江山楼の特上ちゃんぽん

◎週末はグルメ情報です!

IMG_9006 長崎へ行くたびに必ず立ち寄るお店があります。同僚たちが長崎に行くと言うと、このお店を紹介しています。みなさん美味しかったと言って喜んでもらっています。新地・中華街 「江山楼」(こうざんろう)「特上ちゃんぽん」(1500円税別)を食べに行くのです。市内路面電車を「新地」で降りて、少し歩くと中華街の入り口門が待ち構えています。中に入って少し進んで左に曲がると中国菜館「江山楼」です。斜め前に新館もあります。

 「江山楼」のメニューの中では、「特上ちゃんぽん」が、ダントツで1番人気のようですね!先日お邪魔したときにも、みなさんちゃんぽんを食べておられました。これがその現物!

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待つこと5分!店内は、平日の夕方開店と同時に混み合っていましたが(いつも満席です)、注文して料理が運ばれてくるまでの時間は短めでした。具材が豪華すぎます!フカヒレまでのっています!店員さんに聞くと、普通の「ちゃんぽん」で17種類、「特上ちゃんぽん」は20種類以上の具材が使われているそうです。そりゃ、美味しいはずですね。


 まずは、スープからいただきましょう。見た目でもわかりますよね?濃厚でクリーミー!いろんな具材からたっぷりとダシが出ていて、唸ってしまうほどです。いつ行っても食べている途中で店員さんが「ちゃんぽんのお味はいかがでしょうか?」と、尋ねてこられます。「美味しいです!」と返事をして、コチラからも質問をしてみました。特上ちゃんぽんと普通のちゃんぽんのダシは同じですか?と、聞いてみたところ、「ベースは同じです」ということでしたが、「特上ちゃんぽん」には特別な具材が入っていますので、その具材からでるダシでひと味違うのかもしれませんね!とのことでした。続いて麺をいただきます。少し柔らかめの白っぽい麺です。「柔らかめ」という表現よりは「モチモチした麺」と表現した方がいいのかもしれませんね。

IMG_8999 秘伝の味を今に、創業以来守り続けるおいしさづくりへのこだわり。長崎中華街の歴史とともに60余年。「父の味、 母のまごころ」 をモットーに魔法の鍋から生まれるお料理の数々。一流の味というよりは、 親しみの味、こころの味。なぜかまた食べたくなるような、そして思わず笑顔がこぼれるようなおなじみの味。それが江山楼」、王 国雄さんの味づくりです。創業以来培って来た技から生まれる秘伝の味。一品一品に、あたりまえの小さなこだわりの数々がしっかりと息づいています。先代より伝えられた味を今に生かしてこそ伝統。 その意味でスープづくりは江山楼の味の原点です。秘伝と一言でいってしまえば簡単ですが、当たり前のことを忠実に、そして、それに徹すること。もちろん、鶏ガラの色、コク、香りと、信じるおいしさを求めてじっくり煮込んで仕上げます。白湯、清湯とお料理に合わせて使い分けるのもお料理の持ち味を考えてのこと。すべてはおいしさづくりに託す心が基本です。例えばもやし。具材の中でも最初に炒めるのがこのもやしですが、強い火をIMG_9000通した後もシャキッと歯ごたえがあり、もやし本来のほのかな甘味が残るおいしさであることが江山楼の調理技術の基本です。もやしひとつとっても、おいしいちゃんぽんをつくるための大切な要素。江山楼では、ちゃんぽんをはじめすべての料理にその技と心が生きています。一度に二杯分まで、それが味へのまごころ。いつの時も最上のおいしさの状態でお出ししたい、それが江山楼のおもてなしの願い。例えば四名以上でちゃんぽんを注文しても、ひとつの鍋で作るのは二名分まで。麺の炊き加減、具の素材と火の最良の関係など、ちゃんぽんの本当のおいしい状態を考えれば、どうしても二杯分が限度なのです。いつでも作りたてのおいしさを、それが、「江山楼」のおいしさづくりのまごころです。そんな「江山楼」はいつお邪魔してもお客さんでいっぱいです。

 さて、さだまさしさんが長崎で20年間開催した伝説のライブ「夏・長崎から」。彼はこれをずっと無料で行っていました。もちろん全部彼の自腹の持ち出しです。当時、中国で映画「長江」を撮った際の莫大な借金(28億円、金利を入れて35億円、2006年に完済)を抱えて返済が大変な中、なんで広島では原爆の日に平和を祈るコンサートをやるのに、長崎ではやれないんだろうか?」とさださんが呟くと、友人は事も無げに「お前がやらないからだよ」と言われ、成る程…」とうなずくさださん。スタッフの大反対をよそに、3000万円の持ち出しで第一回目のコンサートは挙行されました。彼の心はこうです。

 有料にすれば只の商売にしか映らない。俺は故郷に世話になってきた分、どうしても平和を考えるコンサートをやりたい。と、なれば有料は駄目だ。誰でも来られる、それこそ夕涼みがてら家族で俺たちのコンサートを聴きに来るという”家族の構図”がもう平和の象徴になる。料金を取れば子供や老人は留守番になるかもしれない。チャリティにすれば志は曖昧に見えるのが世の常、人々はそこで動く”金額”だけに気を取られる。純粋に俺が長崎で好きなことをやる、その代わりにメッセージを伝える。だから無料でなければ駄目なんだ。   (さだまさし『美しき日本の面影』2006年)

 長崎・夏の名物詩になったこのコンサートはその後、どんどん大がかりになって、1億円の経費がかかる中、半分の5千万円はやはり彼の持ち出しでした(パナソニックがスポンサーになってくれたのは嬉しかったな)。借金しているのにお前は偉い!命懸けでみんなで応援するぞ!」 こうして真心の連鎖が起きたのです。中国菜館「江山楼」(こうざんろう)の店主・王 国雄さん(さださんは「あんちゃん」と呼びます)は、前夜祭、後夜祭の食事を全部おごりでもてなし続けてくれました。まさしが無料で市民のために歌うというのに、市民が何もしないわけにはいかん。前夜祭でも後夜祭でも何人でもよか。うちの店でパーティばする。僕のおごりたい。みんな、ぜーんぶ連れて来たらよか。」 と太っ腹です。こんな男気のあるご主人のお店です。 

 そのお返しというわけでもないのでしょうが、「江山楼」のイメージソング「秘伝」をさだまさしさんが作詞作曲して歌っています。「江山楼」のホームページでこの歌を聴くことができますよ。⇒コチラです  いかにも「江山楼」の魅力が伝わってきますね。

 「秘伝」     作詩・作曲・歌 さだまさし

ふる里に美味しい店がある
そう言ってくれて嬉しいよと
いつもの笑顔で穏やかに
あんちゃんが笑っていた

はじまりは 小さな店だった
父ちゃんが植えた種を
母ちゃんが育てて そして
あんちゃんが咲かせた花

魔法の鍋がこの店にある
だから格別うまいのだ
秘密の呪文で味付けしてる
僕はそうニラんでた

そう言ったら やっぱり
あんちゃんは
穏やかに 笑うだけだった
どうも謎だと思ってた
ふる里に美味しい店がある

IMG_9005 ついでに、「五目チャーハン」もいただきましょう。一口食べるとちょっと味が薄いんじゃないかと思います。ところが箸を進めていくうちに、何とも言えずにはまってしまう美味しさなんです。いくらでも食べられます。言葉では言い表せない味なんですね。今回の長崎旅行の大きな目標が、この「江山楼」での食事でした。

 

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