、「シークレットなおみやげ」とはいったい何でしょうね?内緒、内緒…。大阪・広島会場、まだお申込みでない先生方、お急ぎください。もうすぐ満席となります。

◆8月1日(土)  15時~17時  サムティフェイム新大阪 2Fホール1  ゲスト:東 大視先生(羽衣学園高等学校) ★7月24日申し込み締切

◆8月8日(土)  14時~16時  TKPガーデンシティ広島 2Fアクアマリン  ゲスト:東 直樹先生(愛媛県立松山南高等学校) ★7月31日申し込み締切

★研究会の詳細とお申し込みはコチラです。⇒コチラ

広告
カテゴリー: 英語指導に関して パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中