小石川後楽園

IMG_7049 「東京ドームホテル」「東京ドーム」を出て少し時間があったもので、お隣の「小石川後楽園」(こいしかわこうらくえん)にお邪魔してきました。東京のど真ん中にもこんな別世界があったんですね。ただ、緑の木々を背景に高層ビルが立ち並ぶ姿は、いかにも都会風です。小一時間ほど散策を楽しみました。

IMG_7064 江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる。)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に 完成した庭園です。光圀は造園に際し、明の儒IMG_7095学者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」になっており、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっています。この小石川後楽園は、庭園の造園にあたり、明の遺臣・朱舜水の意見をとり入れているため和漢折衷となっており、日本庭園ですが随所に中国的な趣も感じることができます。また、当園の特徴として各地の景勝を模した湖・山・川・田園が巧みに表現されていて、裏のほうへ進んでいきますと、円月橋」があります。各所で見る人の目をなごませてくれます。水道橋駅からすぐのところに、こんな庭園が広がっているとは、夢にも思いませんでした。

IMG_7096 この地は小石川台地の先端にあり、神田上水を引入れ築庭されました。また光圀の儒学思想の影響の下に築園されており、明るく開放的な六義園と好対照をなしています。なお、昭和27年3月、文化財保護法によって特別史跡及び特別名勝に指定されています。特別史跡と特別名勝の重複指定を受けているのは、都立庭園では浜離宮恩賜庭園と当IMG_7068園の二つだけです。全国でも京都市の鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、醍醐寺三宝院、奈良県の平城京左京三条ニ坊宮跡、広島県の厳島、岩手県の毛越寺庭園、福井県の一乗谷朝倉氏庭園を合わせ9ヶ所だけです。東京のまさにど真ん中に、このような優雅な別世界が広がっているのは、驚きでした。またゆっくり訪ねてみたいと思います。

 

IMG_7099IMG_7076IMG_7086

 
 

 

広告
カテゴリー: 日々の日記 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中