Dean’s Box

Dean Dill Dean Dillさんが亡くなりました。年明けにガンの治療で入院しており、治療費がかさみ、援助を求める記事がネットに出たりしていたので、心配していましたが、2月7日朝にお亡くなりになりました。80歳でした。テレビ番組の”The Tonight Show”に出たことが出世作となりました。

Dean's Box 相手の選んだカード1枚だけを除いて、デックの中の残りのカードが全部真っ白になってしまうという“Blizzard”は、彼の代表作ですが、その後数多く出た、このプロットのマジックに世界的にも大きな影響を与えたものです。私も、この作品は大好きな宝物(pet item)なのですが、何と言ってもDean Dillと言えば “Dean’s Box”ですね。これを初めて見た時に、すごく高価な商品だったんですが、私もすぐ購入したぐらいです。「エー、何で?」と不思議な作品でした。以降、世界中で海賊版が出回るくらい人気が出ました。

【第一段】 マジシャンは立方体の木箱を示します。左右には布張りされた穴が開いていて、天井には小さい2つの穴が開いた扉がついています。さらにこの木箱には前面が見渡せるように扉が開く仕組みになっています。本当にきれいな作りの箱です。紅白のロープを示して、これを真ん中から二つに折って折れ目をそれぞれ左右の穴から箱に入れます。マジシャンはこの紅白のロープを握って、天井の穴から引っ張り出します。すると紅白のロープは絡まった状態になっています。

【第二段】 紅白のロープを同じように二つに折って、折れ目をそれぞれ左右の穴から箱に入れます。天井の穴からロープの折れ目を出しますが、まだつながってはいません。正面の扉を開けて、中を確認してもらいますが、箱の中でもつながってはいません。扉を閉めて、それぞれのロープの両端を観客に引っ張ってもらうと、何と箱の中で紅白のロープは連結しています。再び正面の扉を開けると、今度は確かにつながった状態になっています。

【第三段】 今度はロープを一本だけ使って、今度は折らずにそのまままっすぐ左右の穴を通します。左右の穴から両端が出ています。マジシャンはポケットからリングを取り出し観客に示します。そのリングを箱の横の穴から箱の中に投げ込みます。カタンと音がします。正面の扉をすかさず開けて中を見ると、なんとロープの真ん中辺に先ほどのリングがぶら下がっているのです。ロープを左右から引っ張ってもらいますが、確かにロープにリングが貫通した状態でぶら下がっているのです。

 最後には、木箱もロープもリングも全部渡して好きなだけ調べてもらうことができます。何よりも重厚な木箱(金具も)がずっしりと重みをもって輝いています。値段の価値は十分にある見事な作りです。

 この作品を木箱を使わずに平板のプラスチック・ボードでやろうとした意欲作が、オフィスマジックファンタジアから出たばかりのオリジナル「トライアングルホール」です。これなら持ち運びに便利で、同じ現象が楽しめますね。

Dean's Coin Wallet さらに今日、ディーンズコインワレット」(Dean’s Coin Wallet)が届きました。ディーン・ディルが生前愛用していたコイン・ワレットです。コイン、お札のすり替え用に、また予言にも大活躍する財布です。もちろん、普段の小銭入れとしても重宝します。ディーン・ディル氏の功績を偲んで限定製作・販売された貴重なワレットです。既にメーカでは在庫切れとなっていると聞きました。特別に、マイケル・ウェバーの秀逸な小銭の予言手順が、説明書に付記されていました。そういえば、マイケル・ウェーバーと彼が一緒に作った“A New World”いう、とんでもないトリック・デックを思い出しました。あれ、どこにやったっけ?♠♣♥♦

広告
カテゴリー: マジック紹介 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中