矢場とん

 博多駅の複合商業施設の9階に、みそカツ「矢場とん」を見つけました。以前総務部長を務めていた時に、PTAの全国大会で会長と一緒に名古屋に出張したことがあります。その時に卒業生が、名古屋で一番美味しいからと案内してくれたのが、この「矢場とん」でした。確かにあの味噌ダレ柔らかい肉のハーモニーは病み付きになりそうでした。その「矢場とん」が博多にできていたんです。

 みそかつ」は、実はそれほど単純な料理ではないのです。 と言うのも、そもそも「とんかつ」も「みそ」も本来くどい食べ物と食材ですから、単純に掛け合わせて食すると、非常に味が濃くなりすぎて、胸焼けがしそうなしつこい味になってしまうからです。ではどうしたら美味しい「みそかつ」ができるかと言いますと、やはり厳選された食材みそだれをバランス良くマッチさせる事が最も重要なのです。 厳選された食材に、シェフが愛情をそそいで調理し、フロアスタッフが心からのおもてなしをする(接客態度は本当に素晴らしいと感じました)。これこそが「矢場とん」のこだわりだと感じました。

カテゴリー: グルメ パーマリンク