小田さんと建築

 大好きな小田和正(おだかずまさ)さんは、東北大学工学部で建築を専攻し、小田さんの卒業設計(当時の教授からは「建築は絵画ではない!」と酷評された)が、「東北大学の卒業設計60年間のアーカイブス」として優秀作品に選ばれ、マイクロ保存されています。そこら辺の様子は『建築ジャーナル』11月号(2012年)に詳しく出ていました。4年間を仙台で過ごし、大学卒業後も就職をする気になれず、「なんとか学生時代を引き延ばそう」と、早稲田大学・大学院の修士課程(池原義郎研究室)に進みます。入学から1年経った頃、東京へ戻ってきたことで、高校時代のメンバーとバンド練習する機会もずいぶん増え、あきらめかけていた音楽をもう一度やりたい、という思いが芽生えてきました。小田さんは、池原教授に休学を申し出ます「『音楽を一生懸命やりたいんです』って言ったら、先生は『好きなことをやりなさい』とやさしく言ってくれてね」 休学中に、オフコースとしてファーストアルバムも出しました。復学。修士論文を書き上げます。建築から音楽の道へと静かにシフトするつもりだったと言います。事件は修士論文の「発表会」で起こります。論文のタイトルは「建築への訣別」。なんとも刺激的なタイトルです。発表中に勢い余って、「この建物だってポリシーがない」と言ってしまい、場がどよめきます。当時修士論文の審査をしていた主任教授が、まさにその建物を設計していたご当人だったのです。「建築が悪くて、音楽ならいいのかい!」と怒り出します。その場で小田さんの論文を読んだ主任教授は「なんだ、ちゃんと書いてあるじゃないか」と一応評価はされますが、結局、タイトルを「私的建築論」と変えることで大学に受理されました。小田さんは、は建築とお別れしてきました」と、その日に新宿・ルイードでライブをやっています。これ以降、小田さんの本格的な音楽人生が始まりました。「建築」も「音楽」も、両方とも同じ「ものづくり」の仕事であって、共通点も多くあるのでしょうね。苦悩や喜びも共感できることも多いのでしょう。

 最近出たばかりの、早稲田理工 by AERA 2017』(朝日新聞出版、2017年3月)というムックで、小田さんのスペシャル・インタビューが掲載されました。彼の言葉です。重い言葉ですね。

 自分がかっこいいと思うようなものは共感してもらえるという気持ちでやってきた。結局、好きなことをやるのがいいっていうことかな。好きだと、結果が見たいから、『今日はこれで終わりにしよう』って思っているのについ続けてしまう。音楽が好きでやってきて、今ここに至っているわけだしね。

 最近、テレビの明治安田生命の新CM~アフターフォロー「歳の差兄弟」篇に、小田さんの「ダイジョウブ」使用されていますね。このCM映像やメイキング映像などを、下記ページで動画を見ることができます!⇒コチラです

 マイアミ・マーリンズ所属のイチロー選手が出演する「NTT東日本企業」のために、小田さんがCMソングを書き下ろしました。テーマは「いっしょに、一生懸命に。」小田さんらしい高音の響きが素敵な新曲です。いくつかのバージョンが公開されていますが、私が一番好きな映像は、下のものです。❤❤❤

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福満さん世界2位に!

★学生科学賞代表の福満さん世界2等!★

蚕の繭のイラスト

 昨年末の「第60回日本学生科学賞」(読売新聞社主催、旭化成協賛)において、全国の中学・高校から参加した約6万点もの研究作品の中から、高校の研究作品15点が中央最終審査に臨みました。そこで、島根県立益田高校・理数科3年福満 和(ふくみつのどか)さんの研究「ローダミンBの赤い繭・青い繭」「文部科学大臣賞」を受賞して、今年5月にアメリカ合衆国のロサンジェルスで行われる「ISEF世界大会(International Science and Engineering Fair・国際学生科学技術フェア)」の日本代表に選出されたことを報告しました(⇒コチラです)。

 世界の高校生が、科学技術研究の成果を競う、世界最大の科学コンテスト「国際学生科学技術フェア」(ISEF)の優秀賞が5月19日、ロサンジェルス・コンベンションセンターで発表されました。福満さんはこの4月から慶応大学・環境情報学部で学んでいます。動物科学部門」2等に選ばれました。78カ国から1778人が参加しました。学生科学賞の日本代表者の受賞は2年ぶりだそうです。すごいことですね。一緒に渡米しておられたお父様の福満 晋先生より、受賞直後に嬉しいご連絡をいただきました。早速5月20日の『読売新聞』『朝日新聞』にも取り上げられましたね。受賞の詳しい様子については、「日本サイエンスサービス」のホームページが詳しく取り上げています。⇒コチラで読むことができます   下記の報告文書(大会の写真多数)も併せてお読み下さい。

 本校ALTのエドワード先生と一緒に、英語のアブストラクトを少しだけ協力させていただいたんですが、エドワード先生もめっちゃ喜んでいました。島根県出身の生徒が日本のみならず、世界を舞台に活躍するというのは、とっても嬉しいことですね。福満さん、おめでとうございました。❤❤❤

ISEF世界大会(報告)

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竹岡先生の勉強法

 竹岡 広信(たけおかひろのぶ)先生とは、最近もお電話でお話しました。京都の素敵な和菓子をお送りいただき、北高英語科全員で美味しくいただきました。竹岡先生、ありがとうございました。先生は、駿台予備学校・洛南高等学校講師、竹岡塾を主宰され、英語教育に並々ならぬ情熱を注ぐカリスマ講師で、あの「ドラゴン桜」のモデルになった先生です。松江北高では、生徒に読ませたい本100選を選定して(北高100選)、図書館で広くPRをしているのですが、その中の1冊に先生の『英語の頭に変わる勉強法』(中経出版、2009年)という本があります。私は英語教師の指導で一番大切なことは、生徒に「勉強の仕方」をどのように教えてあげるか、ということだと考えています。この本は竹岡先生の豊富な経験に裏打ちされたそういった「勉強の仕方」を開陳しておられるところが、北高生の参考になると思って、紹介・推薦しているんです。どのような指導が有効であるのか試行錯誤を続け、これまでに「語源を活用した単語指導」や「100の基本英文を活用した英作文指導」などを確立され、近年では、高校教員向けのセミナーでも講師をお務めになり、北高からも多くの先生が受講しておられます。 「英語を好きになってほしい」「英語教育をよくしたい」という熱い思いのこもった授業は、多くの受験生を惹きつけ、数多くの教え子を難関大学合格へと導いておられます。竹岡先生が教師を志すことになったいきさつについては、地歴の教科書・地図帳の出版社である帝国書院が、定期的に刊行する教育情報誌『階(きざはし)』なにくそ!負けるものか!」というエッセイを寄せておられました(⇒コチラで読むことができます)

 そんな竹岡先生が、このほどさらに具体的にあなたの悩みを即解決するために、単語・文法・ライティング・スピーキング・リスニング・リーディングの「勉強法」をQ&A形式で伝授した本『Q&A即決英語勉強法』(教学社)が出版されました。ここに取り上げたものは、実際に竹岡先生が、毎年のように生徒から尋ねられる疑問ばかりです。難関大突破の英語力をつけるために、受験生の「なぜ?」「どうしたらいいの?」を解消し、ワンランクUPのための具体的な学習方法や考え方をアドバイスした好著です。先生方にも大いに勉強になる本です。そこに取り上げられた質問で、八幡が特に参考になったものをいくつかを挙げてみると、

Q 単語を覚えるのがすごく苦手です。何かよい方法はありませんか?
Q 同じような意味の単語の用法の違いは、どのように調べればいいでしょうか?
Q センター試験の文法問題を解くコツを教えてください。
Q 英作文を書いても、学校の先生が示される模範解答と全く異なります。どうすればいいのですか?
Q 和文英訳で、ミスをなくすためのコツはありますか?
Q 名詞を単数形にするか複数形にするかでいつも迷ってしまいます。                  Q 語句整序問題が苦手です。解くコツを教えてください。            Q 自由英作文で、どのように書き始めればよいかがよくわかりません。

 みなさんなら、どう答えますか?この他にも「検索サイトの活用法」「過去問とのつきあい方」のコラムが勉強になりました。この本を読むことで、英語という大海の姿が見えてきます。  

 さらに、これまで竹岡先生が指導してきた教え子の、印象深いエピソード「元気が出る!卒業生エピソード」が巻末に載っていて、非常に参考になります。私も以前に『センター試験英語過去問題集 文法・語法頻出17項目の演習 TREND 17』(桐原書店、2012年)を出したときに、同じように卒業生の経験談を巻末に収録して好評でした。 受験の道はひとそれぞれ。個性的な先輩達の話を読んで、元気とやる気を注入してあげてください。さあ、竹岡式勉強法で、難関大突破の英語力を身につけましょう!

 今日は数研出版が、新刊の『英語プレノート』を持ってきてくれました。この問題集には、竹岡先生の「2018大学入試センター試験必携ガイドブック」がついています。これもセンター試験の「勉強法」を竹岡先生がわかりやすく解説しておられます。❤❤❤

 

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トリックスのコイン絶版品

 日本のコインを使って、しかも観客から借りたコインでできる、簡単で効果的なコインマジックをご紹介します。海外からの輸入物ではなく、日本のコインにピッタリ合わせて作られた、昔のトリックス社(今はもうなくなってしまいましたが)製の貴重な絶版品です。プラスチック製のおもちゃなんですが、これがどうして、なかなかよくできているんです!

●コインベース

 まず最初は、プラスチックのコインベースの上に100円硬貨を乗せます。よくあらためた蓋でカバーして、おまじないのジェスチャーをかけます。そして、蓋を取ると、100円硬貨は、なんと!あろうことか10円硬貨に変化してしまっています。100円玉は観客から借りたほうがリアル感が出て効果的でしょうね。非常に精巧にできた道具です。♠♣♥♦

●ショッキングスパイク

 500円硬貨1枚がぴたりと納まる、フタ付きの円柱形の容器を見せます。500円硬貨を容器の中に入れ、容器のフタを閉めて500円コインを閉じ込めます。容器のフタと底には5つの穴があり、この穴はフタから底に向かって抜けるように開いています。中のコインはこの穴を遮るように、容器の中へ平らに入った状態です。観客にも5つの穴と、更に5本のスパイク(ピン)を確認させます。そして、全てのスパイクを容器の上から、コインもろとも、底に向かって突き通したとすると、その出来事に驚くかどうかを問いかけます。ここでゆっくりと1本のピンを取り上げ、フタの上から底に向かって真っ直ぐに突き刺すのです。更に2本、3本、4本と全てのピンを突き通します。最後に真ん中に刺します。中のピンは上のフタから中のコインを突き抜けて底から飛び出ているように見えます。その状態を良く見せた後、全てのピンを抜き取り、フタを開けてみると……中のコインは容器にピタリと納まったまま、どこにも穴は開いていません。無キズです。「人体串刺し」をコインを使って行うマジックです。♠♣♥♦

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総体結団式

 5月19日(金)中間試験終了後、松江北高では迫ってきている県総体の「総体結団式」が開催されました。現在北高は県総体男女総合優勝2連覇中で、今年は3連覇がかかっています(以前北高は4連覇したこともあります)。

 出場各部の入場を全校生が拍手で迎え、生徒会長激励の言葉、校長激励の言葉、各キャプテンより総体にかける思いのメッセージ、応援団による応援、と続きました。以前は「○月○日、△△で行われる総体に出場します。持てる力を十分発揮して頑張ってきます。応援よろしくお願いします。」といった紋切り型の挨拶を20近くも聞かされて、うんざりしたものですが、昨年からは各部が総体に至るまでの練習の苦労、大会にかける思いなどを吐露してくれ、聞き応えのある挨拶となりました。そして今年は、総体を盛り上げるために、生徒会執行部で「総体応援クッキー」を各部に届けることが発表されました。さらに、総体とほぼ同じ時期に大会がある文化系の部の紹介もありました。各部が勇壮に退場し、結団式を閉じました。

 私の現在の仕事は、昨年に引き続き、この総体に関する応援計画のプロデユースをやっています。総体の公欠者の入力が終わり、今日は来週から始まるホームルームの時間を利用しての全校応援の名簿をエクセルで作成しました。6月1日、2日は北高も授業を完全にカットして、松江市内の会場に応援に出かけるのですが、来週は誰がどの場所に応援に出かけるかという調査と一覧表の作成が待っています。いよいよ北高での私の最後の仕事になります。❤❤❤

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The Stolen Cards

 あの伝説のFISMチャンピオン・レナート・グリーン(Lennart Green)が製作した傑作レインボー・デック「The Stolen Cards」です。以前はデックのみでの販売でしたが、メーカーでも完売してしまい、今はDVDとのセット販売となっています。演技・解説も新たに撮り直していて、ルイス・デ・マトスダニ・ダ・オティスを相手にレナート・グリーン本人が演技解説をしています。私もレインボー・デックはたくさん持っていますが、世界チャンピオンが作るレインボー・デックだけあって、マジック愛好家が見たら思わずため息がでるような貴重な珍しいカードがふんだんに使われていて、お宝としても価値のあるデックです。ここが他のレインボー・デックとの違いです。さすがレナート・グリーンと感心します。

 全く自由にストップしてもらったところ2か所に入れたカードとペアになるカードが奇跡的な一致を見せます。表も裏も全く同じ!それだけではありません。そのペアになった2枚以外のカードは全て同じカード(例えば「スペードの10」)なのです。彼は、世界中でギャンブルをした際に、全世界から珍しいカードをこっそり盗んで集めてきた、という設定で進んでいきます。それらは全て「スペードの10」のカードだけを集めてきたのです。でも、最後に集めた2枚だけが、ハートとダイヤのエースだったのです。

 2枚のカードを表向きにテーブルに出して、変わった実験のようなことをすると言います。デックからカードを配っていき、適当な所に表向きのままカードを戻します。2枚ともカードを戻して、デックをスプレッドします。表向きのカードの両隣は、バックデザインが一緒で色違いのカードです。偶然でしょうか?さらに表向きのカードを裏返すと、バックデザインも見事に一致していて、表向きにすると表も一致しているのです。そして残りのデックを見てみると、表は全く異なるカードです。畳みかけるように現象が続きます。この素晴らしい現象が、セルフワーキングで行えるのです。単純にカード裏が違うカード52枚ではなく、このマジック用に特別にセットされた52枚です。(通常の1から13が4組あるデックとは違います)  いろいろな所からこっそりくすねてきて52枚集めた(?)という珍しいカードを使って、不思議なメンタルカードマジックが演じられます。それにしても1枚1枚見ていくと、本当に珍しいカードがいっぱいあって、思わずニンマリです。♠♣♥♦

 あ、そうそう。レナート・グリーンのデックがありました。Lennart Green Playing Cards」です。Vanessa Viana によりデザインされたデックで、 レナードの肖像画は有名アーティストの Ken Knowlton によるものです。ケースのデザインは、一目見ると、カードに使用されている数字やマークがランダムに描かれた 幾何学模様にも見えますが、少し離れたところから見て見ると、レナートの肖像画になっているから不思議です。もうだいぶん前に購入しましたが、実に味のあるデックです。♠♣♥♦

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「伝七ラーメン」

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◎週末はグルメ情報です!!

 学年末試験の最中に、寄宿舎の午後の日直を終えて、自転車で家路に急いでいたら、その途中で「伝七ラーメン」という目新しい看板を見つけました(苧町)。あれ、こんなところにラーメン屋はなかったぞ、と思いながら気になったので、翌日に出かけてみました。昨年の12月5日にオープンした新しいお店だそうdsc09925です。メニューは「汁なし坦々麺」と、20食限定のプレミアム「黄金塩ラーメン」。私は汁なしには少々嫌悪感があり、黄金塩チャーシュー麺」をいただきました。お店の看板メニューは「汁なし坦々麺」の方で「黄金塩ラーメン」は取り敢えずのメニューとか。 伊勢宮にある「おとなの居酒屋 伝七」さんの経営だそうです。こちらをオープンするにあたって、何か特徴的なメニューを考えた末、居酒屋の方とは全く関係ない「汁なし坦々麺」に行き着いたとか。レシピはdsc09927洋食経験のある若いスタッフさんによるもので、特製のようです。「汁なし担々麺」はお持ち帰り用もあるらしく、入り口には専用窓口まで用意してありました。お店はこじんまりとカウンター席と背後にある椅子席のみのとても小さなお店です。

  塩ラーメンですが、麺は中太縮れ麺、スープは鶏ガラと野菜をじっくり煮込んだ旨みのあるものでした。コクの点でいまいち塩辛いかなとは感じましたが、まずまず後味さっぱりで美味しいラーメンでした。大好きなネギがたっぷり盛ってあったのも嬉しかったですね。中でも特に自家製チャーシューは柔らかくて、味もあっさりしていて食べ応えがありましたね。

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万博記念公園~森のトレイン号

 エキスポ70」が開催された「万博記念公園。 大人の入場料が250円と格安で、1日では回りきれないほど見どころ満載のスポットです。自然公園はあまりにも広大すぎるので、後で紹介する「森のトレイン号」期間限定)に乗るのもオススメです。 園内に入ったら、必ずマップを手に入れて。歩きやすい靴で、森林浴をしましょう。

 私は大行列に並んで、入場券をゲットして、まずは岡本太郎さんの「太陽の塔」をじっくりと観察しました。実物を見るのは初めてです。「太陽の塔」は、芸術家の岡本太郎さんがデザインし、1970年に開催された「日本万国博覧会」のシンボルゾーンにテーマ展示館として、母の塔・青春の塔・大屋根(長さ292メートル、幅108メートル、高さ約40メートル)とともにつくられました。塔の頂部には金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔、現在を象徴する正面の「太陽の顔、背中側には過去を象徴する「黒い太陽」という3つの顔を持っています。過去・現在・未来を貫いて生成する万物におけるエネルギーの象徴で、生命の中の心、祭りの中心を示したモニュメントです。構造は、鉄骨、鉄筋コンクリート造りで一部軽量化のため吹き付けのコンクリートが使われています。また、内部は空洞になっており、博覧会当時は展示空間でしたが、現在は公開していません。「太陽の塔」は過去・現在・未来を貫いて生成する万物のエネルギーの象徴であると同時に、生命の中心、祭りの中心を示したもので、博覧会開催期間中、テーマ館の来館者(約920万人)に多くの感動を与えました。40年を経た今でも、この塔はシンボルマークとして残されています。

 この公園は広大な敷地面積を誇っていて、「日本庭園」「花の丘」「自然文化園」「けやきの丘」「夢の池」「ソラード」など、見るべきところが山のようにあります。私は、公園入り口で並ぶのに疲れたので、この広い公園を歩いて回るエネルギーは残っていません。広場に汽車ぽっぽのような乗り物が待機していました。森のトレイン号」です。300円で園内を一周してくれるといいます。私は公園の果てにある「花の丘」で、「ポピー祭り」を見たかったので、楽チンをして乗ってみることにしました。女性の車掌さんが、アナウンスで公園の豆知識を披露してくれるのもありがたいですね。私は途中いったん汽車を降りて、「花の丘」を歩いて目指すことにしました。公園内の西の端にあるゆるやかな丘陵にあります。春を待ちわびたように、暖かい日差しを取り込もうと空に向って、ポピーネモフィラの花が咲き乱れていました。 赤、白、黄色、橙色などカラフルなポピーの花は広い丘いっぱいに咲く景色はなんともカラフルで見る人の心をも暖かくしてくれます。花以外は小さな展望台があるだけで何もありませんが、まさに花のためにだけ作られた贅沢な土地ですね。丘陵がやや丸みを帯び、それが一層、開放感を煽っている。花々も豊かにそして輝きを放って、広い空を我がものにしようと、近くに引き寄せているようです。あまりの美しさに、思わずカメラを向けていました。あの大行列がなかったら、日本庭園」やその他の場所も歩いてみたかったんですが、次の予定も押していたので、今回はここだけで我慢しておくことにしました。NIFRELへ向かいます。また訪れて、ゆっくりと歩いてみたいと思っています。❤❤❤

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地方小鉄道への愛

 大好きな国民的推理作家西村京太郎先生は、北海道新幹線が開通したらいち早くこの話題を取り上げ、北海道新幹線殺人事件』(光文社、2016年)を著されました。最近では、現美新幹線が湯沢湯本~新潟間を走り始めると、早速にこの列車を題材にして、『現美新幹線殺人事件』(文藝春秋、2017年)を世に問うておられます。非常に素早くタイムリーな出版ですね。こういうタイムリーな企画が、とかく注目されますが、西村先生は、経営改善のために地方で奮闘している小鉄道へも愛情あふれた優しい視線を注いでおられます。作品の中でも、優しい目でこれを取り上げておられるのです。そんな作品を二つばかりご紹介してみたいと思います。

 1冊は『十津川警部 わが愛する犬吠の海』(祥伝社、2016年)。東京Tホテルで殺された男が残した血文字「こいけてつみち」は、被害者の名前でした。死に際に、なぜ自分の名を残したのか?十津川警部は、「小池鉄道」という駅が銚子にあると知り、現地へ急行します。銚子電鉄が駅名愛称命名権を販売、終点外川駅の権利を小池が買っていたことを掴みます。さらに彼は駅前に事務所を開く一方で、住まいのある京都では広告会社の経営を続けていた。被害者の小池はなぜ駅の命名権を買い、銚子と京都の二重生活を送っていたのか?やがて十六年前に犬吠埼で起こった悲劇が浮上した時、十津川が哀切の真相に迫るという物語です。

 地域鉄道の銚子電鉄は、幾度とない経営危機を迎えながらも、どんな逆境にもあきらめない想いと、ぬれ煎餅の製造販売に代表されるような、常識にとらわれないチャレンジ精神で、必死に鉄道事業を守り続けてきました。しかし、東日本大震災以来、観光客が激減し、それに伴い乗客数も減少し、回復の目途がたたず、再び経営危機の真っただ中にいます。 そんな経営状態を打開するために取り組んだのが、「駅名愛称のネーミングライツ」でした。単なる駅名愛称の命名権だけでなく、「銚子電鉄の経営再建」「銚子への地域貢献」という熱い想いを持った会社に、銚子の活性化への取り組みを共にチャレンジしていくパートナーとしての役割を託し、地域鉄道による地域活性モデルの確立を目指しました。2015年12月1日より、ネーミングライツによる新駅名愛称の運用が始まっています。そんな取り組みを、上の作品の中に詳細に取り入れて、小説に仕立てたのが西村先生です。先生は銚子電鉄に激励のメッセージも寄せておられます。

         「がんばれ銚子電鉄」      西村京太郎

 ここにきて、高齢者の交通事故が問題になって、免許証の返還が話題になっているが、それに比例して、地方の交通手段、特に鉄道の必要性がクローズ・アップされた。こうなると、銚子電鉄は、高齢化社会、過疎社会の重要な切り札になってきたといってもいいだろう。経済的に大変だということも、よくわかるが、銚子の人たちにとっては、必要欠くべからざるものだし、何よりも、地域の人たちの、銚子電鉄への愛情が、素晴しい。いくつもの地方鉄道に乗っているが、お世辞でなく、地元の人たちの愛し方は一番だと思う。だから、第三者の私も乗っていて楽しいのだ。現状維持だけでなく、半島を一周する鉄道になって欲しい。その時には、絶対に初電車に乗りたい。

がんばれ、銚子電鉄!

  さて、もう1冊は、札幌・桑園駅-新十津川駅を結ぶJR札沼(さっしょう)線が、最新作『札沼線の愛と死 新十津川町を行く』(実業之日本社、2017年)の舞台となり、町内でも話題になっているようです。主人公の十津川警部が、東京で起きた銃殺事件の被害者を、北海道新十津川町出身と推理し、捜査に訪れます。同線の一部区間が廃止対象となっていることも詳しく触れられています。西村先生は、奈良県十津川村の観光大使を務めておられ、同村出身者の多い新十津川町を舞台に選んだと思われます。熊田義信町長は「町を訪れる人が増えてくれれば」と利用者アップに期待しておられます。

 2016年3月のダイヤ改正で、JR北海道札沼線の終点である新十津川駅(新十津川町)は、列車本数が1日1往復(以前は3往復)になりました。札沼線は札幌駅の隣、桑園駅と新十津川駅を結ぶ76.5kmの路線です。起点の桑園(札幌)駅側は大都市近郊路線として列車本数も多いですが、途中の北海道医療大学駅(当別町)から終点の新十津川駅までのあいだは、JR北海道トップクラスの閑散区間。2014年度のデータでは、輸送密度(1キロあたりの1日平均輸送人員)が81人で、営業係数は2162円(管理費を除くと1909円)、すなわち100円の収入を得るのに2162円の経費を要する状況になっていました。そうした中、JR北海道は2015年、利用の少ない列車について運行を見直すと発表。この札沼線の末端区間(新十津川駅側)についても、3往復の運転本数を1往復に減らす方針を示していました。石狩当別駅(当別町)を7時45分に発車し新十津川駅へ9時28分に到着。折り返し新十津川駅を9時40分に発車して石狩当別駅へ11時03分に到着。わずかこれだけです。このように午前9時40分発が“最終列車”になる札沼線の新十津川駅。この新十津川駅が「日本一終列車の早い駅」になったわけです。西村先生は、作品の中でここら辺の事情も詳しく描き、プロットの中に巧みに織り込んでおられました。 

 経営改善のために駅名愛称命名権を売り出した銚子電鉄、日本一終列車の早い札沼線など、地方で奮闘する小鉄道に注ぐ西村先生の視線は、常に温かいものがあります。最近届けられた、最新の西村京太郎ファンクラブ会報「TOTSUGAWA EXPRESS」vol.30(2017年)の巻頭エッセイには、「列車の二分化に反対」と題して、こんなことを言っておられました。

 「ななつ星」が成功したとなると、たちまち、同じようなクルーズトレインが出現した。それがJR東日本の「トランスイート四季島」と、JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」である。どちらも、より豪華な車両になり、料金も、より高くなった。それでも、前売券は、すでに完売だという。私は鉄道が好きだから、嬉しいニュースではあるのだが、心配なのは、生活に必要な列車のことである。特に、地方で、人々の足になっている生活列車の不振は、問題だった。地方の多くが、過疎を迎え、赤字になり、第三セクターになっているのだが、それでも乗客は減少し、一日五本の列車が三本になり、三本が一本になってしまった路線もある。中には、廃線になってしまったものもある。その一方で、一週間の旅行に一人七十万、二人なら、スイートルームが百四十万円という切符が売れるのである。何とか、生活列車を守れないかと思うのだが。

 他人事ではありません。島根県でも、江津と広島県の三次を結ぶローカル線の三江線は、JR西日本が全線一括廃止方針を固めています。2018年春にも三江線が廃止され、バスに転換される見通しです。この後には木次線も対象になるのでは?と恐れられています。❤❤❤

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池泉牡丹

 ゴールデン連休最後の5月7日には、大根島の「由志園」(ゆうしえん)に行ってきました。「とっとり花回廊」「足立美術館」と並んで、私の三大癒やしスポットの一つです。お目当ては、毎年この連休中に開催されている「池泉牡丹」(ちせんぼたん)です。昨年もちょうどこの連休中に訪れています。(⇒私のレポートはコチラです)

 

 昨年は、初めてとなる新企画の「イエローガーデンフェスティバル」が2日間限定で開催されました。「三万輪の池泉牡丹」(ちせんぼたん)「黄金の池泉牡丹」の両方を鑑賞することができました。大池(三万輪の池泉牡丹エリア)は、紅白の牡丹(白とピンク)による池泉牡丹です。三万輪ともなるともう圧巻ですね。昨年は、30,000輪の紅白牡丹が浮かぶ、その横で15,000輪の黄色牡丹が浮かぶ、というものでした。黄色牡丹の評判がとてもよかったのでしょう。今年は、5月7日(日)の一日限定で、30,000輪の黄色牡丹と20,000輪の紅白牡丹が池に浮かびました。まさに3万輪の黄金牡丹は、池を黄金色に染めあげていましたね。

 大根島で栽培される牡丹は、本来は花ではなく、苗を販売するために育てています。 品種交配などの目的で開花した花は、以前は摘み取って捨てていたそうですが、その牡丹の花を有効活用しようと、2011年からゴールデンウィークに行われる「大根島ぼたん祭り」に合わせて池に浮かべるようになったそうです。今年はゴールデーンウィーク最終日5月7日限定で、奇跡の絶景「黄金の池泉牡丹」が開催されたのです。 昨年は、牡丹苑路のみの光景でしたが、ことしは3万輪の池が黄金に染まりました。ものすごい数の観光客が訪れ、カメラのシャッター音が響き渡っていました。私もすっかり虜になってカメラを構えていました。きれいでしょ?❤❤❤

 

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ホテルの英語掲示など

 ゴールデン連休でUSJに行ったときに、オフィシャル・ホテルの「ホテル京阪ユニバーサルタワー」に泊まったことを書きました(⇒コチラです)。ホテルの雰囲気はとっても素敵で、職員の方も親切で(ガイドブックやホームページには載っていない交通手段を調べて教えてくださいました)、サービスも一流で、食事も美味しく、大いに満足だったんですが、一つだけ気になったことがありました。それは部屋に置いてある部屋着等に関する英語掲示(ラミネート化して部屋に置いてありました)の英語の質のひどさです。「この英語は何だ!!?」 一目読んだだけで違和感を感じる英語です。たくさんの外国の方も泊まっておられるホテルです。やはりきちんとした英語で、説明をしてあげないと、印象も悪くなります。ここら辺のおもてなしにも、配慮して気を配らないと恥ずかしいことです。ネイティブの人にちょっと見てもらえば、こんなことは避けることができます。写真に撮ってきましたので、みなさんもちょっと考えてみてください。ホテルにはお知らせしておきましたが、すぐに対応するとの返事がありました。

 2年前に、私は九州の湯布院温泉に行くのに、念願の観光特急「ゆふいんの森」号に初めて乗りました。列車のデザイン、他の列車には見られないおもてなしの数々には感動しきりだったのですが、唯一不満であったのが、車内放送で流れてくる英語のひどさでした。アテンダントの方が生放送で原稿を読んでおられるのですが、この英語が下手くそでお粗末でした。JR九州はもっと英語に力を入れないとダメです。あの人気を誇る豪華寝台特急「ななつ星」でも、唯一不評だったのが英語であったと聞きました。さすがに当時の唐池社長は、採用の際に英語に力を入れなければ、とインタビューで語っておられましたので、少しは改善されたのでしょうかね?

 地元にかえって、最近、松江駅でも「やくも号」の構内アナウンスが英語で始まりました。これが非常にそっけない。また「やくも号」の車内の英語アナウンスはもっとひどい。もうちょっとお金をかけて、きちんとしたものを流して欲しいですね。JR北海道の英語アナウンスは、それに比べて非常に素晴らしいと感じました。新幹線はさすがですね。

 今年の島根県の高校入試問題の英語も、ひどい英語が散見されました。人前に出るものは、最低でもチェックをかけておく必要性を痛感しています。♠♠♠

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ひどい模試問題

 模擬試験の問題の中には、ひどい問題が結構あります。今年の島根県の高校入試問題は、新しい学力観に基づく、非常に意欲的でいい問題だったと感心したのですが、残念ながら英語そのものに問題が散見されました。お粗末な英語が結構見られたんです(「CEEA(高校[+α]英語教育研究会)」に投稿しました)。内容面でもどうかな?と思うものもありました(⇒例えばコチラ)。あれだけ膨大な時間と検討をかけて練りに練ったはずの問題(少なくとも私の経験では)でもあの程度なんですから、短期間で作り上げる模試の問題が低レベルであることは、やむを得ないのかもしれません。私は昨年一年間、三年生を指導して、数多くの模試問題を、生徒と一緒に解いてきましたが、その中で唖然としたことを、今日の話題にします。

 一番ひどかったのは、昨年12月に実施した「駿台プレテスト」でした。第5問の物語文の問1に関してです。この英文は、犬の人間に対する愛情を取り上げた英文で、チョットいい話なんです。

 当日に配布した駿台の「解答解説」には、「第1段落第5文(At the time…)に「この物語の時点では、ロッキーは3歳で、リタは11歳の少女だった」とあり、続く第6文(Rocky had been…)に「ロッキーは生後10週間の時にリタにもらわれ…」とある。この2文からロッキーがリタにもらわれたとき、ロッキーは生後10週間でリタはおよそ8歳くらいだったことになり、この事実と一致する④が正解となる。」という解説がありました。この出来事が起こったのはロッキーが3歳で、リタは11歳の時。ロッキーは生後10週間でもらわれてきた。11-3=8歳、という計算をさせたいのでしょうね。 正解は ④she was not yet in her teens
のようです。ところが、そもそもteensというのは、-teenのついた“between 13 and 19 years old”(13歳から19歳)を言う単語で、「11歳」の時点でもうteensではありません。計算など不要です。ナンセンスな出題&解説です。おそらく出題者は、11歳を日本語の感覚で「10代」と思い込んで、このようなひどい作問をしたものと思われます。駿台にも苦情を申し上げましたが、なしのつぶてでしたね。問題作成に対するこの予備校の姿勢がうかがえます。

 次に、同じ駿台の模試から、第2問Cの問1を見てみましょう。応答文の完成」という新傾向問題です。生徒たちには、2番目、3番目の選択肢が大きなヒントになるよ、と私が指導している問題です。

Yuri: I heard you couldn't find your way to the new restaurant yesterday. Didn't you  have a map?
Ken: I did have one, but (  24  )

(A)I just couldn't work out    (A)that I had    (A)got started.
                            →          →       
(B)it was very difficult       (B)where I was   (B)to start with.  

 そもそも(24)に入るとされる文章の意味が分かりません。どういう状況なのか、たったこれだけの文脈で生徒に思い描けというほうが無理というものです。ただ難しくしたいがあまりに、こねくりまわしたという印象があります。およそ良い出題とは言えません。駿台の模試にはこういったレベルの問題が非常に多い。私は試験後、こんな問題できなくても、ちっとも構わないと生徒には公言しています。

 模試の生命線である長文問題」に関しては、選択肢は巧妙な言い換えになっているはずなのですが、他社の模試では、露骨に本文通りなどという低レベルの作問もかなり目立ちました。しっかりと練り上げて問題を出題して欲しいものです。生徒の英語の力がきちんと測れる出題を望みます。♠♠♠

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USJ③~Spiderman

 「スパイダーマンザライド」は屋内型アトラクションで、雨の日でも安心のアトラクションとして人気があります。施設内にはライド(乗り物)があって「3Dグラス」を付けて体験します。映し出される映像がリアルに立体的に見え、スパイダーマンの活躍をその場にいるかのように体験できるというアトラクションです。ライドに乗るまでは通路を通りますが、その間にも映像が流れたりします。そこで流れる映像は、スパイダーマンのアニメを使って ストーリーと、ライドへの乗り方の説明なのです。私は一応それらを見ながら乗り場へと向かいました。乗車場には「回転・揺れ等々のため心臓の悪い方はご遠慮してください」という旨の掲示がありました。そのまま引き返そうかとも思いましたが、「ハリーポッター」でも乗り場で引き返したこともあり、せっかくここまで来たんだから、ここは意を決して乗ってみようと、ライドに乗り込んでバーを降ろしました。これが失敗でした。

 ナイトゴーグルを装着して、ライドへ乗車!!夜のニューヨークへ出発です。ストーリーは盗まれた自由の女神像をスパイダーマンが取返し、新聞社に入社した私達がライドに乗って追いかけるという感じです。さっそくライドのボンネットに大きな衝撃が。スパイダーマンが目の前に!こっちに向かって何か話しかけてきます。そして敵の攻撃に合わせて、ライドが激しい動きをします。ここら辺から気分が悪くなり始めます。悪の一味の総攻撃も本当に火が出たりして迫力満点!映像だけでなく、現実世界の装飾とも組み合わせています。さらに途中で、USJお得意の水しぶきや熱風の演出が盛り上がります。攻撃に敢然と立ち向かうスパイダーマン。しかしその激しいバトルにライドも巻き込まれていきます。夜空高くに舞い上げられたライド。360度の回転、落下、後進、激しい揺れ、浮遊、とますます気分が悪くなりました。アトラクションの体験時間は4~5分といった感じで、絶叫系ではないはずですが、いろんな人が叫び声をあげていました。浮遊感なども感じる場面があるので ジェットコースターがとにかく嫌!という人は要注意です。あと、VR(ヴァーチャルリアリティ)酔いについて!ライドの振動と3D映像&現実のセットを組み合わせたアトラクションが魅力の一つですが、この条件はVR酔いしやすいのです。体験時間は短いですがVR酔いしやすい人は注意した方が いいかもしれません。ハイテンポのストーリーなので、何度か乗らないと内容がわからないかもしれません。気持ちが悪くなってそれどころではない私は、ずーっと目をつぶっていました。

 「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド4K3D」は、映像に連動するビークルの動きと、圧倒的な立体感・奥行感、さらにスパイダーマンの筋肉の動きといった緻密な描写を再現し、光、音、炎、煙、水を駆使した100種類を超える特殊効果が融合した画期的なアトラクションで、世界最高の映像技術「4KHD×3D」を搭載しています。2004年から7年連続で最優秀屋内ライドに輝くなど、数々のメディアから世界最高の称号が与えられているそうです。幅約18m、高さ9mの世界最大級のカーブスクリーンなど、コース内12面の大型3Dスクリーンで、桁違いの巻き込まれ感に想像を絶する興奮を味わうことができますが、私は気持ち悪くてずっと目をつぶっていました(笑)。めっちゃ気分が悪かった。

 出口には、スパイダーマンのショップがあって、数々のスパイダーマングッズが売れていました。私は缶が素敵なチョコレートを買って帰りました。

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「クリオロ」

◎週末はグルメ情報です!!

 一畑百貨店でゴールデン連休中に「全国うまいもの博」をやっていて、例によって私は、「松風庵かねすえ」のわらび餅を買いに行列をしてきたんですが、その一角に、松江初出店の「クリオロ」という東京の洋菓子店がありました。そこにアルバイト販売員として立っていたのが、北高の卒業生だったので、幻のチーズケーキ」を薦められて買って帰りました。幻のようにふんわり滑らかに口の中で溶けていく、という様を名前に落とし込んでいます。10分間で2000本売れたという話ですよ。家に帰って一口食べてみて、口の中でとろける美味に感動しました。翌日また買いに行っていました。チーズケーキ」と言えば、私の中では小樽の「ルタオ」「ドゥーブル・フロマージュ」がダントツ1位なんですが(⇒私の紹介記事はコチラです)、このチーズケーキは、また違ったおいしさですっかり気に入ってしまいました。

 「クリオロ」のチーズケーキは、フランス産の滑らかなクリームチーズに、厳選したミルク、卵を使ったこだわりの味わい。手間暇をかけて混ぜ合わせ、蒸し焼きにして優しい色合いと食感をつくりだしています。口に入れた瞬間にふわっと溶け、濃厚なチーズの味わいなのにさっぱりとした後味、スフレのように軽い食感が特徴です。クリームチーズの美味しさを活かした「幻のチーズケーキ」や、チーズの量が2倍になった「濃いチーズケーキ、季節のフルーツを使った「レアチーズケーキ」など様々な種類があるみたいです。

 この「幻のチーズケーキ」は、発売当初(2004年)はネット限定の商品だったようで、今のものよりも表面がかなり丸くなっている形でした。販売後、すぐに数ヶ月先まで予約でいっぱいになるほどの人気だったそうです。2006年にはレシピを改良して、完全な丸形にリニューアルしました。初めの長方形の方が切り分けやすいとのお客さまの声で、濃厚だけれどもふわっと消える上品な口どけと、優しい食感のレシピは変えずに、しっかりとした長方形に復活、生まれ変わりました。時代とともに、今の形にバージョンアップしていったわけです。

 店主のAntoine Santos(サントス・アントワーヌ)さんは、フランス・プロヴァンス出身。 フランス、スイス、イギリスなどヨーロッパ各地でシェフパティシエを務めたのち、飴細工のパランス感覚を養おうと生け花を学びに来日。 来日後は京都の洋菓子店「バイカル」や、フランスのチョコレートメーカー「ヴァローナ・ジャポン(東京)」などで技術指導やレシピ開発などを務めます。 2003年にパティスリー「エコール・クリオロ」をオープンし、“時代に合った美味しいもので幸せに”という考えのもと、フランスで培ったセンスに日本独特の繊細さを織り交ぜた独自のスイーツを展開。「世界パティスリー2009」において最優秀味覚賞を受賞するなど、世界的にも高い評価を得るシェフとして様々なメディアや雑誌にも取り上げられています(同社ウェブサイトより)。

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USJ②~Backdraft

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 USJのアトラクションの中でも定番である「バックドラフトカート・ラッセル主演の映画「バックドラフト」の世界観を体験することができるアトラクションです(この映画、消防士の生き様を描いた傑作で大好きな映画です)。映画のセット、映画撮影の様子、そして本物の炎を間近で見ることができます。「バックドラフト」は、USJのサンフランシスコ・エリアにある屋内型のアトラクションです。ウォーク・スルー型のアトラクションなので、乗り物には乗りません。ゲストは3つの部屋を順番に歩いて見学する、という流れです。定員は240名(車椅子・電動車いすスペース5台)です。ただ、一気に240名が入るわけではありません。3つの部屋がそれぞれ稼働していますので、約80名ずつ移動して行きます。前の部屋のゲストが次の部屋への移動が終了してから、その部屋に入る・・・という流れです。比較的待ち時間は短めです。屋内型のアトラクションなので、雨の日や強風でコースター系のライドが一時停止している時などに待ち時間が少し伸びてきます。1日の平均待ち時間は、平日でだいたい30~40分程度。土日や祝日などはプラス10~20分程度です。今日は「待ち時間30分」とありました。その他もろもろの注意事項が英語で書いてあって(下写真)、「心臓疾患のある人はご遠慮ください」とありましたが、ここまで来て後には引けません。

 気密性の高い部屋で火災が起こった時には、一時的に火災が鎮火したような状態になります。しかし、これは空気不足で一見鎮火したようになるだけであって、そのような部屋の扉を開けてしまうと、新鮮な空気(酸素)が入り込んで大爆発を起こしてしまう・・・これがバックドラフト現象です。実際の火災現場でもよく起こっている実在する現象です。以前に映画でも見ましたが、それはものすごい炎です。

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 アトラクション内に入ると、まずはベビーカー置き場がある建物内へ。消防署の中のような作りになっていて、ホースやヘルメット、防火服などが飾られています。そこを通り過ぎると待ち列(写真下)になります。天井から吊り下げられたテレビモニターを見ながら待ちますが、待ち列は屋外になっています。そして、中に入りますがウォーク・スルー型のアトラクションなので、最初から最後まで立ち見です。それぞれの部屋へ歩いて移動し、立って見学します。アトラクションの入り口から中に入ると、最初の部屋に入る前から、3つのレーンに分けられています。扉が開いてレーンを進んでいくと、常に右手側にセットがあります。なので、進行方向に向かって右側が最前列になります。一度レーンに並んでしまうと、最後までレーンの変更はできず、出口まで同じレーンを進んでいくことになるので注意が必要です。2列目以降のレーンは前の列より一段高くなっていますので、見にくくなる訳ではありません。ただやはり、迫力ある炎を間近で体験できるのは最前列ですね。

 第1シーンの部屋では、スクリーンにロン・ハワード監督が登場して、「バックドラフト現象」の説明や、映画(1991年公開)撮影の秘話を語っていきます。主演のカート・ラッセルを含め、映画に関わったキャストさん達が映像で登場します。撮影現場での苦労話なども聞くことができ、映画に興味を持つことができます。そして、次の第2シーンの部屋へ案内されます。撮影リハーサル現場を見学する設定で、映画で駆使された特殊効果についての理解が深まります。映画撮影ってこういう風にしてるんだな、という事も分かります。そしていよいよ最後メインの第3シーンの部屋へ。最後の部屋で本物の炎を使って、映画の大火災を再現したシーンを体験できます。化学薬品工場で火災が発生します。最初は小さかった火が、まるで生きているかのように一気に燃え広がっている様子は、炎の猛威を体感でき圧巻です。40種を超える特殊効果を駆使して、火災現場をダイナミックに再現しています。耳をつんざくような爆発音や、最高1100度に達する熱風もすさまじい迫力です。ここに来るまでに水に濡れたアトラクションの洋服も、一気に乾きそうな熱風ですね。

 

 最初のうちは、小さい火が煙とともにくすぶっている感じなのですが、徐々に大きくなってきて、ドラム缶が大爆発!炎の熱気も間近で感じることができ、炎の形、動き方など、いろいろな種類がある事が分かります。徐々に大きくなってくる大迫力の炎や爆発に、思わず恐怖で足がすくみそうになり、火事の怖さを思い知ります。そして気がつけば、辺り一面が火の海です。炎の迫力に気を取られていると、最後の最後でビルの鉄骨が倒れかかってきます。本物の炎が間近に迫ってきたり、耳をつんざくようなすさまじい爆発音がします。結構楽しめるアトラクションでした。❤❤❤

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USJ①~JAWS

 ピーター・ベンチリー(Peter Benchley)Jaws (1974)を、ペーパーバックで読んだのは大学生の頃だったでしょうか。その小気味よい英語にはまってしまい、その後、同じ著者の小説を何冊か買い求めて読んだ覚えがあります。そして1975年に、スティーブン・スピルバーグ監督の初期の代表作である同映画を見ました。小さなビーチで、ホオジロザメが人を襲う事件が次々と起こります。警察署長のブロディは海洋学者のフーバーらとともに退治に向かいますが、そこに現れたのは想像を絶する巨大ザメ。あの不気味な音楽とサメの凶暴性は、今でもはっきりと記憶しています。そんなわけで、映画「ジョーズ」をモチーフにしたアトラクションだけは、今回どうしてもUSJで見ておきたかったんです。

 のどかな漁村アミティ・ビレッジの入り口には、巨大なサメがぶら下がっており(ハンギング・シャーク)、観客と記念撮影が行われていました。「ハイ、ジョーズ!」がお約束みたいです。無様に吊り下げられた人食いザメは、今もなお凶暴な歯がむき出しており、多くの犠牲者を出したかつての惨劇や恐怖を彷彿させて、アトラクション会場へと誘っていました。

 さて会場内は凄い長蛇の行列です。私は「優待チケット」を持っているので、長い行列の人混みを横目に見ながら、特別レーン(Express)をすいすいと歩いていきます。こんなときに、教え子がこのチケットを用意してくれたありがたみを感じたことでした。ほとんど待つことなく、ボートに乗り込むことができました。

▲このボートに乗って出発します。後方の座席が少し高くなっています。

 女性船長の楽しいトークを聞きながら(くさい芝居です)、のどかなアミティ・ビレッジの美しい漁村の風景を眺めるクルーズが始まります。木製の橋を越えると、いよいよアトラクションの開始。遠近感を出すために、アトラクション内の遠くの建物は約70%のスケールで設計されているそうですよ。船長が緊急の無線を受信しました。前を進んでいたはずのボートが、ぶくぶくと沈没しています。不測の事態発生に笑顔が消える船長。すると目の前の水面に、あの不気味な背ビレが現れます。勇敢にも巨大ザメにライフルを持って立ち向かう船長。狙いを定めるも、ライフルの流れ弾が、なんとガソリンタンクに命中・引火してしまい、爆発音とともに大炎上します。映画に出ていた体長9m、体重2.7トンもある人食いザメジョーズが、鋭い歯をむき出しにして、何度もボートに体当たりしてきます。結構な迫力です。ひとまず海岸沿いの建物の中に避難するものの、そこにはジョーズの影が…。なかなかのスリルを味わえるアトラクションでした。進行方向に向かって船の左側に座ったほうが、サメを眼前に見ることができるとガイドブックで予習しています。バシャと水しぶきも襲ってきて、濡れる確率が高くなっているようです。濡れたくない人は、ポンチョやカッパの用意を忘れずに。もし忘れてしまっても、アトラクションの入り口に設置してある自動販売機で購入できます。タオルも必需品です。

  無事に港に帰還を果たしてめでたし、めでたし!出口の記念のショップで、サメに関するさまざまなお土産を買います。❤❤❤

  最近、私はサメをモチーフにしたトランプ「Sharks Playing Cards」を手に入れました。バイシクル製ですから品質はおすみつきです。1枚1枚に世界のサメの写真と英語の説明がついているデックです。コレ、使えそうです。気に入りました。♠♣♥♦

 

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『人生の手引き書』

 尊敬する渡部昇一先生(上智大学名誉教授)は、4月17日(月)に心不全でお亡くなりになりました。⇒私の追悼文はコチラです  4月19日(水)に、聖イグナチオ教会 聖マリア聖堂にて、葬儀ミサが執り行われました。上智大学文学部英文学科同窓会(上智大学ソフィア会)のホームページには、その報告記事が掲載されています。当日のピーター・ミルワード神父のご説教と、ミサの数々のお写真を見ることができます。⇒コチラです  もっともっと長生きをしていただいて、いろいろとご教示をいただきたかった先生でした。心よりご冥福をお祈りいたします。

 私は、先生のお書きになったものから、多くのことを学ばせていただきました。お亡くなりになって直後に、先生の『人生の手引き書~壁を乗り越える思考法』(扶桑社新書、2017年5月)が出版されました。私はUSJの「ホテル京阪ユニバーサルタワー」の26階の部屋で、一気に読み上げました。「そうそう!」とうなずきながら、蛍光ペンでマークを入れながら、読み終えたのは朝の2時前でした。この本は、2005年に海竜社から出た『渡部昇一の思考の方法』を加筆・修正したものです。先生のご自身の体験や、古今の偉人の生き方・教えに学ばれた、数々の人生訓をちりばめた指南書となっています。若い生徒諸君や先生方は読まれると、ずいぶん勉強になる本ですから、オススメしておきます。私もくじけそうになった時に、先生の本で学んだ知恵に何度救われたかしれません。

 最近も、私は補習科・現役の生徒たちにこんな話をしました。

 鉄砲打ちの名人に、ある人が「地面にいる鳥と、高い枝に止まっている鳥、どちらのほうが撃つのが難しいですか?」と尋ねました。すると、名人は、こう答えたと言います。「地面にいる鳥も、高い枝に止まっている鳥も、どちらとも撃つには同じくらいの集中力と技術がいる」 素人考えで見ると、地面にいる鳥の方が楽に撃てそうですが、実際に要する集中力と技術は同じだと言うのです。つまり、一見難しそうな目標であっても、そこへ到達するのに必要な努力は、一見容易そうな目標とさして変わらないということです。逆に言うならば、一見たやすそうに見える目標も、難しそうな目標を達するくらいの努力が必要だということです。要するに、目標が高かろうが、低かろうが、必要な努力は同じだということなのです。ならば、高い目標を掲げたほうが得策ですね。

 私は、若い頃に、渡部先生の自己啓発本でこの話を読んで、ずっと教訓としてきました。卒業生に色紙を頼まれると、力を尽くして狭き門より入れ」(ルカ伝)と書くことにしているのですが、それと相通ずるお話です。

 他にも「人は無意識のうちに、自分の努力不足を周囲のせいにしてしまうものである」  「難しくてもいずれ面白くなるのが仕事、楽しくてもいずれ飽きるのが遊び」 「「わかったつもり」という思い込みこそ、成長を止める危険因子である」「壁にぶつかったとき、人は情熱を傾けて「できない理由」を探すものだ」 「幸運は準備された心に味方する」 「目の前に現れたチャンスは、捕まえなければ二度と手にすることはできない」 「大成した人は、失敗の原因を常に自分に求めている」 「辛くても頑張っていると天から助けのロープが降りてくる」などなど、先生ご自身のご体験に裏打ちされた名言にあふれている本です。私は大学生の時に、先生の著書に巡り会ったことが、その後の人生を変えました。

 偶然ながら、私が愛読している月刊『致知』(致知出版)の6月号には、先生の絶筆となった「二十代をどう生きるか」が載っています。幸運を引き寄せる生き方のコツが披露されていました。先生はこの雑誌に通算235回の連載を続けてこられました。来月号は先生の追悼号となると聞きました。

 先生がお亡くなりになってから、すぐに『渡部昇一の少年日本史』(致知出版)大川隆法『渡部昇一 日本への申し送り事項 死後21時間、復活のメッセージ』(幸福の科学出版、2冊の本が出版されています。「歴史とは、単なる事実の積み重ねではなく、歴史的事実という水滴を、日本という場所、現代という時代から、日本人の目を通して眺めた時に見えてくる『虹』のようなもの。それこそ日本人にしか見えない虹、国史(=国民の歴史)である」「「勇気」と「誇り」を取り戻せ。もう一度、日本の陽は昇る」 印象的な言葉でした。

 

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「ホテル京阪ユニバーサルタワー」

 松江駅の「日本旅行」に勤める教え子が、今回のUSJ旅行のために、オフィシャル・ホテルである「ホテル京阪ユニバーサルタワー」を予約してくれました。USJの眼前には全部で5つのオフィシャル・ホテルがあるんですが、その中で、一番の高さを誇るシティ・リゾートホテルです。天然展望温泉」(31階)が用意されているのもこのホテルだけです。回転ドアをホテル内に入って、4階のフロントへ直行。素敵な印象です。

 まずは、USJ」で1日中歩き回った体・足の疲れを癒やすために31階の「天然展望温泉」(Sky Spa S-PARKスパーク,2000円)に直行しました。眺めもよく、ジャグジーサウナの完備した温泉でした。角質を柔らかくしてくれる美肌の湯で、泉質は単純温泉(低張性・弱アルカリ性・温泉)、効能としては健康増進、神経痛、筋肉痛、冷え性、美肌、疲労回復が挙がっています。浴槽内の下部から気泡が湧き出す風呂の「バイブラバス」でした。底板から出る気泡がこわれる時に発生する超音波が骨の芯まで浸透し、腰痛・肩こり・手足の疲れに効果があるとのことです。音波は骨に反射熱を与え、身体の骨が温められ芯から温まって湯冷めを防ぎます。高周波の音波は、脂肪分を細分化したり、身体に付着した垢、雑菌、古くなった角質等を剥離する作用を持っています。音波が身体に当たり、皮膚表面へのマッサージを繰り返して、皮膚表面の血行促進、皮膚の活性化を促します。泡で充満した浴槽では、超微細泡沫が身体全体を覆うためバリア効果が生じ、心臓に負担をかけず入浴することができます。私はずっとジャグジーに打たれていました。

大浴場

 湯船の窓際には、大阪の観光地の方向を示したプレートがあり、絶景を望みながら疲れた体を癒やすことができました。湯船から眺める、夕景から夜景へと移りゆく様は、旅をより素敵なものにしてくれますね。 

寛ぎスペース
寛ぎスペース
 

 そしてお風呂上がりには、ワンドリンクサービス」があります。ドリンク片手に、大阪の絶景を楽しんでください、ということでしょう。ビールからソフトドリンクまで各種取り揃えていました。私は「カルピスウォーター」で渇いた喉を潤しました。このお風呂は夕方4時から深夜の1時まで営業しており、「再入場券」をくれますので、翌朝5時から8時半まで朝風呂を楽しむこともできます。私は朝の5時にオープンするのを待ち構えて一番風呂をいただきました。気持ちよかったです。

  夕食は、3階のレストラン「ザ・ガーデン」「ディナーバイキング」をいただきました(4300円)。
●北海道産鮭のちゃんちゃん焼き風
●北海道産クリームパスタにいろいろ具材を乗せて
●北海道産ゆめぴかりの烏賊飯風
●北海道 帯広の郷土料理 “ぶった丼”
●北海道産サーモンとカラフル野菜のマリネ
●小海老と香味野菜のプラムソース和え
●北海道産いろいろポテトのカナッペ仕立て
●北海道産“大地の恵み”のテリーヌ
●ラーメンサラダ(北海道定番メニュー)
●海の幸のいろいろカップ寿司
●北海道産牛の低温ロースト ジンジャーソース
●札幌ラーメン

 「北海道からの便り」と題して、北海道の食材をふんだんに用いた野菜中心のお料理でした。お医者さんから「野菜、野菜」と言われている私は、野菜をばくばく食べました。

 お部屋は落ち着いたデザインの客室で、のんびりとくつろぐことができました。ミネラルウォーター2本と、ホテル特製の「USJバッグ」がプレゼントに置いてありました。教え子が高層階の部屋を取ってくれていたので、大阪の夜景を見ながら、持ってきていた学校の「年間ホームルーム計画」の一覧表を仕上げました。各クラスから提出されたクラス独自のホームルーム計画の調整も終わることができました。カバンに忍ばせていた故・渡部昇一先生の最新刊『人生の手引き書~壁を乗り越える思考法~』(扶桑社新書)をベッドに持って入り、読み終えたのは朝の2時前でした。この本、オススメです。ここから熟睡です。

 そして朝の7時からの朝食です。最上階の32階にエレベーターで降りると、すでに長蛇の列が。おいおい、朝食を食べるのに行列か!とビックリしました(今までの観光地ではありえないことです)。フロントでもらっていた「朝食券」を示すと、行列とは別に、スルスルと係の方が案内して会場へ連れて行ってくださいました。優先入場券を持っているお客さんは、並ばなくても直行できるサービスでした。こんなところにも、教え子が配慮してくれていたことを実感したことでした(帰ってから電話してお礼を言っておきました)。昨年ホテルで実施された「第2回朝食総選挙」の結果によれば、クロワッサン、②アレンジヨーグルト、③モーニングカレー、が人気だと伺ったので、一応一通り試してみました。

 ホテル内の雰囲気もよく、素敵なお花がいたるところにアレンジされていて目の保養になりました。フロントの人もとても親切で、万博記念公園」への特別な行き方を詳しく調べていただき、大いに助かりました。やはり高級ホテルのサービスはいいもんですね。贅沢なひとときを過ごすことができ、また泊まりたいホテルが一つ増えました。❤❤❤

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speak ill of~

 加藤英和『英語語法の研究』(自費出版、平成2年)speak ill of~(悪口を言う)についての小論が載っていて、この語法の現代性を認める発言をしておられます。しかし、私はこれには疑問を抱いているんです。

 市橋敬三『間違いだらけの英語辞典』(実業之日本社、2005年)という本があります。この人の言われることは、いちいちもっともで勉強になるんですが(ただし行き過ぎもままあります)、speak ill of~に関してこんなことを言っておられました。

 筆者が高校生の時代に、「悪口を言う」を辞典で引いたところ、speak ill ofと出ていた。それでそれを一生懸命覚えてアメリカへ留学して使ったのだが、この表現は使われていないことを知った。筆者はこのことを、数多くの自著で書き、辞典の関係者に善処を求めてきたのだが、いっこうに改まらない。辞典の執筆者たちは、相当に頑固のようである。以下によく使われている表現と、辞典で誤って紹介しているものを列記するので、しっかりインプットしておこう。

リンダはあなたの悪口を言っていましたよ。
Linda    ☆said bad things about you.
    ☆bad-mouthed you.
    ◎said horrible[terrible] things about you.
    ◎spoke[talked] bad about you.
    ◎talked about you behind you back.
    ○spoke[talked] badly about you.
    ○said bad[horrible, terrible]stuff about you.
    △said awful things about you.
    △spoke horribly[terribly] about you.
    △talked horribly[terribly, shit] about you.
    ×spoke ill of you.
    ×spoke against you.
    ×whispered against you.
    ×fooled your name.
    ×disparaged you.
    ×spoke disparagingly of you.   
    ×made detractive statements of you.
    ×called you bad names.

私がこの人のspeak ill of~に関する発言を初めて読んだのは、英語専門家の誤りを指摘』(日本英語教育研究所、1983年)でした。そこにも同様の指摘がありました。

 キャサリン・クラフト先生の『先生、その英語は使いません!』(DHC、2016年)も同様の指摘をしておられます。

 手もとにある大学入試のための熟語集を数冊めくってみると、いずれもspeak ill of A(Aの悪口を言う)なるイディオムを載せています。というわけで、「他人の悪口を言ってはいけない」を、高校生や大学生に英作文してもらうと、十中八九、下のような英文を書きます。 You shouldn’t speak ill of others.

 “speak ill of A”は、ひじょうに古めかしい表現で、日常生活で耳にすることはまずありません。Don’t speak off of the dead.(死者の悪口を言ってはならぬ) このような格言めいた言いまわしでしか使わないのです。(中略) 「Aの悪口を言う」を、日常会話では、”say bad things about A/ talk[speak] badly about A/ bad-mouth A”などの表現を使います。

 ちょっと古いところでも、小西友七(編)『英語基本動詞辞典』(研究社、1980年)にも「speak well(ill) ofは一般的に参考書が取り上げているほどには用いられず、今ではpraise, criticizeなどというのが普通」とありますし、「archaicというレッテルをはるところまでいかないにしてもrarely used の中に含めるのは大胆すぎるだろうか。最近の英米の雑誌、小説の中ででくわしたことがない」英語教育』1974年5月号とあります。

 また、藤誠司「大学入試(英文法)悪問データベース」は、「入試問題から悪問を追放する」ためのサイトで、非常に勉強になるものです。先生方にはぜひ見ていただきたく思います。⇒コチラです  

「この資料は,近年の大学入試の文法問題の中から「悪問」を見つけ,解説を加えたものです。この資料を作った目的は,日本独自の「入試英語」の質の低さや現実の英語との落差を,できるだけ多くの人々に知ってもらうことです。とりわけ大学入試の出題者には,この資料を活用していただきたいと思っています。」 そこにも

Don’t speak ill of (    ) behind their backs.

① the other ② other ③ some other ★④ others

【解説】「~の悪口を言う」を英語で何と言うか?と尋ねると,おそらく10人中10人の受験生(および10人中9人の教師?)がspeak ill ofと答えるはずです。しかしこのフレーズは,日常的にはほとんど使われません。たとえば「ウィズダム英和辞典」(三省堂)では次のように説明されています。

Don’t speak ill of the dead.(死者の悪口を言ってはならぬ)などの格言的で古風な表現で好まれ,日常生活で使われることは((まれ))。

和英辞典を持っている方は,「わるくち」をひいてみてください。speak ill ofは出てこないはずです。「~の悪口を言う」の意味で使われる最も普通の表現は,say bad things about ~です。しかし日本の受験英語ではほとんどの出題者が(昔自分が受験生だった頃に覚えた)speak ill ofしか知らず,この非日常的な表現が非常によく出題されています。出題者に反省を促す意味をこめて,以下に一部の出題例を示しておきます。(以下出題例)

 本校のALTのアメリカ人エドワード先生(アリゾナ州出身)も、「聞いたことはあるが、”It is fading out of usage.”であり、普通の表現はspeak bad things about/ bad-mouth」という観察を示されました。現在現場で使っている受験参考書・問題集・辞典類にも必ず取り上げられる表現ですが、現実はチョット違っていることがお分かりいただけたかと思います。注意が必要です。♠♠♠

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行列!

 このゴールデン・ウィークに、私は大阪に観光に行っていたのですが、今回の旅のキーワードは「行列、行列、行列」でしたね。覚悟はしていたものの、当然、行き、帰りの新幹線は超満員です。最初に向かった目的地ユニバーサルスタジオ」(USJ)は、連休中ということもあって、もう「チケット売り場」から長蛇の行列ができていました。ものすごい人です。園内に入って、各アトラクションも「210分」「120分」「240分」という表示もそこら中に見られました。待つことが大嫌いです。私は「優待チケット」を持っているので、長時間汗だくで並んでいる人たちの横の優先レーン(EXPRESS)をスルスルと抜けることができました。このときばかりは、優待券のありがたみを痛感したことでした。食事を取ろうとしても、どこのレストランも超満員。席を取ることもままならない状態です。連休中でいつもよりもはるかに多くの観光客でごった返していましたよ

 ホテルでの朝食もすごかった。USJ目の前のオフィシャル・ホテル「ホテル京阪ユニバーサル・タワー」に泊まったんですが、朝の7時から朝食を食べようと最上階の32階に行くと、とんでもない行列です。これも旅行会社に勤める私の教え子が優待手続きを取ってくれていたらしく、朝食券を見せると、行列には並ばずに別に案内をしていただき、朝食にありつきました。広い会場ですが、すぐに満員になりました。朝食に行列というのも初めての経験でしたね。眼下に広がる大阪の景色を見ながら、美味しくいただきました。

 翌朝ホテルを出て、ユニバーサルシティ駅前の「ローソン」でスポーツ新聞(巨人が勝った日は必ず買います)を買おうと思って入ると、とんでもない人がレジの前に並んでいます。USJへ行こうとする人たちが、飲み物や軽食を準備しているんでしょう。コンビニに30分も行列したのは初めての経験でした。それにしても、早朝からユニバーサルシティ駅から出てくる人の数と言ったら半端ではありません。

 ユニバーサルシティ駅から大阪駅を経由して、JR茨木駅(京都線)を降りて、万博記念公園(エキスポシティ)」へ向かうバスに乗ろうと、陸橋を歩いて4番乗り場に着くと、なんと階段まで続く長蛇の行列。何でもこの日には、お祭りセールとサッカーの試合が予定されているそうで、このような行列だとか。1つ後のバスで超満員の中を目的地に向かいました。疲れました。さすがに帰りはタクシーで帰りましたが。

 万博記念公園」に着いてからがまたビックリ!公園に続く橋のたもとまで人、人、人の行列です。入場券を買うまでがとんでもない時間がかかりました。券を買ってからはスムーズに会場内に入ることができましたが、ずいぶんここで時間を取られて、後の予定が苦しくなりました。

 「太陽の塔」「花の丘」を見学した後、今回の訪問の大きな目的の一つである「NIFREL」(2015年に大阪「海遊館」がプロデュースした新感覚の水族館)を目指しました。建物に着いてさらにビックリ!ズラーっと人が並んでいます。最後尾には「入場券の販売まで30分」の看板を持った係員の人が。「また行列か!」と嫌になりましたが、何分待ってもここだけは外せません。辛抱強く待っていると、幸い15分くらいで入ることができました。期待に違わず、並んだ甲斐のある水族館でした。中身についてはまた書きますね。今回は行列に始まって、行列に終わった旅でした。

教訓! 大型連休中は旅行をするものではありませんね!❤❤❤

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京都「文之助茶屋」のわらび餅

◎週末はグルメ情報です!!

 一畑百貨店「大京都展」をやっていて、京都「文之助茶屋」「わらび餅」をターゲットに出かけてきました。私は「わらび餅」には目がなくて、なんと言っても「松風庵かねすえ」のものが大好きなんですが(⇒私の紹介記事はコチラコチラ)、ここのものも有名ですね。わらび餅のお店として、古くから親しまれています。上方の落語家として活躍した二代目桂文之助が、高座を退いた後、明治43年に創業した茶店です。 東山区にあり、和の甘味処・茶店として人気です。日本古来の食材として親しまれてきた『わらびそれは、独特の力強い粘りがありながら、口の中に入れるととろけるようなまろやかでコシのある味わいと食感を作りだす。そこに、ほんのりとニッキが香る伝統製法のわらびもち。香りをたのしむ。ニッキのやさしい香りとわらびもち、香ばしい京きな粉のハーモニーを感じることができます。京きな粉は深煎りされることにより、香ばしく風味が増すとともに、ニッキの香るわらびもちのコシのある食感と相性がピッタリです。

 ぷるぷるしてるけどコシがある。わらびもちは、弾力と粘り、一見相反するものが共存? 力強い粘りとぷるぷる感、コシがあるけどまろやか。それは、品質の安定した厳選素材の南九州産「本わらび粉」ならではのなせること。伝統を受け継いでくれる材料です。三角にカットされているのが特長で、口に入れるとじんわりとわらびの香りが広がります。京都には有名な「わらび餅」の名店がいっぱいありますね。❤❤❤

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アイルランド報告会

 昨年9月の「第50回ヘルンをたたえる青少年スピーチコンテスト」(⇒同大会の私の詳しい報告はコチラです)で優勝した、松江北高2年生の葛尾真衣(くずおまい)さんは、2位の出雲高校3年生の神谷和輝(かみたにかずき)くんとともに、松江市より第50回記念大会のご褒美に、3月に一週間ほどアイルランドの交流事業に派遣されました(3月2日~8日)。現地では、アイルランド日本国大使館を表敬訪問し、第15回日本語弁論大会」にゲストスピーカーとして参加したり、小泉八雲が幼少期を過ごしたウォーターフォード市(トラモア)の視察や人々と交流を図りました。小泉八雲の国際性や世界観、人生観を学んできたようです。その「派遣報告会(国際観光課主催)に、松江市よりご招待をいただきましたので、担任の田中 求先生と一緒に出かけてきました。松浦正敬松江市長のご臨席をいただいた松江市役所・会議室で、葛尾さんは現地の写真を使いながら体験をレポートをしました。現地ではヘルンのスピーチを3回も披露したそうですよ。非常に有意義な訪問であったことがよく分かりました。両国は外交関係樹立60周年の節目を迎えます。松江市は、2020年東京オリンピック・パラリンピックのアイルランドのホストタウンに登録されています。今年の夏には、アイルランドの学生が松江市を訪問するとか。このような交流事業がますます盛んになればいいなと感じました。最後は、松浦市長さんと一緒に記念撮影をして散会しました。❤❤❤

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おたる水族館

 私は「水族館」には目がないんです。訪れた場所に水族館があると、必ず足を運ぶことにしています。この一年間を振り返っただけでも、アクアス(浜田)、隅田水族館(東京)、宮島水族館(広島)、海遊館(大阪)、うみたまご(大分)、京都水族館(京都)を訪れています。小樽に出かけたときには、「おたる水族館」(小樽、1400円)に向かいました。小樽駅から市内バスに揺られること約25分、日本海を見渡す高台に立っています。40年以上の歴史を持ち、約250種5000点の魚類や海獣類を展示し、中でもイルカのショーは大人気です。ここは日本発、世界初といったさまざまな動物の繁殖に成功するなど、動物や自然環境を保護する取り組みにも力を入れている水族館です。国内外から年間33~34万人もの観光客が訪れ、ゴールデンウィークやお盆時期には、1日の来場者が1万人を超えることもあるそうです。大小さまざまな水槽がある本館、イルカやセイウチのショーを楽しめるイルカスタジアム、海にある海獣公園、本館隣の遊園地、本館2階にはレストラン、海獣公園には食堂、種類豊富なグッズの並ぶ公式売店、と家族でも、友人でも、カップルでも楽しめる水族館です。

 バス停に着くと、目の前の階段を上がっていった先が、水族館入口です。入口付近では、マスコットキャラクターのタコのはっちゃんななちゃんがお出迎えしてくれていました。入場券を買って向かった先は、2階別館のイルカショーの建物「イルカスタジアム」でした。会場に入ってビックリ!もう超満員で座る席どころか、通路までびっしり立ち見のお客さんで埋まっていました。ものすごい人気ですね。私も通路に立って見学しました。しばらくするとショーが始まりました。まずは基本的な芸からスタート。優雅なジャンプももちろんですが、力いっぱい高く飛び上がるジャンプは印象的。人間のジャンプ力から考えると凄いですね。あの水しぶきが爽快さを感じさせます!個性満載のイルカたち。近くで見ると意外と大きいんですよ。

 別館から坂道を下って徒歩4分ぐらい行ったところに「海獣公園」があって、人気のアザラシ、セイウチ、トド、ペンギンのショーが行われているんですが、私は時間がなかったので、イルカだけを見て帰りました。

 本館では、巨大なエイやゆったりと泳ぐウミガメに目を奪われる最大の水槽「海のパノラマ回遊水槽」、ギンザケやニジマスなど北の海に棲む魚類が豪快に泳ぐ360度の水槽「オホーツク海・ベーリング海の魚」などのユニークな水槽がある中、北海道の希少動物」という水槽もありました。「この水槽には、大自然のイメージが強い北海道でも、数が少なくなってきている絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されている魚がたくさんいます。種の保存や保全の取り組みは、水族館の社会的な役割だと思っています。特に、地元の土地に住む種の保全には力を入れなければならない。その代表格がエゾトミヨです」 エゾトミヨは、国内では北海道のみに分布し、水草などを集めて巣を作るトゲウオ科の魚。河川改修や宅地開発等の影響により減少し、仲間のミナミトミヨは絶滅したと言われています。おたる水族館ではこのエゾトミヨの繁殖賞も受賞したそうです。「エゾトミヨに卵を生ませて、孵化(ふか)させて、子どもが大人になり、次の代の卵が生まれるまでに3~4年かかります。気の遠くなるような作業ですが、当館ではこれからも繁殖に取り組んで行きます。そして、この水槽をご覧になった方々に、環境について考えてもらえたらと思います」

 本館の展示を堪能した後、再び階段を下り水族館を後にしました。ちょっと癒された時間でしたよ。❤❤❤

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「オ―セントホテル小樽」

 昨年9月、札幌の講演を終えて、翌日は小樽まで足を伸ばして、のんびりと観光することにしました。地元の食材を使った食事が特に美味しいからと勧められて、このホテル「小樽オーセントホテル」に宿泊しました。小樽駅から歩いても、商店街のアーケードを抜けて5分で行ける距離にありました。チェックイン時のフロントの対応・接客・挨拶と、お客様への対応をそつなくこなす印象がとてもスマートで心地よかったです。お部屋も綺麗に清掃が行き届き、館内全体も伝統を感じさせ、清潔感があります。小樽運河にも近く、観光拠点としても利便性の高い立地ですね。

 坂道に映える本格派志向のホテルです。小樽を拠点に、海運の伝統を守り続ける新日本海フェリーグループが、ホテル事業に取り組んで初めてオープンしたホテルです。コンセプトは「旅人が安心して心地よく泊まれ、市民も楽しめる、サービスからデザインまで本物志向のホテル」です。建物は、オーセントという名称(英語のauthenticは「本物の」の意味)と小樽の歴史的な雰囲気を考慮して、クラシックな中に現代的な感覚を込めたデザインとしています。ホテルの外観が気に入りました。私は泊まるホテルにはかなりのこだわりがあるんです。

 11階のレストラン「カサブランカ」は、小樽の街並みを眺めながら、北海道ならではの新鮮な魚介類や野菜をふんだんに使った、フレンチを中心とした料理が楽しめるレストランです。私は小樽の夜景を楽しみながらのんびりしようと、フレンチを予約しました。地元で採れた野菜が絶妙に美味しくて素敵な夕食でしたよ。給仕してくださるボーイさんも感じがよく、来てよかったと実感しました。評判は本当でした。ミストサウナのついた大浴場も1日の疲れを取るには最高でしたね。朝食も、北海道の食材をたっぷりと堪能することができました。あまりにも美味しいので、大量に食べてしまったじゃないですか!(医者に叱られる訳だ)中でも山中牧場の「山中牛乳」最高でした。テーブルに置いてあったスタッフの手書きのメッセージカードも素敵な心遣いでしたよ。

 

 一つ心残りがあります。このホテルの「パウンドケーキ」が美味しいからと聞いていたのですが、すっかり忘れていました。今から思えば1階商店街入口の所にショップがあったと思うのですが、心躍る小樽観光(人力車観光ルタオオルゴール堂小樽運河の夜景など)に夢中になり過ぎていて、頭の中からきれいに抜け落ちていました。もったいないことをしました。今度もし行く機会があったら、ぜひ再挑戦したいと思っています。小樽に泊まるなら「オーセントホテル小樽」です。❤❤❤

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MK観光タクシー

 「MKタクシー」は接客が丁寧だということでずいぶん人気がありますね。同社は1960年に京都で「ミナミタクシー」として創業。その後、「桂タクシー」と合併し、頭文字を取って「MK」としました。独創的な経営・サービスで京都のタクシー会社の大手の一つとして成長し、タクシー業界における規制緩和のきっかけをつくった先駆けの会社と認識されています。マスコミからは「業界の風雲児」と称されることも多くありましたね。

 どんなサービスをしてくれるかというと、具体的には、

・ハイヤー並みのドア開閉サービス
・ドライバーを大卒者から採用
・禁煙車
・きもの割引
・接客研修 対応がめちゃくちゃ丁寧
・一流デザイナーによる制服
・同業経験者からは採用しない
・京都・観光文化検定&外国語検定取得ドライバー
・空港乗り合い定額タクシー
・GPS無線自動配車システム

など、既存事業者からは出てこなかったアイデアを次々と打ち出しました。また、同業のタクシーと比べて安価な運賃と、接客レベルの高さも伴い、「予約が多いタクシー会社」=「実働の乗車率が高く、効率的な経営ができている会社」と高く評価されています。しかしその一方では、独特の「社員教育などが非常に厳しいため」に(ベテラン乗務員でさえ、車のブレーキの踏み方から、荷物のトランクへの運び方、お客様の乗車のさせ方など、もう何年もやっている基本事項を繰り返しチェックされ、逐一指導される。朝から大声であいさつ、拍手する練習などかなり厳しい体制)、離職率の高さが問題となったりもしているようです。また、既存事業者や事業者統括団体などと摩擦が絶えないことから、「業界の和を乱す」というやっかみ半分の批判もあるようです。タクシー業界未経験者を採用するにあたり、研修は接客マナー中心となってしまっているため、肝心の運転技術不足、地理不案内等の指摘もあるようですね。社員が極めて長時間の労働を強いられている実態(ブラック)がある、という指摘も聞いたことがあります。また同社は、自分たちの会社をタクシー会社だと考えておらず、「一流のサービスを提供するサービス会社」と定義していて、同社経営陣への過去のインタビュー記事などでは、次のような発言が見られます:

「ありがとうございます。という言葉を言わないのは、社員側に問題があるわけではなく、経営側に問題がある。それは本人が悪いというより、それを教育しない管理側に問題がある」

「クレームに対しては管理者側がその引き起こした社員と一緒になって、一緒の血を、汗を流すというスタンスでないと、いくら表面だけ取り繕ってもダメだ」

「当社では最初の時点で、できる人とできない人をはっきりと分ける。できる人だけが次のステップに進めるようにし、自ら学んで進むという意識を身につけてもらう。なぜなら、歩合制だから。売上目標の設定であるとか、体調管理などのコントロールやマネジメントは、すべて自分でやらなければいけない」

 昨年9月、私は札幌に行くにあたって、半日ほど時間が空いたので、札幌市内観光を思い立ちました。それでお願いしたのが「MK観光タクシー」です。地元のドライバーの方が、有名観光名所だけでなく、穴場などもきめ細やかに案内してくれるということだったので、一度利用して自分で実体験してみようと思ったわけです。札幌市内外の、見所たっぷりの観光モデルコースが用意されています。もちろんお願いすればオリジナル観光コースも可能で、出発時間や希望の訪問地など自由に相談できます。この時も、私の好みや要望に合わせて、ドライバーさんが思い出に残るひとときをプロデュースしてくださいました。前日に丁寧な確認の電話、当日もホテル前まで迎えに来てもらい、出発しました。ぜひ行きたい場所をリクエストして、連れて行ってもらいました。本当に丁寧な接客で、時間が余ると、時間調整の訪問箇所をいろいろと便宜を図っていただき、楽しい半日を過ごすことができました。穴場のお店でドライバーさんと一緒に美味しいお餅まで食べてしまいました。大満足でした。ありがとうございました。さすがMK❤❤❤ dsc06830

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八幡家の書庫

 尊敬する渡部昇一(わたなべしょういち)先生がお亡くなりになり、渡部昇一画像」でネット検索をかけると、なぜか私の家の書庫が出てきます。以前に、津和野高校の教員住宅に住んでいるとき、そして松江に帰ってきてマンション暮らしの時は、膨大な数の本が収まらなくて、段ボールに入れて部屋に積み上げたままになっていたんですね。住んでいるマンションの真ん前の土地がたまたま空いていて(松江北高校区の土地は高くて2100万円しました。地価の安い津和野なら家も建ったでしょう)、これを購入してミサワホームにお願いして家を建てたんです。今から11年前のことです。書庫風呂だけは、特注で別途設計してもらいました。膨大な本を全部収納できるように、特注の書庫を設計して、家具屋さんに特別の材木で作ってもらったんです。参考にしたのは、渡部昇一先生の書庫でした。おそらくその縁で画像が使われているんでしょう。空調にも配慮した素敵な書庫が出来上がったときには、長年の夢が叶い感激でしたね。本当に「強い夢は叶う」んですよ。個人の蔵書世界一の渡部先生の書庫とは比べることすらできないミニ書庫にすぎませんが、私の長年の夢を込めた書庫でした。本当は仕事場のある二階に作りたかったんですが、本の重量に基礎が耐えきれずに床が抜ける恐れありという診断で、1階に特別にスペースを取って作ってもらいました。ここに入って、ロッキング・チェアに腰掛けながら、本に浸るのが楽しみの一つです。さらには中二階の「倉」には、私が長年収集した5000万円を超えるマジック道具(特にカード類)の数々が眠っていまして、ここも私の癒やしの空間です。ふかふかの絨毯に寝転がって、昔のマジックを紐解くのです。慌ただしくてなかなかそんな時間がとれませんけどね。


 高校時代に英語を読む面白さを教えていただいた故・大谷静夫(おおたにしずお)先生(東京大学・文学部卒業)には、卒業後もずいぶん可愛がっていただいて、米子・皆生温泉のご自宅へもよくお邪魔しては本を借りたりしていました。エド・マクベインロアルド・ダールといった作家の面白さを教えていただいたのも(はまりました)、この先生からです。毎日米子駅から通勤にJRの先頭車両に乗られ、

▲アガサ・クリスティは全作品が揃っています

途中の荒島駅から乗ってくる私のために座席を確保しておいてくださいました。わずかな通学時間に展開される大谷先生の読書談義が毎日楽しみだったものです。先生は1冊を読むのがめちゃくちゃに早いんです。どうしたらそんなに早く読めるんですか、と聞くと、やはり単語力かなとほのめかされました。大学生の頃はろくなものを食べていないだろうからと、よくごちそ

▲西村京太郎作品も全作揃っています

うにもなりました。当時の高校の先生方の宴席に呼んでいただいて、おまえは会費はいらないから、大学でどんな勉強をしているのかを酒の肴に話せとおっしゃられ、美味しいものをいっぱいごちそうになりました。先生には本当に感謝の言葉もありません。その先生が急死なさったときに、「英語の本は全て八幡に送ること」というご遺言を残されたそうで、奥様から大きなダンボ-ル箱で何箱も、当時住んでいた津和野までお送りいただいたんです。ありがたいことでした。これらの本も全て、業者さんに作ってもらった「記念のプレート」を添えて、この書庫に収めさせていただいて、機会ある度毎に、懐かしく当時の先生を偲んでいます。

 渡部昇一先生の書庫のすごさは、DHCシアター「書痴の楽園」で見ることができます。⇒コチラです  私も書庫を作って10年にもなると、もう本が入りきらなくなり、二段重ねにしたりして、検索が不自由になったりしています。渡部先生が長年住み慣れた関町の自宅を払い、あのお年で借金までして、新しい書庫のある家を作られたのも分かる気がします(渡部先生の奥様は「うちには本権はあるが人権がない…」とこぼしておられたそうですが)。渡部先生のあの膨大な本の数々は、いったいどうなるのでしょうね?


 

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地球の珍獣!?どうぶつ園

 「米子天満屋(米子市西福原2丁目)で地球の珍獣!?どうぶつ園(4月28日~5月7日)を5階「てんまやホール」でやっていました。たまたま「とっとり花回廊」帰りに、「ロフト」に寄ったところ、案内をもらいましたので、のぞいてみました。世界最小のワニ「コビトカイマン」や世界最大のクモ「ゴライアスバードイーター」、緑色のヘビ「エメラルドツリーボア」などめったに見られない生き物21種類がお目見えしています。ケヅメリクガメ餌やり体験(先着10人、無料)や場内ガイドツアー(同)、エボシカメレオン、ケヅメリクガメなどと一緒に写真が撮れる「ふれあい写真館」(各500円)も毎日時間指定で行われていました。ひよこなどに触ることができる「ふれあいコーナー」も設置されています。入り口付近には、お土産コーナーや、大量のぬいぐるみが置かれていて、子供たちが楽しそうに遊んでいました。連休の親子連れで会場はにぎわっていました。入場料は中学生以上900円、3歳以上600円、2歳以下無料。期間中、入場証を提示すれば100円で何度でも再入場可と説明を受けました。

 気になった動物を三つほど紹介します。ジーベンロックナガクビガメ」という非常に長い首をしたかめです。長すぎて首を甲羅に収めることができません。餌を捕獲するときにはその首を蛇のように使って一気に飛びつきます。最大全長40cmにまで達するそうですよ。その愛らしい顔にうっとりしてしまいました。

 「コビトカイマン」はアメリカ大陸で一番ちっちゃいワニです。約2億年前、まだティラノザウルスなど恐竜が現れる前の三畳紀、地球がまだパンゲア大陸という巨大大陸だった頃の形態を残した、地球最小のワニで、性質はおとなしく人を襲うようなことはないそうです。

 「エメラルドツリーボア」昼間は木にトグロを巻き、夜間は木にぶら下がり全身をブラブラさせながら鳥やコウモリなどの獲物を捕らえて丸呑みにします。毒はないが、牙がナイフのように鋭く長いと聞きました。美しい緑色のヘビです。

 「とっとり花回廊」で、それは見事なチューリップで心を癒やされ、天満屋」でこのような珍獣を見て、ちょっと疲れがとれた気がします。4月29日(土)、連休初日のことでした。今は後半に行くUSJのガイドブックで、予習に励んでいる八幡でした。❤❤❤

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「カフェ・ウィーン」再訪

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◎週末はグルメ情報です!!

 かつて13年間勤務した島根県立松江南高等学校の校舎のお隣に、私の大好きな「カフェ・ウィーン」があります。今日は近くで所要があったので、のぞいてみました。マスターも奥様もお元気そうで嬉しく思いました。久し振りに「ハンバーグピラフ」をごちそうになりました。「ふろふき大根」が本当に美味しかった。いつものようにサービスでアイスクリームをいただき、奥様が「先生、これ好きでしたよね」といって「クレープ」を出してくださいました。大好物なんです。ごちそう様でした。dsc03900dsc03901dsc03902

 

 お昼休みにはいつもここをのぞいては、答案を採点しながら、奥様の作られる「山菜ピラフ」「ハンバーグピラフ」を食べていた当時を思い起こしました。学校から「帰ってこい!」と電話がかかってきたことも(笑)。何せ学校の隣にあるので、生徒や訪ねてくれた卒業生たちを連れてはよく食べに来たものです。ご主人は50歳で脱サラされて、念願の喫茶店をここにオープンされたのでした。私と同じで、渡部昇一先生を敬愛され、『人間らしさの構造』に後押しされて、サラリーマンをやめる決断をされたとお聞きしました。テノールの名手で、ものすごい声量で本格的に歌われます。担任クラスのホームルームにお招きして歌ってもらったこともありましたっけ。「学園祭」パンフレットの広告をお願いしたりしたこともあって、よく学校の学園祭をのぞいていただきました。ご主人や奥様と当時の話をすると、あの頃の思い出が鮮明に蘇ってきますね。古き良き時代でした。当時の生徒たちがもう立派に成長して、活躍してくれています。私の青春の1ページの忘れられないお店「カフェ・ウィーン」です。❤❤❤

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松江市営ハイブリッドバス

 松江市交通局は、新たに採用した2台の「大型ハイブリッドバス」を、4月12日から基幹路線の南北循環線に1台ずつ投入して走らせています。今日たまたま、松江市立病院の前で目撃しました。車体が私の大好きな素敵な濃紺ブルーです。思わず見とれてしまい写真に撮りました。ぜひ一度乗り心地を試してみたいと思っています。

 環境保全に対する取り組みを進めている姿勢を示すとともに、その思いを理解した市民らの公共交通機関の利用につながることを期待し、同局が導入したもので、ボディーには、市環境基本計画の基本理念「世界に誇る環境主都まつえ」などの文字を記し、合わせて「バスdeおでかけ」とバス利用をPRしています。

 日野自動車製で、全長10・6メートルで定員76人(うち座席数30)。ディーゼルエンジン電気モーターとの組み合わせで、燃費は1リットル当たり5.1キロと通常の大型バスに比べて1.1キロ上回っています。一方、炭酸ガスの排出量は1キロ当たり507グラムで、通常の大型バスより32グラム削減され、年間排出量は1台あたり1.1トン削減できるそうです。通常はエンジンで走りますが、発進や加速時にはモーターが回転して補助します。これにより発進・加速はかなり静かになりますね。信号待ちなどの停車中は、エンジンが自動的に止まります。購入費は2両合わせて約6790万円。一部は国の補助を受け、約半額を市の補助でまかないます。

 同局は、今回導入した2両を含めてバス車両を68両保有し、うち4両はCNG(圧縮天然ガス)車両。今後、順次ハイブリッド車両に切り替えていく方針で、環境保全に対する市の姿勢を示す『走る広告塔』としたい」としています。❤❤❤

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行方尚史八段、松江北高へ!

  先週日曜日の「第41回全国総合文化祭 将棋部門将棋選手権大会島根県予選」に団体優勝して(⇒コチラです)、6連覇を果たした松江北高将棋部に、今日はビッグなサプライズご褒美が届けられました。いつもご指導いただいている柳浦正明先生が、行方尚史(なめかたひさし)八段を北高にお連れいただいたんです。将棋部みんなでお迎えしました。行方先生は、2015年5月、当時の羽生善治名人に挑戦する名人戦第三局で、「松江歴史館」にお越しになっています。松江は気に入っていただいているようで、5~6回お見えになっているとのことでした。

 1973年青森県弘前市生まれ。1986年に奨励会6級入会。1993年に四段昇進。小学校6年生のときに、小学校名人戦で3位になり、トイレで悔し涙を流していたところ、故・大山康晴十五世名人に声をかけられ、その縁で入門したというエピソードがあります。プロ棋士になるために、小学校卒業と同時に上京して、苦労の多い奨励会時代を送られました。プロ入り後すぐに、竜王戦挑戦者決定戦まで進むなど怒濤の快進撃を見せた一方で、長い低迷期間も経験しておられます。ロック愛とファッション・センスにおおいに定評のあるプロ棋士です。

 行方八段には四面指しをお願いして、二枚落ちと角落ちで教えていただきました。生徒たちはいい思い出と経験になったことと思います。ご無理をお願いして北高将棋部に素敵な色紙を書いていただきました(右写真)。最後に記念撮影をして、宮城県白石市で開催される総文祭での健闘を行方先生とお約束して、お別れしました。行方先生、お忙しい時間を割いて、わざわざ北高にお越しいただき、ありがとうございました。顧問・部員一同感激でした。❤❤❤

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Caught Red-Handed

★コレ、衝撃的な作品です!!★

 Michael Mode & Arthur Ottney 「Caught Red-Handed」 には、超びっくりしました。マジックを見て驚いている観客に『カードマジックの秘密をこっそり教えてあげましょう』と禁断のオファーをします。『実は、マジシャンは、こういったカードの裏に印(マーク)のあるカードを使っているのです』と言って、青裏のデックを取りだします。とりたてて何のマークもついていない普通の青裏のデックです。この青裏デックの中から、2枚のジョーカを取りだして見せます。特に怪しいところはありませんが、相手の手のひらでおまじないをかけて、裏面をみてもらうと、何と「ジョーカー」(Joker)とハッキリ書かれています。また、裏面もなんといつの間にか、赤裏に変わっているではありませんか!ここまでがつかみです。

 さあ、ここからがいよいよクライマックスです。デックの半分ほどを観客に渡し、演者と同じようにおまじないをかけてもらうと、先ほどまで青裏のカードだったはずが、全て赤裏に変わっています!さらに驚くべきことには、裏面には大きな数字(マーク)が本当に黒くはっきりと書かれています!まさにショッキングなエンディングですね。特製にプリントされた付属のデックで簡単に演じることができます。ラフ&スムーズではありません。レベルに合わせて3種類のハンドリング(初級・中級・上級)が解説されています。下記のような超一流マジシャンたちの賛辞を読むと、このトリックがいかに優れているかが伝わってきますね。ちなみに作者のMichael Modeさんが、演技解説DVDの中で、この作品は故・ニック・トロスト(Nick Trost)に触発されて出来上がったと言っていました。私の大好きなニックさんが(私は趣味でニックさんの作品を収集しています)、こんなところにも影響を与えていたかと思うと嬉しくなります。♠♣♥♦

 ついでながら、be caught red-handedという英語の成句をもじったところから、このマジックは名前が付けられているんですが、これは「現行犯で捕まる」という意味です。それと「真っ赤な手をした(=カードが真っ赤になる)がかかったタイトルになっているんです。これ、カードマジックの傑作です。


●「このトリックが大好きです。一つ一つが大変素晴らしく組み立てられています」 ― ダロー
●「私は悪行に手を染めてはいませんが、見事に捕まえられた。」 ― ウエイン・ドブソン
●「素晴らしい!もう1回見せて」 ―ジェフ・マックブライド
●「完璧にだまされた!」 ―ドック・イーソン                   ●「今見たのはいったい何だ?!」 ―リアン・イーソン
 

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出雲日御碕灯台

 『日本経済新聞』4月22日付けに、何でもランキング 灯台 絶景にそびえ立つ 」という特集が組まれました。その第一位に輝いたのは、なんと地元の「出雲日御碕灯台」(いずもひのみさきとうだい)でした。日本海の荒波が洗う断崖に威風堂々と天に向かって伸びる灯台は、高さ日本一の44メートルです。外壁は石造り、内壁はレンガ造りの二重構造で、技術的な価値が高く、国の登録有形文化座に指定されています。松江北高の3年生は、毎年春の遠足にここに行くんです。

 島根半島、最西端の断崖にそびえる『出雲日御碕灯台』は明治36年(1903)に設置され、高さは43.65mと日本一の高さを誇ります。海面から灯塔の頭上までは63.30メートルもあります。 光度は48万カンデラで、夜間約40km沖合まで達し、100歳を越えた今もなお現役で海の安全を守っています。外壁は松江市美保関町から硬質の石材を切り出して使用した美しい石造り。内壁はレンガ造りで施され、外壁と空間をあけた特殊な二重構造となっています。その歴史や文化的な価値の高さから、平成10年に「世界の歴史的灯台百選」の一つに、平成25年に国の登録有形文化財に選ばれました。

 日本一の高さを誇る「日御碕灯台」の内部には、鉄の163段のらせん階段があり、参観料200円で灯台上部の展望台へと上がることができます。展望台からの眺めは絶景!眼下に広がるパノラマの日本海に島根半島の全景、晴れた日には遠く南方に中国山地の連なり、はるか北方には隠岐諸島ものぞめます。また灯台の構造について学べる灯台資料展示室もあります。灯台下の海側のスペースには望遠鏡が設置され、はるか水平線に運航する大型船や、季節によってはウミネコなどを観ることができます。

 青い海に奇岩や絶壁が続く、景勝地の日御碕(大山隠岐国立公園)。ここは海食によって隆起した岩盤で、足元は柱状の奇岩が連なる断崖絶壁が連なっています。その海岸線には松林と遊歩道が続き、岩にぶつかる波しぶきの音を聞きながら自然が作り出す造形美を満喫できます。小径を振り返れば、松林の間から白くそびえる灯台がのぞめ、北へ歩けば『出雲松島』と呼ばれる海景色へも通じており、様々な風景を楽しみながら散策することができます。❤❤❤

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追悼・安藤貞雄先生

 先日、三重県・鈴鹿高校の中川右也先生から、お電話があり、恩師安藤貞雄先生がお亡くなりになっていたことを教えていただきました。まったく知りませんでした。ショックです。安藤貞雄(あんどう・さだお=広島大名誉教授、英語学・日英対照言語学)先生は、去る3月31日、肺炎のため入院先の広島市・西区の病院で死去されたとのこと。89歳でした。先生は2008年に、「瑞宝中綬章」を授章しておられます。

 安藤先生には大学時代に、英語学を教えていただきました。当時はちょうどロンドン大学の留学からお帰りになったばかりの油ののりきった時期で、変形文法など最新の言語学を教えていただきました。とても厳しい先生でしたが、愛情を持って鍛えていただきました。いつも靴はピカピカ、ネクタイの趣味も素敵で、細身で、ダンディを絵に描いたような先生でした(学生の間ではいろいろなエピソードが流れ飛んでいましたね)。東京で仕事をさせていただくようになり、いろいろな大学者から安藤先生のお噂を伺いました。『ライトハウス英和辞典』の主幹で音声学の権威故・竹林 滋先生は、安藤先生のことをいつも「あの人はすごいです。」とおっしゃっておられました。卒業後もいろいろと教えていただく機会があり、広島大学総合科学部が新設されるときには、「来ないか」と声をかけていただきました。当時母が病気で伏せっていたもので島根を離れることはできず、残念ながらお断りをさせていただいたんですが、先生のお近くで勉強させていただきたかったです。

 今ここに、『会誌』第20号(愛媛県高等学校教育研究会英語部会、1983年)のコピーがあります。今から30年以上も前の会誌です。ここに安藤貞雄先生(文学博士、広島大学名誉教授)が、英語教師の文法研究」と題して、愛媛県の英語の先生方にご講演をなさった記録が収録されているんです。そしてその講演の中で、 安藤先生は私のことに触れておられます。

 英語の研究法ということでは、まず、私の島根大学時代の教え子のY君のことをお話ししたいと思います。彼は、まだ29歳の若さですが、既に英語語法関係の論文を十数編書いており、東京外語大の竹林教授に認められて色々と辞書の項目を執筆しています。Y君の勉強ぶりは本格的なもので、そのことは、外国の学会の会員になったり、海外の学術誌に載る第一次論文にもよく目を通していること、内外に多くの学問上の知己を持っていることなどで窺えると思います。彼はまた良い教師でもあります。Y君はよくAsahi Evening News のAnn Landersをcorpusとして利用していますが、あそこへ投書する人の英語が必ずしも良いとは限らないということを承知の上で、あれを一月分位集めるとかなりの資料になると思います。それを(パソコンでも利用して)あらゆる角度から分析していけば、平均的なアメリカ人の日常英語の生態が浮かび上がって来るかもしれません。(p.4)

 これを読ませていただいた当時、飛び上がって喜んだのを思い出します。そして、この講演の最後を、安藤先生の描く「理想の英語教師像」で結んでおられます。この先生の言葉を肝に銘じて、今まで一生懸命これを実践しようと頑張ってきましたが、残念ながら足元にも及びませんでした。この安藤先生の理想の教師論は、若い先生方には、ご参考になると思われますので、ここに再録しておきますね。なお、先生の書かれた『英語教師の文法研究』(大修館書店)は、英語教師必読の書ですよ。

a.  教え方が上手であること―これは大切である。日本語も英語も、いい発音で明快に教えないと生徒に十分理解させることができないからである。

b.  生徒にえこひいきしないこと。

c.  叱るべき時には叱る(怒るのではない)が、意地の悪い叱り方をしないこと。

d.  生徒に親切で思いやりがあること。

e.  生徒の質問にごまかさずに誠実に答えること。自信をもって答えられない場合は、十分に調べた上、のちほど報告すること。(生徒に誠実でありたいと思うならば、このような措置は当然であろう。)

f.  時には生徒と平等の立場(footing)に立つこと―教師は生徒を教え指導する立場では、権威をもって、生徒より一段高い位置に立って差し支えないが(そのためには時には礼儀も敬語の使い方も教えなければならないことがあろう)、生徒が何かcriticalな状況にある時は、教師は「教師」であることをやめて、生徒と同じ(恐らくは「人間同士」という)footingに立って、”まごころ”をもって生徒の悩みと付き合う用意がなければならない。

g.  last but not leastには、教師は肝の奥底に何かゆるぎない信念を持っていなければならない―その信念が恐らくその人の人格を統一しているのであろうが、それが何であるかは、人によって異なっていてもいいのではないか。ただ、それは狂信的でない、理性と普遍性に裏打ちされたものであることが望ましい。(私の場合は、それは「生命の尊厳」という言葉で言い表せるように思われる。〔そこから、平和への決意も、ヒューマニズムも生じてくる。〕

   以上のような資質を兼ね備えた教師が私の「理想の教師像」です。それは、私にとっては、恐らく生涯かけても到達し得ない、にも拘らず、志向することをやめてはならないイデーなのです。

 思うに、安藤先生の教師としてのモットーは、一言で言えば、“a severe teacher and a kind friend”ということでした。当時の厳しかった授業を、懐かしく思い出しますね。教師になってからも、先生にはずいぶん面倒を見ていただきました。本当に感謝しています。今私の手元には、安藤先生の博士論文(名古屋大学)であるA Descriptive Syntax of Christoper Marlowe’s Language (東京大学出版、1976年)があるのですが、大学生のとき、この本が出ると同時に購入して、安藤先生の研究室を訪ねて、サインをしていただきました。「こんな高い本をよく買ってくれたね」と、喜んで下さったことを今でもはっきり覚えています。当時14,000円しました。このサイン本は私の一生の宝物です。

 最近では、大冊『三省堂英語イディオム・句動詞大辞典』(2011年、三省堂)を上梓されました ね。紛れもなく現時点で最高の英熟語辞典です。学生時代に、この本の元版の『新クラウン英語熟語辞典』(第3版)をどれぐらいボロボロになるまで使ったことでしょうか。ハンディながらも、大辞典にも載っていない情報がいっぱい詰まっていたんです。安藤先生が若い頃、大塚高信先生に命じられて原稿を書かれた名著です。

 みなさんは、安藤先生の高校生向けの文法参考書に『基礎と完成 新英文法』(改訂版、1987年、数研出版)という本があるのをご存じでしょうか?若い頃に私も協力をさせていただいた、思い入れの強い学習参考書なんですが、その「前書き」に私のことを「若い友人」と書いて頂き、大感激したのを覚えています。

今回の改訂にあたっては、若い友人の八幡成人氏に初版の綿密な検討をお願いして、数多くの貴重な意見をいただいた。同氏のご援助に対して、厚くお礼を申し上げる。(はしがきより)

 この本は「高校生向き」ということにはなっていますが、日本を代表する文法学者の安藤先生の本らしく、現場の先生方には新しい知見が山のように詰まった、他のものとは一線を画する素晴らしい文法参考書で、ずいぶん売れました(今私の手元にある現物には第18刷とあります) 。学生から大人まで使える最高の英文法書です。コンパクトながらも痒いところに手が届く解説があり、例文も良質です。いわゆる入門者が「よくわかる」という親切さはありませんが、自学自習のできる受験生が、正確な表現を調べたり、自分の英文の確認をしたり、疑問点を理解したりするのには現存する文法書の中では最高のもののうちの一つでしょう。暗唱例文だけ覚えたり、単語を暗記をしたりすることで英語を学んだ気になっている残念な受験生を、180度方向転換させられる参考書です。残念ながら、今は絶版となっていて手に入れることはできません。3月に北高を卒業し英文科へ進んだ女生徒が、3年生の時にどうしても欲しい(本屋や古本やを探し回ったがどこにもなかった、と言っていました)と言うので、懇意にしている数研出版の部長さんにお願いして探してもらい、倉庫から1冊出てきたものをプレゼントしました。

 この本には、たとえば、なぜ綴り字yをiに変えるのか、なぜ母音字+yの場合はyをiに変えないのか、なぜ<短母音+子音字>ではなぜ子音を重ねるのか、ではthickはなぜ子音を重ねずそのまま-erを付けるのか、高校生が暗記に苦労するno more than, not more than, no less than, not less thanなどの意味の由来、ifunlessの違い、a friend of minemy friend の違い、などがサラリと分かりやすく書かれています。deersheepといった単複同形の単語を、「これらの動物は、群をなして生活しているので、集団として、いわば”量的”にとらえられるので複数形をもたないのである。cows(牛)、hens(めんどり)、monkey(さる)などは、”個性”を認められて、-sをとる」といった具合です。きっと参考になる本です。是非、図書館などでご覧になってみてください。大学生の頃に読んだ『前置詞のポイント』(研究社)も当時は画期的な名著でした。学習参考書の形をとってはいますが、新言語学の知見を背景に書かれた「前置詞の総合見取り図」となっていました。

 若い頃、安藤先生から、どんな短い文章を書くときでも、何か一つ、これは新しい情報ですよ、新知見ですよ、というものを入れるようにしなさいと、アドバイスをいただき、以来ずっと心がけてきました。このブログの文章もずっとそのような気持ちで書いているんですが、いかがでしょうか?安藤先生、数々の教え、本当に本当にありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。合掌。♠♠♠

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総文祭将棋団体戦6連覇達成!

 私は今年は、松江北高で(囲碁)将棋部の顧問をしています。アメリカのミシシッピ大学大学院に留学中の佐藤敦子先生が帰って来られるまでの5月いっぱいは、将棋部の顧問を担当します。今日は「第41回全国総合文化祭 将棋部門将棋選手権大会島根県予選」に参加するために、北高生徒を8人連れて、JRで出雲市民会館」へ行ってきました。

 教員に成り立ての頃から将棋は大好きで、本を読んだり、よく先生方と対局したものです。当時は、定期試験中は教員の将棋大会で盛り上がりました。学園祭の将棋大会にもよく出たものです。あれからもう数十年将棋を指していないので、将棋感が戻りませんが、生徒たちに鍛えてもらうことにします。この大会を控えて先週は、島根県アマチュアの強豪柳浦正明先生に北高にお越しいただき、鍛えていただきました。今日も会場まで、柳浦先生は応援に駆けつけてくださいました。優勝のご褒美に来週は大きなサプライズを準備してくださっています。

 おかげさまで、団体戦で優勝することができました。大将2年山根 陽、副将3年山本祐己、三将橋本竜馬の3人でチームを構成しました。やや苦戦もありましたが、それでも、松江高専B、大田、松江南A、松江高専Aチームを破り、堂々の優勝でした。松江北高はこれでこの大会の団体戦6連覇!となります。すごい記録ですね。今年は宮城県で開催される総文祭に出場が決定しました。❤❤❤

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「日本旅行」

 退職してから、個人的な旅行をするときには、私はいつも松江駅の中に入っている「日本旅行」さんにお願いします。松江南高時代に担任した生徒の奥様が勤めておられて、いろいろと知恵をつけてもらったり、なかなか素人には分からないような素敵な宿を紹介してもらっているんです。今までに旅したところは、どこも大満足でした(道後温泉の「大和屋」、ハウステンボスの「ホテルヨーロッパ」、由布院の「玉の湯」等々)。彼女にお願いしておけば、安心なんです。

▲いつも旅の手配をしてもらう日本旅行の田中さん

 「日本旅行」は、1905年(明治38年)に設立、2017年で112周年を迎える老舗です。当時、滋賀県草津駅で駅弁を販売していた南 新助が、伊勢神宮を参拝する団体旅行(お伊勢参り)を企画したのが始まりです(当時の名称は「日本旅行会」でした)。それにしても設立の時分から、”駅弁””神社仏閣”、そして”団体旅行”と、日本の旅行を語る上で欠かせない最重要キーワードが3つも揃っているなんて、先見の明があったんですね。この「日本旅行」は、JR西日本の連結子会社、JR東海・JR東日本も株主、というJRとの関わりがずいぶん深い旅行会社なんです。そのため団体旅行などの予約などにおいて有利だと言われ、新幹線などを中心に国内旅行での強みが発揮されています。日本旅行」は滋賀県で設立され、親会社がJR西日本であるため、大阪が拠点と考える人も多いのですが、本社は東京にあります。

 国内旅行で人気の東京ディズニーリゾートへのツアーが、バラエティ豊富なのがうれしいですね。豪華な東京ディズニーランドホテルはじめ、リーズナブルな東京ディズニーセレブレーションホテルまでディズニーのオフィシャルホテルの宿泊プランも豊富。ヒルトン東京ベイやシェラトン・グランデ・東京ベイ・ホテルなどの宿泊プランも多数ラインアップしています。日本旅行」の各店舗における地方発のプランも充実していますよ。とても親切に旅の相談にのってもらえます。みなさんにオススメしておきます。

 さて、私には珍しく、この5月のゴールデン連休が完全にオフになったので、なんと昨日思い立って「ユニバーサルスタジオ」(USJ)に行くことにしました。でも「もうこの時期に、連休中のホテルもとれるはずがないよなあ……」と悲観的に思いながらも、それでもダメ元でお願いしてみるか、と電話してみました。するとしばらくして、「取れます」というではありませんか!超ラッキー!!行列に並ぶ必要もないし、入り口すぐのオフィシャル・ホテルがとれたというんです。これはいいぞ!今から楽しみにしています。

 若い頃は、ゴールデン連休といえば、ソフトテニスの県総体予選、そしてたいていは雨で順延で連休が全部つぶれるというのが恒例でした。部活を引退してからは、学校の校務(模試監督や部長の仕事など)、原稿の執筆や研究会で、たいていつぶれてしまっていたんです。それが今年は初めて完全にオフ。こんなことは今まで記憶にありません。初体験を楽しんできます。生徒たちは、「USJはディズニーランド以上に高校生向きのところで、八幡先生には絶対に馴染まない!」とからかいます。でも一度は行ってみないと、話の輪に加わることができませんからね。今はUSJのガイドブックを買い込んで予習中です。ということで、この連休、八幡は大阪です。どうしても寄りたいところも数カ所。結果はまた後日報告しますね。❤❤❤

 

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「西湖」の五の日


◎週末はグルメ情報です!!

 松江市役所の近くにある中華料理店「西湖」(せいこ)は、私の大好きなお店です。駐車場はありませんが、市役所の駐車場が開放されています。市内にある中華料理のお店としては、かなり古い部類にはいるのではないでしょうか。お世辞にもきれいとは言えない年季の入った店内ですが、お昼時はいつ行ってもほぼ満席状態です。長年のファンが通い詰めるお店なんです。中でも特に、「チャンポン」(800円)が美味しいです。まるで「玉子スープ」のようなルックスで、溶き卵の餡かけの下に中太縮れ麺。具はもやしピーマン、ハクサイ、豚肉、しいたけ、くらげ、エビ、などいろいろ入っています。味はまさに卵スープ味の餡で麺を食べている感じですね。餡かけなので、料理も最後までとっても冷めにくくなっていますよ。確かに、とってもユニークなオリジナルチャンポンですね。「日替わりセット」でいただく半チャーハン」も、懐かしさを感じる、たっぷり卵と、チャーシューの旨みが押し寄せる味で美味しいです。中華料理屋ならではの味といったところですね。

 ここでお得情報を!今日行ってビックリしました。今まで知らなかったのですが、毎月5、15、25日には、日替わりセット(通常800円)が、500円ワンコインで食べられるのです。お得ですね。このセットは毎日変わるんですが、基本的には、さまざまな麺と半チャーハンです。またこのセットは、ランチ時に限らず、晩ご飯でも利用できるのが嬉しいですね。時々無性に食べたくなる時があって、お邪魔しています。❤❤❤

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オランダ坂

 私の大大好きな長崎市は、坂がとても多い町です。別名「斜面都市」とも言われますね。その中でも一番有名なものが、「大浦東山手居留地」への入り口のある「オランダ坂(活水学院下の坂)です。明治の初め頃に、ニールズ・ルンドバーグという貿易商が、特別な火薬を使用して、この坂を開きました。現在は、主に「活水学院下の坂」「活水坂」「誠孝院(じょうこういん)前の坂」が「オランダ坂」と呼ばれています。実は、ここは「日本三大がっかり名所」の一つに数えられている場所なんです。

 高知「はりまや橋札幌「時計台、そしてここ長崎「オランダ坂の三つが「日本三大がっかり名所」と呼ばれています。「オランダ坂」石畳が特徴的ですが、坂の街にある生活道路の急坂の一つでしかありません。その他にはなーんにもありません。でも、地域一帯の歴史を少し知ってから訪れると、単なる「がっかり名所」じゃなくなると思いますよ。あまり過度の期待をして行くとがっかりです。何もないただの普通の坂です。けれど、映画やドラマの撮影気分で行けば、それなりに面白いですよ。気分をハイにして楽しむ観光名所です。江戸時代に、日本で唯一、貿易が行われていた「出島」に住むオランダ人の影響で、開国後も西洋人を見ると「オランダさん」と呼び、石畳でできた坂を「オランダさんが通る坂」と呼びました。「オランダ坂」のある東山手地区は、長崎の学園の丘と呼ばれミッションスクールが建ち並ぶ私学発祥の地でもあります。ただの道ですが、この坂を目的に行くのではなく、目的地と目的地の間の通り道として寄ってみるとよいかと思いました!石畳の道は実に趣があるものです。

 この近くのホテルに泊まっていたので、小雨模様でしたが、早朝に散歩してみました。活水学院から孔子廟裏のほうへ歩くと石畳の坂道がいくつかあり、この辺りが大浦東山手居留地であった場所です。 今も古い洋館群と石畳、石垣、石造り溝、煉瓦塀などが残っており、当時の面影を伝えています。ここの石畳の道が「オランダ坂」です。いくつかある「オランダ坂」で一番有名なのは活水学院前の坂であり、長崎の観光雑誌やパンフレットによく出てくる場所です。その活水学院のオランダ坂を登ったところに古い洋風建築群があります。下の写真の洋館「ラッセル記念館」は、明治元年(1868)に造られた洋館で 建築後まもなくロシア領事館が置かれた建物です。今は旧居留地私学歴史資料館となっています。他に明治20年代後半に、社宅または賃貸住宅として建てられた7棟の東山手洋風住宅群などもあります。

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追悼・渡部昇一先生

 「産経新聞」正論メンバーで「第1回正論大賞」を受賞された英語学者・評論家で「知の巨人」、私の尊敬する上智大名誉教授の渡部昇一(わたなべ・しょういち)先生が、4月17日午後1時55分、心不全のため、東京都・杉並区のご自宅でお亡くなりになりました。86歳でした。1930年、山形県・鶴岡市生まれ。上智大大学院修士課程修了後、独ミュンスター大、英オックスフォード大に留学。帰国後、上智大講師、助教授を経て教授に。ご専門は英語学で、「英文法史」「英語学史」などの専門書で知られます。1976年に『腐敗の時代』(文藝春秋)で、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。同年に刊行された『知的生活の方法』(講談社現代新書)は、読書を中心とした知的生活を築き上げるための具体的方法を論じ、100万部超の大ベストセラーとなりました。今日の新聞で、各紙いっせいに追悼記事を載せていましたね。

 一連の活発な言論活動の中で、「正確な事実関係を発掘して、わが国マスコミの持つ付和雷同性に挑戦し、報道機関を含む言論活動に一大変化をもたらす契機となった」として、1985年、第1回正論大賞」を受賞。東京裁判の影響を色濃く受けた近現代史観の見直しを主張するなど、我が国保守論壇の重鎮でした。その博学の知識と識見はただただ羨望の的でした。国語審議会委員、大蔵省税制調査会特別委員なども務められました。最近では、天皇陛下の退位を巡る有識者会議では、退位に反対の立場から意見を表明されていましたね。

 渡部先生の膨大な著作の中には、自助努力」を重んじたものが数多くあります。私が若い頃、最も大きく影響を受けたのがこの分野でした。サミュエル・スマイルズの「自助論」に登場する西洋人や、幸田露伴、本多静六、松下幸之助など、努力によって道を開いた日本人を、さまざまな著作で紹介しました。アメリカの成功哲学者であるジョゼフ・マーフィーの成功理論(「マーフィーの法則」)を初めて日本に紹介した先生でもあります。大島惇一」というペンネームで(当時まだ若い英語学究徒であった先生が、このジャンルの本を実名で出版するには躊躇があったのです)、マーフィーの翻訳本を出版しベストセラーとなりました。いずれも、人々が自らの努力によって道を切り開くことの幸福を思想として広めるものでした。成功者や金持ちに嫉妬し、貧しさの平等を広める共産主義思想から人々を守る防波堤となりました。

 英語教師として、平泉 渉さんとの「英語教育大論争」は鮮明に覚えていますが、数々の英語学習方法を提言し、日本の英語学習に大きな功績を遺されました。また、単なるコミュニケーションのツールとして英語を理解するだけではなく、英語の学習に異なる意義を見出されていたのも特徴的です。英語という言葉は現在”二つの顔”をもっている、という事実をきちんと押さえておかなければなりません。ひとつは、現代社会にあって公用語の働きをなしていること。もうひとつは、重大な古典的著作を含む言語であるということ。この二点が英語の大きな特色といえます」 英語を通して世界の古典を読むことで、自分の生まれ育った国とは違う視点を持つことができ、普遍的な価値観を学ぶことができる。その上で自国の意見を積極的に発する国際的な教養人ともなれる。それは、扇動的で偏った思想に染まることを防ぎ、バランスの良い人格をつくる上でも、非常に重要なことだ、と主張されたのです。

 私は大学3年生の時に、先生の『知的生活の方法』に出会い、その圧倒的なパワーに感銘を受けました。私の運命を変えた一冊です。家を建てるときにもこの本を参考にして、書庫を作ったぐらいです(「渡部昇一画像」を検索すると、どういうわけか八幡家の書庫の写真が出て来ます!)。以来、先生の書かれる本や雑誌はすべて読破、熱狂的なファンとなりました。ぜひお会いしたいという強い思いが実現したのは、まだ私が若い頃松江南高校で教えていた時、渡部先生が松江の「ホテル一畑」にご講演でお見えになったときのことでした。その時に撮したお写真が右・下のものです。まだ先生もお若いですね。私が先生に憧れていることを知っている主催者が、「会わせてあげようか!」と言ってくださいました。願ってもないことです。玉造のめのうのネクタイピンとカフスボタンのセットをおみやげに買って、ホテルの控え室にお会いに行きました(部屋の前にも、部屋の中にも屈強なガードマンがおられ厳重な警備でしたね)。それが先生との初めての出会いです。憧れの先生に会えるというあまりの感動と緊張の中で、堅い握手をしていただいたことくらいしか覚えていません。以来、事あるごとにお手紙をいただくようになり、親しくさせていただきました。私が学習辞典の『ライトハウス英和辞典』(研究社)を出した時には、推薦文を書いてあげよう、とおっしゃっていただいた時は、天にも昇る思いでしたね。今までずっーと、先生の書かれる著書や雑誌論文は追いかけ続けています。先日も、地元の今井書店を退職された店員さんが再びレジに立っておられ、懐かしくて話すと「八幡先生といえば、渡部昇一先生でしたね。はっきり覚えていますよ」と言ってくださいました。2年前に私が退職した時には、達筆の筆文字で(先生は書道を学んでおられました)ねぎらいのお言葉を頂戴しました。私の家宝です。

 渡部先生が、人生で一番大切なことを一つだけ挙げよ、と求められた時に、いつも口にされたのが、「できない理由を探すな!」でした。どんなに困難なことでも、絶えず努力を絶やさない人には、不思議なことに、天の一角から「助けのロープ」が降りてくる、とおっしゃっておられました。私も今までにそんな体験を何度したことでしょう。

 鉄砲撃ちの名人に、電線の上と地面にいる鳥とどちらが簡単に撃ち落とせるか?と聞いてみる。一見、地面にいる鳥のほうが撃つのはたやすそうである。しかし彼は、電線の上にいる鳥も地面にいる鳥も、撃つには同じくらいの労力と技量が要るというのである。難しさとしては大差なく、むしろ電線の上にいる鳥を撃つほうがかえって楽かもしれないということである。ならば、目標は高く掲げたほうが良い、ということになる。

 私は「できない理由を探さずに、目標を高く掲げて、努力せよ」と、毎日生徒には話しています。渡部先生の受け売りですが。

 私は会員制の「昇一塾」に入っていて、毎週金曜日に配信される先生の小論を楽しみにしていたんですが、先週末に出版社から突然メールが来て、「本日は誠に残念なお知らせですが、 渡部昇一先生のご体調がすぐれず、 しばらく言論活動を控え、 治療にご専念されたいという お申し出がありましたので、 昇一塾ニューズレターを しばらく休刊させていただくことになりました。」、ついては返金をするので手続きを取るようにとのことでした。えーっ、なんで?と思っていると、この訃報です。腕を骨折されて苦労なさっておられるというのは知っていましたが、まさかこんなにお体がお悪かったとは!もうこれで、先生の新刊本が読めなくなるかと思うと、すごく落ち込みます。私の書庫にずらーっと並べられた渡部先生の膨大な著作の数々を、初めから読み返すこととしましょう。先生の思い出・学恩は数多くありすぎて、ここには書き切れません。私が最も尊敬する、一番影響を受けた先生でした。心よりご冥福をお祈りします。合掌。♠♠♠

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お湯かけ地蔵

 3月24日、松江しんじ湖温泉「なにわ一水」で学校全体の送別会があったので、ちょっと足を伸ばして、松江しんじ湖温泉街の西端にある「お湯かけ地蔵」さんにお参りしてきました。東西に長い旅館が並ぶ、しんじ湖温泉街の西のはずれにある「お地蔵さん」です。こんな所にお地蔵さんがあることを、私も最近まで知りませんでした。気づいている人も少ないのではと思います。ときどき私はお参りするようにしています。大地の恵みが温泉で、ありとあらゆる恩恵に対して感謝してお祭りしたのが、このお地蔵さんだそうですよ。お地蔵さんの裏には、松江しんじ湖温泉の泉源も自噴しており、温泉を汲むことができます。かなり高温(約70度)なので、温泉たまごも作れるようですよ。

 ここで、松江しんじ湖温泉の歴史を簡単にご紹介しておくと、昭和46年(1971)に開湯と、比較的新しい温泉です。地下1250mから湧き出す温泉は77度と高温な上、湯量が豊富。保温効果のあるナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉で、身の幸せ、子孫繁栄家族の健康維持・回復に御利益、をうたい文句としていて、効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性夫人病、動脈硬化症、などに効くとされています。浸かっていると体が芯からほぐれていくようです。開湯当時は「松江温泉」と呼ばれていましたが、2001年に名称を一般公募し、今の名前「しんじ湖温泉」に決定しました。温泉街の西の外れにある湯元には、温泉の恵みに感謝して建立されたこの「お湯かけ地蔵が祀られており、湯をかけて手を合わせれば健康と幸せになれるという言い伝えが残されています。毎年夏の8月24日には、「地蔵まつり」が行われ賑わっていますよ。

 また、一畑電車の「松江しんじ湖温泉駅」前にも「お湯かけ地蔵尊」が祀られています。お湯をかけて手を合わせれば、健康で幸せになれるという言い伝えが残されているらしいです。その隣りには24時間利用可能な足湯温泉もあり、観光客で賑わっています。電車・バス待ち時間の間にぜひどうぞ。

 一畑電車の松江しんじ湖温泉駅から西に数百m離れた場所に、同温泉の源泉があって、地蔵尊が祀られています。源泉は周辺のホテル・旅館などに引かれていますが、松江しんじ湖温泉駅前の足湯にも引かれていて、足だけですが無料で容易に楽しむことができます。足湯のところにもお地蔵さまが立てられています。ちなみに、松江しんじ湖温泉駅は、一畑電車の松江市のターミナル駅ですが、JR松江駅とは、大橋川を渡り、直線で1.7kmほど離れていて、バスなどで移動します。足湯は、屋根が付いていて、雨の日でも入れます。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、温度が77℃もあるとのことですが、足湯では温度調整されています。❤❤❤

 

 

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グリーン車

  私はJRで旅をするときにはほとんど「グリーン車」を利用します(上の2枚の写真はどの特急列車のグリーン車か分かりますか?当ててみてください)。ゆったりと快適な旅を楽しみたいからです。「グリーン車」は、運賃や特急・急行料金以外に別途料金が発生する、特別な車両です。飛行機のクラスと同様に、良い座席は料金がかかる分、設備もサービスも上質で、ゆったり乗車できることから、ラッシュアワーの混雑を避けたい時や、長距離旅行、ハイクラスの人々の移動などに長く愛されてきました。「グリーン車」は、そもそもどのように生まれたのでしょうか?また、なぜ「グリーン車」と呼ばれるのでしょうか?

 国鉄の車両はかつて、一等車、二等車、三等車の「3等級制」でした。その後1960年(昭和35年)に、一等車、二等車の「2等級制」へ。1969年(昭和44年)の運賃改定時、等級制は廃止され、運賃と特急・急行料金の単一化が図られます。その際、2等級制時代の1等座席車が「グリーン車」と名づけられ、運賃と特急・急行料金のほかに「グリーン券」を購入することで、誰でもグリーン車に乗車できるようになったのです。なぜ「グリーン車」と呼ばれたかといえば、前身である2等級制時代の一等車の窓の下に淡緑色(若葉色)の帯が塗られていたこと、また一等車の切符の色がグリーンであることにちなんだと言われています。が、1978年の塗装規程改定により淡緑色の帯を入れることは廃止され、JR分社後の現在では、幸運に巡り会えるという四つ葉のクローバーを模した黄緑色のグリーンマークのみが残っていますね。 

 このようなグリーン車の起源が、昨年(2016年度)福岡工業大学の入試で、英語の長文問題として出題されています。次のような英文でした。

  In Japan, some trains have special cars called “Green Cars” that are fancier and have larger, more comfortable seats. Basically, they are the same as first-class cars in other countries. The fare in these cars is higher, so you need to buy a supplemental ticket if you want to ride in them. Japanese trains used to have three classes of cars, but the system was changed in 1960 to a two-class system. Then,  in 1969, the name for first class was changed to Green Car. This name was chosen because first-class cars used to have a green stripe on the side under the windows, so passengers already associated the color green with first class. Today, the stripes are gone and cars are marked with a large, green four-leaf clover.    

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「やまもと整形外科クリニック」本日オープン!

 島根県立松江南高等学校で、第31期に担任した山本真人(やまもとただひと)くんが、新しく「やまもと整形外科クリニック」(松江市乃白町2061)を今日4月17日にオープンすることを書きました。「100満ボルト」、「ウェルネス」のお隣です。⇒記事はコチラです  同窓生からも早速反響のメールが届いていました。開院に先立って「内覧会(4月15日~16日)にご招待をいただいたので、早速お祝いに出かけてきました。4月14日(金)の朝刊には、開院を告げる素敵なチラシが入っていましたね。昨日は、クラスの連中も行くからとメールが届いていました。開院祝いを兼ねてみんなでお祝いに集まろうという計画も進んでいるようですよ。

▲開院を告げる新聞広告

 入り口の受付で奥様にお祝いを申し上げ、2階へとエレベーターで上がっていきます。ものすごい人で賑わっていましたよ。担任していた2Rのクラスメート連中からも、お祝いの記念樹が届いていました。院長の山本くんが出迎えてくれました。案内してもらいながら、充実した機器と環境を、この目で見せてもらいました。薦められて「ウォーターベッド」(アクアタイザー)に寝そべってみました(右写真)。 足を優しく固定して、柔らかく、それでいて力強く、しかも心地よい、「水」ならではの独特の刺激と浮遊感、そして温かな開放感。血行促進などの一般的なマッサージ効果に加え、まるで雄大な自然にでも抱かれているような、あるいは静かな波の揺らぎに身を任せているような、上質のリラクゼーション効果が期待できるとのこと。説明してもらったところでは、このベッドすぐれもので、体型を読み取って、必要な部分のみに刺激を加えていくとのこと。「ストレス解消」「血液循環の向上」「筋肉疲労物質の除去」「心と体のリラクゼーション」「末梢の血行促進」などの効果が期待できるそうです。こんな気持ちよさは初めて体験しました。くせになりそうです。毎日でもかかりに来たいくらいの快適さでしたよ。ソフトに体をほぐしてくれる心地よい刺激が快適そのもので、3分間が終わると心身ともにリラックスして、ほんわかとした気持ちになれました。続いて、足を伸ばして座るとバランスボールを足の上に押しつけ、ふくらはぎをマッサージしてもらう機器を体験しました。この気持ちよさといったら堪りませんでしたね。短い時間でしたが、ずいぶんリラックスできました。山本くんとツーショットの記念写真を奥様に撮っていただいて、再会を約して失礼しました。

 山本くんは南高を卒業した後、鳥取大学・医学部に進みました。卒業後、整形外科医として17年間勤務しています。この7年間は松江市立病院で、外傷・人工関節外科・関節鏡視下手術を専門に診療をしてきました(整形外科部長)。そしてこのたび、めでたく整形外科クリニックをオープンするに至りました。彼のいたこのクラス2Rは、卒業時の結束が非常に固いクラスで、何度も集まっています。彼らが大学生の時にも、私が松江北高に帰ってきてからも、また私が定年退職するときにも、節目節目で集まってくれています。懐かしい写真を引っ張り出してみました。山本くん、開院、本当におめでとう!!❤❤❤

やまもと整形外科クリニック」の素敵なウェブサイトもできていますので、のぞいてみてください。⇒コチラです

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米子「だんだん広場」

▲今日の話題はこの写真の奥まった所にあるモニュメント

 米子駅前に広がっている、出会いと交流の多目的広場が「だんだん広場」です。“だんだん”というのは、こちらの地方の方言で”ありがとう”の意です。かつてNHKの朝ドラ「だんだん」で有名になりましたね(このテレビドラマでは、松江北高でロケが行われ、北高生30人がエキストラで出演しています。私も協力したお礼に、打ち上げに招待されました。役得、役得!)。ここの広場で、ひときわ目を引くのが、まるで宇宙にでも飛び出しそうな、高いところにある銀河鉄道999か、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を彷彿させるようなSL列車のオブジェです。山陰で初めての鉄道路線を記念したモニュメントのようです。広場を管理する県西部総合事務所建築住宅課の話では、「山陰鉄道発祥の地」の交通拠点としてのイメージと、「21世紀の国際都市」を目指した町づくりの姿を、蒸気機関車の姿に重ね合わせて造形化して、1995年に建立されたとのことです。パネルなどの一切説明板がないので、地元の人でも経緯を知らない人が多いそうですよ。それにしてもスケールのでかいモニュメントですね。米子に行くと、私が必ず足を運ぶスポットです。



 さらに、米子駅を出た正面には、山陰鉄道発祥之地」として、C57型蒸気機関車の動輪客車車輪のモニュメントが展示されています。1902年(明治35年)、境港~米子~御来屋間に山陰地方で最初に鉄道が開通しました(境港~米子は現在の境線です)。明治45年に山陰本線の京都~出雲市、昭和3年には伯備線の米子~岡山がそれぞれ開通しました。それを記念するモニュメントですね。コチラは詳しい説明板がついていました。❤❤❤

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「だんだん」のポテトサラダ

◎週末はグルメ情報です!!

 島根県庁に近い松江市・片原町の堀川沿いに店を構える居酒屋「だんだん。堀川をはさんでカラコロ広場の向かい側のお店です。島根県出身の店主さんが、東京・目黒に続いて出店した松江の2号店「豚しゃぶ居酒屋」です。だんだん」というのは、出雲弁で「ありがとう」の意味です。以前NHKの朝ドラにもなりましたね。英語科の送別会(北浦先生・太田先生)で行ってきました。店内は落ち着いた雰囲気で、2階席からは堀川やライトアップされたカラコロ工房を見渡すことができ、素敵なロケーションです。

 このお店、ポテトサラダが有名なんです。私はこれが目当てで、このお店を利用します。以前、灘高の木村達哉先生をお迎えした歓迎会でも利用したお店です。コース料理にも含まれ、お皿にてんこ盛りで出されています(写真下)。黒胡椒が効いた大人の味付けのポテトサラダです。メディアでも多く取り上げられており、東京のお店では有名人も多く来店されるとのことですよ。これ、ポテトサラダなんですけれど、どこのお店でも食べたことが無い味なんです。キュウリは入っていません。めちゃくちゃジャガイモと卵の味が濃厚で美味です。もはや「豚しゃぶ」に負けないくらいのメイン料理と言ってもいいと思います。こんな風に作るんだそうですよ。レシピです。

 ジャガイモ大 1個(160g)
 ゆで卵 1個
 ベーコン三枚(50g)
 塩 少々
 醤油 小さじ2 
 マヨネーズ 大匙1
 あらびき黒胡椒 たっぷり
 千切りキャベツ

鍋に皮付き一口大のジャガイモを入れ、塩少々とひたひたの水を加え、竹串がスッと通るまでゆでる。ベーコンを1センチ幅に切る。ジャガイモを水切りして皮を剥いて木べらで荒くつぶし、途中ゆで卵も加えてつぶす。ベーコンも加え、醤油とマヨネーズで味付けして満遍なく混ぜる。キャベツと盛り合わせてあらびき黒胡椒をたっぷりかける。

 コース料理のメインは「豚しゃぶ」ですが、これもいけます。鶏の唐揚げもビッグサイズで出てきます。総じて味、雰囲気とも良く、お値段もお得で、宴会には適している店だと思います

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SDカードが読めない!

 先月のことです。2年前に退職して、毎日旅行三昧の生活を送っていた頃に、松山・道後温泉長崎・ハウステンボス長崎市を旅行したことがありました。⇒コチラです  そこで撮した2000枚(!)近くの写真を納めたSDカード(16GB)が全く読めなくなってしまったのです。「フォーマットしてください」と表示されるだけで、全く画像が読めなくなってしまったんです。懐かしい思い出の写真もたくさんあったので、困り果てていると、そうしたデータ復旧を専門にしている業者さんを紹介していただきました。福岡県・博多市にある「データレスキューセンター アラジン」です。この会社は何よりもデータ復旧の正確さと対応スピードが優れている、と聞きました。早速SDカードを送って、依頼をしてみました。データレスキューセンターの復旧までの流れは、「問合せ・申込み→初期調査→調査結果報告→データ復旧作業→発送→納品検収」となっています。初期調査の結果報告として「復旧可能なデータリスト」と「見積り」は、48時間以内(最短で6時間以内)に受け取ることができるんだそうです。その後、軽度の論理障害(レベル1)、重度の論理障害(レベル2)、軽度の物理障害(レベル3)の復旧作業は1日程度、重度の物理障害(レベル4)の復旧作業は2~3日程度で完了するとのこと。仮に復旧できないと分かった場合でも、一切料金を取られることはありません。以前にお願いした会社では、「復旧できない」という診断をされただけで、調査費用として1万円とられたこともありましたから、ここは良心的ですね。送った翌日に早速メールで「初期調査」の結果が送られてきました。「レベル2の重度の論理障害」だけれども、全部の画像が復元できたとのこと。費用の見積もりは36,482円でした。お金には換えられない思い出の写真ばかりでしたので、すぐに銀行から送金しました。すると翌日には宅急便で、メモリーディスクに復元した画像がすべて納められて戻ってきたんです。早い、早い! おかげでたくさんの思い出の詰まった写真がよみがえりました。この会社、何よりも対応が早くてオススメです。

▲壊れたSDカード

 今度は、今月になってつい最近の話です。今度は卒業式・送別会・退任式・歓迎会・松江城の桜などの写真を撮した最新のSDカード(8GB)が、数枚の写真を除いて認識しなくなりました。カメラ本体にはちゃんと残っていて見ることができるのですが、カードリーダーにつないだり、パソコン本体に装着して読み込もうとすると、ファイルが壊れているらしく認識してくれないのです。カメラを買った「キタムラ」に相談に行ってみましたが、無策、全く読めずじまいで、「カメラごとソニーに送りましょうか」とのこと。お気に入りのカメラ(ソニーα6000)が何日も使えないのは実に困るので、そのまま家に持って帰りました。自宅でネットで探していたところ、画像復元のソフトでいいのがあるとのこと。CardRecovery」というソフトです。これは安全でリスクなしに、メモリーカードの読み取りのみを実行し、カードデータの移動や削除、変更などはしませんので、損傷を広げたり、上書きしたりすることはありません。 データの入ったメモリーカードの写真や、ムービークリップを復元して、指定した場所へ保存するソフトです。早速、ホームページ上にあった「体験版」ダウンロードして、指示通りに操作をしてみると全部写真が復元されています。あー、もうけたな!と思って、パソコンに保存しようとすると、このソフトの製品版を購入せよという指示が。いくらするのか分からないけれど、申し込んでみようとPayPalで手続きをすると、値段は3,780円でした。おかげ様で最近の貴重写真が全部戻ってきました。めでたし、めでたし!このソフトはこれから重宝しそうです。❤❤❤

 教訓! バックアップはこまめにとりましょうね!

(後日談) 初めの長崎を撮した壊れたSDカードを「CardRecoery」(3780円)のソフトで読み込んでみました。なんと!全部きれいに復元できるではないですか!こんなことなら最初からこのソフトを購入してやってみるべきでした。おかげで10倍近いお金を使うことになってしまいました。人生はこうしたものですね。それにしてもこのソフト、スグレモノであることが実感できました。みなさん、持っておいて損はありませんよ。♦♦♦

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be willing toの語感

  be willing to…という成句の意味を、「喜んで…する」と今でも平気で教えておられる先生がおられます。現場で使われている参考書や問題集にも、そのような不用意なものが目立ちます。自分が高校時代に習ったことを、そのまま何の検証もすることなしに、いたずらに年を重ねてしまうとそのようになってしまいます。

 この成句は、「やってもいい、異存はない」程度の意味で、積極性は含まれず「本当はやりたくないけれど…」という気持ちを暗に示しています。デイビッド・セイン先生は、be willing to …ifと、後ろにifの条件文がついていると考えるとよい、とアドバイスしておられますね。私は学生時代、アメリカ人の恩師からホームパーティに招待された時に、”I’m willing to go.”と何度も応答して、「来たくなければ来なくてもいいよ」と冷たく言われた経験を思い出します。「そんなつもりはないのに…」と、当時はチンプンカンプンで分かりませんでした。その後、いろいろと調べていくうちに、will「意志」の形容詞がwillingだということに行き着いたんです。これはあくまでも「…する意志がある、…してもよい」というニュアンスで使われることが、小説やネイティブ・スピーカーの観察から分かってきました。さすがに今の辞書にはちゃんと書いてありますが(例えば、私は『ライトハウス英和辞典』に、語法 be ready to…ほど積極的な気持ちはない:If you’d like me to go with you, I’m quite willing. (もしいっしょに行ってほしいのならお供してもいいですよ)/We were disaappointed by the outcome of the election, but we’re willing to accept it.(我々は選挙の結果に失望したがそれを受け入れる気だ)のような記述を残しました)、当時は堂々と「喜んで…する」だけだったんです。学校でも、単語集でもこの訳語だけだったと記憶しています。現在学校で用いている参考書・問題集も、いまだにこのような扱いをしているものが多く見られます。ここで面白いのは、この単語の副詞形であるwillingly「喜んで」の意味だということです。英語って難しいですね。

 I’m willing to help.    willingも多くの日本人に誤解されている言葉です。辞書にもwillingの項には“喜んで、快く~する」という意味だけが掲載されていることが多いのですが、これでは説明不足というしかありません。be willing to…というフレーズが出てきたら、be willing to…ifと、後ろにifの条件文がついていると考えてください。例えば、I’m willing to help.の場合には、I’m willing to help if you let me use your car.(自動車を貸してくれるのなら、喜んで手伝いますよ)といった何らかの条件をネイティブは想定しながら話をしているのです。  ―デイビッド・セイン『ネイティブに嫌われる英語』(アスコム)

 辞書や参考書の中には、”be willing to do”は「喜んで~する」と書いてあるものがありますが、この表現にはそうした能動的な積極性はなく、「~するのは苦ではない」というニュアンスで用いられるのがふつうです。古い日本語に「~するのもやぶさかではない」という表現がありますが、それにぴったりなのが”be willing to do”なのですキャサリン・クラフト『先生、その英語使いません!』(DHC)

【積極的】↑
I'd love to help.
Let me give you a hand.
I'd like to help.
What can I do for you?
Okay, I'll help.
I guess I'd better help.
I'm willing to help.
Let me do it.
I guess you want me to help.
【消極的】↓ 

 『ライトハウス英和辞典』(研究社)の改訂(私は語法・類義語担当)の度に、M.アルトハウス教授(津田塾大学)の語感鋭い書き込みを読ませていただくのですが、本当に英語って一筋縄ではいかない、と痛感するんです。そんな、現場で誤解されている英語表現ばかりを集めて、一年間連載したのが、「Bolinger博士の語法診断」『現代英語教育』4~3月号(1990年~1991年、研究社)でした。また、英和辞典の問題点を、「英和辞典のウソ」と題して『高校通信東書英語』(1983~1984年、東京書籍)に連載を持たせてもらいました。そこで述べていることは、今でも十分当てはまることばかりです。興味のある方はバックナンバーで読んでみてください。❤❤❤

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清水寺

 かつて平安時代に、あの清少納言が『枕草子』の中で、多くの参拝客が訪れる「清水寺」の縁日の賑わいを「さはがしきもの」と表現し、当時から大人気だったうかがえます。今では年間500万人もの参拝客がお参りするとか。若い頃から私もこのお寺が大好きで、よく参拝していました。

 「清水寺」へ続く長い坂道。両脇には漬け物や八つ橋など京都の土産物屋さんやお食事処が立ち並び、連日多くの人で賑わい、歩いているだけで楽しくなる参道です。あまりの混雑に、思わず人とぶつかりそうになったり、結構急な坂道できついんですが…。清水の舞台から飛び降りる」で知られる本堂の舞台が有名な寺院ですね。そもそもは奈良時代末期778年(宝亀9年)に延鎮上人が開山し、千手観音を祀ったのが始まりです。平安建都間もない延暦17年(798年)鹿狩りに訪れた坂上田村麻呂が水を求めて立ち寄った際、延鎮上人に殺生をいさめられたことから信仰し、長岡京の紫辰殿を移築して創建したと伝えられています。現在の建物の多くは、寛永8年から10年(1631年から1633年)、徳川家光の寄進によって再建されたものです。清水の観音として平安時代以来多くの人々が参拝。 参道を上りつめると、東山の音羽山を背に仁王門、西門、日本最大の三重塔(いずれも重要文化財)が迎えてくれます。春の桜と新緑、秋の紅葉と四季折々の美しさを背景にした懸崖造りの本堂(国宝)は、断崖の上にせりだし、市街地の眺望も最高。あわせて15の堂塔(いずれも重要文化財)が建ち並んでいます。

 中でも有名な本堂の舞台は、崖の上にせり出すように建つ「懸け造り」(かけづくり)という建築様式。優美な反りを見せる屋根と、斜面にせり出すような舞台が迫力満点ですね。釘を一切使わず、一度組んだら外れない「地獄組み」という組み方で、ケヤキの柱を縦横に組んで建てられています。高さ13メートルの崖地にせり出した空中舞台を支えるのは172本の柱。それらを釘1本も使わずに組みあげたというから驚きですね。舞台の向こうに広がるのは、ため息ものの京都の街のパノラマビューです。周囲の緑にマッチしたシックな寺院建築も絵になる美しさです。

 実は、この清水寺には「七不思議」が存在することでも有名です。境内のあちこちに隠された「不思議」は、実は7つ以上存在しています。詳しくはこちらをご覧ください。⇒コチラです  そのうちの一つ、仁王門前にある二匹の狛犬の口に注目しましょう。よく見ると左右両方の狛犬の口が、どちらも「阿形(あぎょう)」=開口した形になっています。一般的に狛犬は、口を開けた「阿形」と、口を閉じた「吽形(うんぎょう)」で一対をなしているのが普通なんですが、これはとても珍しいものです。明治時代に寄進される折、東大寺南大門にある狛犬をモデルにして造られたことによるそうです。また、お釈迦さまの教えを大声で世に知らしめている、とも言われています。❤❤❤

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The Gift

the-gift★あり得ない衝撃の「仕掛け」が!!        

 「あり得ない!!」 思わず叫んでいました。 Angelo Carbone「The Gift」の映像を見て、まったく信じられませんでした。我が目を疑いました!カルボーンさんご本人の言葉によれば、まったくノー・カットの映像です。観客にデックを手渡してから、紙を開いてカードが予言されているまで、一切ノーカットだそうです。この作品がフェザータッチ・マジック」竹本 修さんによって、2月13日の午後8時から20個だけ限定販売されるということで、絶対に手に入れようと思い、パソコンの前で午後8時になるのを待ち構えました。2分前くらいに画面が変わり注文できるようになったのを見て、速攻で申し込みました。一番乗りだったかもしれません(笑)。ラッキー!でも数分で完売してしまったようで、すぐに「売り切れ」のメッセージが出ていましたね。それぐらいに完成度の高い巧妙なトリックです。並み居る世界一流マジシャンたちも激賞していますね。

●彼の当初のもので騙されたが、最終製品は素晴らしい出来栄えだ。凄いトリックで汎用性がある。現存するクリエーターによる素晴らしいクロースアップ用道具だ。 - Derren Brown:ダレン・ブラウン

● 今まで見た中で最も不思議なものです。 ― Richard Kaufman:リチャード・カウフマン

● 完璧に騙された!こんなマジックは初めてだ。Angeloは天才だ。これはきっとあなたも演じたいと思うはずだ。 ― Luca Volpe:ルカ・ボルぺ

●アンジェロ・カルボーンがまたやってくれた。100%仕掛けがないように見えるものを100%巧妙な道具に仕立てた。 ―David Regal:デビッド・リーガル

●めちゃ素晴らしい!―Mark Elsdon:マーク・エルスドン 

●ぶっ飛んだ!入手するのがもう待てない。このことはさらにアンジェロがなぜ最も偉大なクリエーターであることを証明している。 ―Jamie Daws:ジェイミー・ドース

 アンジェロ・カルボーンといえば、非常に大胆で巧妙な「仕掛け」を得意としている天才クリエーターで、日本のテンヨーからも「Theイリュージョン」「プリズンボックス」「フローティングカード」などが商品化されていますね。まさに「からくり」職人と呼べる人物です。この作品「The Gift」も、一見何の変哲もない箱のように見えますが、実は想像以上に精密な仕掛けが施されています。手に取ってみても、中を覗き込んでみても、何の怪しいところもありません。でも仕掛けを発動させると、思わずため息がが出てしまうほどの「超カラクリ」が潜んでいるんです。

 マジシャンは1つの箱を取り出して、中からカード・ケースを出して観客に渡します。箱はテーブルに置いておきます。観客にケースからデックを出してもらい、カードを表向きでテーブルに1枚ずつ配っていってもらい、好きなところでストップをかけてもらい配るのをやめてもらいます。テーブル上に最初から置いてあった小箱を振ってみるとカタカタと音がします。「箱の中に予言賀は言っている」と言って、フタを観客に開けてもらうと、中から1枚の折りたたまれた「予言」の紙が出てきます。この紙を観客に取り出してもらいます。フタを開けるのも、紙を取り出すのも観客自身です。それ以外は箱の中は空っぽです。予言の紙を開いて見てもらうと、なんと今選んだカードの名前が書いてあるではありませんか!見事予言が一致しました!精巧にできた小箱の機構により、このあり得ない予言現象が起きます。カードインデックスも秘密のロードも全く不要です。リセットも数秒で完了します。箱の色は、スタンダードの黒色限定版の金色と2種類あります(金色の方はチョットお値段が高いですが)。他にもいろいろと応用手順が考えられそうですね。

 本当に箱の中は空っぽです。マジシャンは手に何かを隠し持ったりはしません。後から箱に何かを入れるような不自然な動作は一切ありません。多くのマジック専門家・研究家、プロマジシャンを驚かせ、彼らを興奮させてきた最強の予言ボックス(道具)です。クロースアップからステージまで幅広い場所で威力を発揮しそうです。なお、私は付属のギミックを、カットバンを使って使い勝手のいいように改変してこれを演じています。このほうが、よりよく正確に反応してくれるためです。と言っても見たことのない人には分からないでしょうね。今、日本でこの箱を持っている人には、何のことか分かっていただけると思います。

 制作者のカルボーンさんによれば、この箱の製作にはずいぶんと時間がかかったそうです。最初はもっと小さな箱を考えていたのですが、いろいろと調査していると、ちょうどデックもすっぽり収納でき、これくらいの大きな箱で演じた方が、観客の反応がよいことが判明したので、この大きさになったんだそうですよ。かなり細かく面倒な作業で出来上がっている箱で、1つ1つ手作業で入念に作られています。この「からくり」はちょっと半端ではありません!♠♣♥♦

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千手院のしだれ桜

DSC01274 松江北高のすぐそばにある「千手院」(せんじゅいん)は、山号を「尊照山千手院」といい、高野山真言宗の寺院です。市の北郊、城下町の面影が色濃く残る城北石橋町。造り酒屋の土蔵の白壁がどっしりと構え、醤油を醸す香りの漂う町角を曲がると、ほどなく「千手院」の参道にかかります。この附近は江戸時代から職人の町と幾人かの家臣、中堅どころの武家の屋敷があり、またその人々が使った井戸は市内では数少ない良水で、「石橋の水」として現在島根名水百選に選定されています。緑深い「千手院」は小高い山の上の寺。松江市緑地保全地区第一号の指定を受け、町中の寺とは思えない静かなたたずまいです。参道の両側は桜とつつじそして紫陽花なとが植えられ、教百年のもみじの巨木と、境内にあるこの地方一番のしだれが枝を広げて迎えてくれます。眼下には松江市街が開け、松江城の天守閣も見えますね。堀尾吉晴公が松江城を建てる時、長海禅師に命じ地鎮の法を修し、鬼門を封じて慶長十三年、一寺を建立した。これが広瀬より移築された「千手院」です。ちょっと歴史を振り返ってみましょう。

 徳川幕府成立のおり、堀尾吉晴が出雲隠岐の大守として入国し、松江に城を築く時、千手院の僧、長海律師に命じて地鎮祭を行いました。この時の様子は「雲陽誌」や藩の右筆、平賀隆顕が元禄の頃に書いた「尊照山記」に詳しく記されています。築城に当り本丸の鬼門(北東方向)に当たるこの地に、広瀬から当山を移して鬼門封じの寺として建立されました。以来堀尾、京極、松平家の治世を通じて国守代々の祈願所、城下七箇寺の一つとして重きをなし、松平家の時代には法橋素運筆の登城本尊が祭られ、新年には三の丸、大般若の間において大般若会が奉納されました。

DSC01261 本堂、護摩堂、鎮守社、経蔵、僧坊、大門、鐘楼が整い、隆盛を見ましたが、延宝6年(1648年)城下の大火で伽藍は悉く焼失し古記録など全てを失ったと、雲陽誌に記されています。唯一残った干手院文書の断片により、古く鎌倉時代に存在したことがわかりました。また平成17年の本尊修理の際、千手観音が平安期の作であることが判明し、平賀隆顕の“尊照山記”の記述が証明され、消失を免れた松平直政令旨などと共に山陰の門首としての寺格と文化8年の類焼後、六ヵ年を経て、文化13年再建され今に至る諸堂には、江戸時代の遺構が見られ、不動堂什器など約300年近くを経て、今も使われています。明治4年には教導所第二区となり、現在の松江市立城北小学校の前身の一つとなりました。DSC01273 明治の名僧で、夏目漱石の『我輩は猫である』に語られる雲照律師が、若い頃に修行に励んだ寺であり、明治34年には小松宮彰親王が来山され、多くの人士の訪れる処となりました。藩政時代植栽されたしだれ桜は、恵まれた環境のもと大きく育ち、松江市指定の天然記念物として毎年美しい花をつけ人々の目を楽しませています。昭和になって松江城の解体修理に際し、DSC01270祈祷札や鎮物などが出土し貴重な資料となり、昭和26年11月29日柱立柱式が古式により登城本尊を城中に奉安しとり行われました。干手院住職導師の下、島根県下全真言宗寺院出仕のもと、地鎮祭が仏式により執り行われました。

 境内は城下町松江を眺望できる最適の地であり、松江城を最も美しく見ることのできる唯一の場所といえます。また松江市緑地保全区域として緑豊かな憩いの場として、出雲観音霊場第26番、島根札1番、出雲十三仏霊第6番として静かな信仰の場でもあります。

DSC01267 小高い丘の上にある「千手院」しだれは、樹齢200年、幹回り2.7m、高さ9mに、長径18mの老巨木で、松江市の天然記念物にも指定されています。広がりのある枝に一斉に開花した姿に魅了され、毎年多くの見物客が訪れています。また夜はライトアップも行われ、幻想的な姿を浮かび上がらせています。今朝学校に行く前に、ちょっと立ち寄ってきました。小雨上がりで、しっとりと満開のしだれ桜を堪能してきました。明日は松江城の桜を見に行ってこようと思っています。♥♥♥

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「四月バカの日」の英語は?

  毎年4月1日になると、いつも思うことがあります。「四月バカの日」に相当する英語表現には「揺れ」が見られるのです。辞典を調べてもらえばわかりますが、圧倒的に多数が、April Fools’ Dayと(複数形)見出し語にたてています。これを[A型]としておきましょう。ところが、英米の新聞や百科事典を見ると、[B型] April Fool’s Dayが(単数形)よく使われているのです。教員になりたての頃に、このことに気づいて、ずいぶん追いかけたことがあります。4月1日付けのアメリカ・イギリスの新聞を取り寄せて、細かく検討した時期がありました。そのことをまとめたのが、八幡成人  「語法ノート April Fool’s Day」  Lexicon, No.17(1988)(岩崎研究会)です。もう今から三十年も前のことでした。しかしそこで指摘した問題点に関しては、今も事情は変わりません。

◎和英大辞典(研究社) ルミナス和英辞典(研究社) ライトハウス和英辞典(研究社) アドバンスドフェイバリット和英辞典(東京書籍) エースクラウン英和辞典(三省堂) April Fools’ Day
◎オーレックス和英辞典(旺文社) 新和英中辞典(研究社)April[All] Fools’ Day
◎グランドセンチュリー和英辞典(三省堂) 英和大辞典(研究社) リーダーズ英和辞典(研究社) April Fools'[Fool’s] Day
◎ジーニアス和英辞典(大修館) フェイバリット英和辞典(東京書籍) スーパーアンカー英和辞典(学研) ウィズダム英和辞典(三省堂) ライトハウス英和辞典(研究社) April Fool’s[Fools’] Day

  当時、私たち『ライトハウス英和辞典』の編集顧問ロバート・イルソン博士に調べてもらったところでも、イギリスでは両型が見られるとのことでした。アメリカ辞典界の老舗メリアム・ウェブスター社ミッシュ編集長(当時)によれば、同社の用例ファイルでは、[A 型][B型]の比率は3:1だということでした(ただし用例が少々古いので現代英語を反映しているかどうかは疑問だと断っていらっしゃいましたが)。1987年に八幡がアメリカの4月1日付けの新聞12紙を調べたところでは、逆に2:3で[B型]の方が多かったんです。私たちの編集顧問・故ボリンジャー博士ご自身の好みも[B型]だということでした。で博士は、地元新聞(Palo Alto)の編集者たちに聞いてくださったんですが、やはり同様の結果が得られました。句読法の研究で知られるCharles F. Meyer教授(マサチューセッツ大学)にご協力をいただいて、先生のクラスの学生の反応を調査してもらいました。[B型]を好む者13名、[A型]を好む者が8名、ということでした。[B型]の方が一般的のようです。少なくとも[B型]が無視できなくなっていることは、次の記述からも分かりますね。

  The occasion celebrated on the first day of April is officially called April Fools’ Day in the United States. Each word of the titled is capitalized and the fool is plural possessive. The singular fool’s is listed as a variant spelling. However, this is not standardized and the main listing seems to vary from dictionary and dictionary (i.e., whether the plural or the singular is listed as the main spelling). Actual usage seeems to support this non-preference, with both sepllings being used about the same frequency.  (Grammaristより)

 この件については、あまり英米の辞書は役に立たないのですが、最新のOxford Advanced Learner’s Dictionary (9th ed. 2015)では、見出しがApril Fool’s Dayとなっていました。グーグルで検索してみても(Google Ngram Viewer)、やはり[B型]の方が[A型]よりも優勢となっています。私はこのような実態を受けて、『ライトハウス英和辞典』(第6版)では、上記のように扱いました。

 現在優勢なはずのApril Fool’s Dayという綴りが、英和・和英辞典からすっぽりと抜け落ちているのは一体どうしたわけなんでしょうか?「孫引き」ではなく、裏付けを取ることの重要性を忘れてはなりません。どうしてこのような異形が生まれてきたかについての歴史的背景や、そして優勢になる訳については、コチラに詳しく出ています。❤❤❤

 

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パティスリー・ガレット

◎週末はグルメ情報です!!

 ケーキ屋さんの「Patisserie Galette (パティスリー ガレット)」が、昨年移転・リニューアルしていますね。うどんの「たまき」を曲がったところにあります。以前は駐車場もなく、狭いお店だったのですが、今回は広々とした店内に大きな駐車場付きで、利用しやすくなっています。外観も素敵なお店に大変身しました。

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 一番有名なのは「学園チーズ」ですが、そのほかにもいろいろなケーキが置いてあります。店内にはその他にも、クッキーやパウンドケーキ、マドレーヌといった焼き菓子、モンブランやフルーツがのったケーキ、ロールケーキなどのクリーム系もあります。種類豊富でボリュームもあるので、ちょっとした手土産や、差し入れなんかには便利かなと思います。お店の隅っこのほうには、カフェも併設されています。

 ただ、残念ながら、店員の教育がイマイチです。私が行った時には、レジの打ち方が分からず、オロオロされて、ようやく先輩らしき店員に操作を教えてもらって、なんとか打ち込んだのはいいものの、差し出されたお釣りが間違っています。「間違っていますよ」と言ってもお詫びの言葉一つない。非常に感じの悪い対応でした。なぜ「すみません」の一言が言えないのか。私はこういうお店には、もう絶対に行きません。やはりお店が「人」で繁盛したり、衰退したりするのは、こういう小さなことがきちんとできるかどうかですね。ホテル業界では「100引く1は、99ではなく、ゼロ」という算式があるということを帝国ホテルの社長さんの本で学びました。ホテルはいろいろなセクションからできていて、お客様に携わるすべてのセクションがしっかりとリンクしていないと、一つのミスでお客様の100の満足がゼロになるという意味です。「1」+「1」というように基本の積み重ねが100点の満足を実現させるのです(犬丸徹郎『帝国ホテルの考え方』(講談社、2017年)。買って帰ったケーキも、取り立てて美味しいわけでもない。私は、博多東京のもっともっと美味しいケーキの味を知っていますから。ハードルはかなり高いほうです。♠♠♠

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